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【奈良】感染者入院に新基準

2022年04月27日 00時09分13秒 | 地域

【奈良】感染者入院に新基準

 2022年4月21日 (木)配信読売新聞
 
県コロナ対策 肺炎症状など10項目

 県は20日、新型コロナウイルス対策本部会議を開き、感染者の療養先を決める基準を新たに設けることを決定した。第6波の入院患者の症例で必ずしも入院が必要でないケースがあったことが判明。今後は病床の逼迫を防ぐため、10項目の新基準で柔軟に対応する。

 県は昨年12月下旬~3月末に入院した2213人の症例を検証。1855人(84%)はコロナや基礎疾患の治療で入院が必要だった一方、無症状で即時の治療を必要としない感染者が169人(8%)いたことがわかった。

 県はこれまで、重症化リスクの高い基礎疾患を持つ感染者を入院対象としてきたが、今回、基準を見直し、肺炎の症状がある▽血中の酸素飽和度の低下▽妊婦▽透析患者▽強い倦怠感などがある――など10項目を明示。基準に該当しない場合は基礎疾患があっても、原則、自宅や高齢者施設で療養してもらうことを決めた。

 会議後の定例記者会見で、荒井知事は新たな入院の基準について、「今までは重症化予防が入院の目的だったが、第6波は重症化が少なく、基礎疾患を理由として入院するケースが多かった。入院の意味が変わってきた」と説明した。

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