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秋の追加接種準備を了承 高齢者ら対象想定、厚労省 オミクロン対応、5回目も

2022年07月23日 10時19分45秒 | ウイルス

秋の追加接種準備を了承 高齢者ら対象想定、厚労省 オミクロン対応、5回目も

 2022年7月22日 (金)配信共同通信社
 

 厚生労働省のワクチン分科会は22日、今年秋以降に新型コロナウイルスのオミクロン株に対応したワクチンを活用し、5回目などの追加接種の実施に向けて準備を始めることを了承した。現時点では、対象は重症化しやすい高齢者らを想定。その他の対象者については、今後得られる科学的なデータや諸外国の動向を踏まえて検討する。

 オミクロン株対応ワクチンはファイザーやモデルナが開発中。厚労省は、有効性のデータは限られているものの、少なくとも重症化予防効果は期待できると指摘した。接種の間隔や方法については、今後検討する。

 新型コロナワクチンは予防接種法上の「臨時接種」に位置付けられ、費用は公費負担で無料となっている。臨時接種は今年9月末が期限だが延長され、オミクロン株対応ワクチンも無料で打てるようになる見通し。

 英国やカナダ、フランスでは、感染が広がりやすいとされる秋冬の追加接種として、重症化リスクの高い人を中心に進めることが検討されている。

 分科会では4回目接種の対象を全ての医療従事者や高齢者施設、障害者施設などの職員に広げることも了承した。流行「第7波」の急拡大を受けた対応で、厚労省は速やかに接種を進める。一方、出席した専門家からは対象をさらに拡大すべきだとの意見が相次いだ。

 岸田文雄首相が14日の記者会見で明らかにしていた。4回目接種の拡大は、高齢者など重症化リスクの高い人たちを守り、医療提供体制の人員を確保するのが狙い。これまでは重症化予防を目的に、60歳以上と18~59歳で持病がある人などが対象となっている。

 また、新型コロナワクチンと他の感染症の予防接種までは13日以上の間隔を空ける必要があったが、インフルエンザワクチンについてはこのルールをなくし、希望すれば同時に接種することも可能とした。他のワクチンは従来通り13日以上空ける。

 ※新型コロナウイルスワクチンの4回目接種

 新型コロナウイルスに感染した際の重症化を予防する目的で、60歳以上と、18~59歳で持病があるか、重症化リスクが高いと医師が認める人に限定し、5月下旬から始まった。3回目からの間隔は5カ月。持病は慢性の呼吸器の病気や心臓病、腎臓病、治療中か他の病気を併発した糖尿病、がんの治療中で免疫の機能が低下している人、重い精神疾患、肥満など。

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