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83歳殺害「湯につけ5分見ていた」 容疑の元施設職員

2017年11月17日 16時15分49秒 | 介護福祉高齢者

83歳殺害「湯につけ5分見ていた」 容疑の元施設職員

 2017年11月16日 (木)配信朝日新聞
 
 東京都中野区の介護付き有料老人ホーム「ニチイホーム鷺ノ宮」で入所者の男性(当時83)を殺害したとして元職員の皆川久容疑者(25)が殺人容疑で逮捕された事件で、皆川容疑者が男性について「お湯につけて5分間くらい見ていた」と供述していることが、警視庁への取材でわかった。

 捜査1課によると、死亡したのは藤沢皖(かん)さん。皆川容疑者は8月22日早朝、ホーム内の1階浴室で藤沢さんを空の浴槽に投げ入れてお湯を張り、溺死(できし)させた疑いがある。

 皆川容疑者は「布団を何度も汚され、かっとなった」と動機を述べ「まゆ毛くらいまでお湯をはり、そのまま5分くらい見ていた」と供述しているという。藤沢さんは難病があり、日常的に介助が必要だった。同課は、皆川容疑者が衝動的に藤沢さんを殺害したとみている。

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眼述記:脳出血と介護の日々/2 タイミング悪い善意 /福岡

2017年11月17日 16時10分22秒 | 

眼述記:脳出血と介護の日々/2 タイミング悪い善意 /福岡

 2017年11月16日 (木)配信毎日新聞社
 
 「さ・わ・る・な」

 脳出血で意識不明になった同居人(夫)と初めて意思疎通ができたのは、発症から実に126日後のことだった。自分がそんなに献身的だったとは思わない。でも毎日病院へ通い、音楽や落語を聞かせ、手や足をマッサージして刺激を入れていたら、この記念すべき第一声。意思のある言葉を聞けたうれしさをここでうまく文章にできないが、中身の間抜けさに笑えた。

 あまりにうれしくて来られる看護師さんやリハビリスタッフに、私は大騒ぎして伝えた。「初めて言葉を伝えてくれたんですよ! でも『さわるな』って、ひどくないですか!?」

   ◇   ◇

 皆さんは一様に喜んでくださった。「毎日お世話してくれてる奥さんに何ちゅーこと言うんですか」と、冗談交じりに同居人をしかってくれた。それを不本意に思っていたのか、少しずつ長い文を視線で伝えられるようになったその10日後、彼は「タイミングが悪い」と言ってきた。食後すぐのマッサージはやめてほしい、ということらしかった。

 その頃、彼は鼻から胃までチューブを通して栄養剤を注入していた。彼は栄養剤が逆流して嘔吐し、誤嚥(ごえん)するのを恐れていたのだ。吐いたものが肺などに入れば肺炎などのきっかけになるし、最悪窒息してしまうかもしれない。

 でもそんな彼の思いは私には伝わらない。もちろんマッサージはよかれと思ってするのだが、そんな私の姿を見て長男も手伝ってくれた。「二人掛かりで殺される」。同居人はそう思い「さわるな」になったのだった。

   ◇   ◇

 同居人は入院中、4人部屋に入っていた。隣のベッドの人も栄養注入をされていて、そのたびに「逆流して誤嚥したら肺炎が怖いのでベッドを起こしますね」などと声をかけられていた。必要以上に誤嚥と肺炎を恐れていたようだ。脳血管障害の患者が入る病室は、何かしら麻痺がある人ばかり。頻繁にいろんな処置をされる様子が彼にはまる聞こえだった。(文、イラスト=タカクラミエ)

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県立大:認知症看護充実へ 来年度、新教育課程 /島根

2017年11月17日 16時07分28秒 | 教育

県立大:認知症看護充実へ 来年度、新教育課程 /島根

地域 2017年11月16日 (木)配信毎日新聞社
 
 県立大は来年6月、認知症患者と家族の支援に関する最新の知識や技術を持つ「認定看護師」を養成する新たな教育課程を開講する。

 認定看護師は、緩和ケアや認知症など、特定の看護分野で熟練した技術と知識を持つ看護師を認定する資格制度で、公益社団法人・日本看護協会の審査に合格する必要がある。病院や訪問看護ステーションなどで、他の看護師の指導もしながら活動する。

 県立大によると、認知症の認定看護師は全国に約1000人(今年7月現在)いるが、県内は6人にとどまっている。県立大出雲キャンパスの山下一也副学長は「県内は高齢者が多く、最も求められている資格。県西部や離島、中山間地域にも認知症の認定看護師を広げたい。認知症患者が在宅に移行するのに、中心的な役割を果たすことを期待している」と言う。

 開講期間は7カ月。チーム医療論、認知症看護原論、認知症看護倫理などの授業がある。出願には看護師免許の取得後、5年以上の実務経験などが必要。出願期間は来年1月4~11日。入試は1月27日。定員10人。

 今月15日午後1時半から、出雲キャンパス(出雲市西林木町)で、「認知症ケアの最前線」と題した講演会と、入試ガイダンスがある。参加無料。申し込みが必要(当日参加も可能)。

 問い合わせは、県立大認定看護師養成部(0853・20・0537)へ。【山田英之】

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内視鏡操作や縫合挑戦 邑智病院で矢上高生が体験学習

2017年11月17日 16時05分13秒 | 教育

内視鏡操作や縫合挑戦 邑智病院で矢上高生が体験学習

 2017年11月16日 (木)配信山陰中央新報
 
 医療の仕事への理解促進を目的とした体験学習がこのほど、邑南町中野の公立邑智病院であり、矢上高校(邑南町矢上)普通科1年の20人が、チームで治療とケアに当たる医療現場の業務を学んだ。

 同校が町内の製造業や小学校など5カ所で行うインターンシップ(就業体験)の一環。生徒は看護師、薬剤師、診療放射線技師など多くの職種から、興味がある仕事を選んだ。

 救急外来では、手術着姿の生徒3人が交通事故の発生を想定し、けが人役を救急室へ搬送して治療する業務を体験。矢上高出身の研修医から縫合の仕方を教わり、練習用キットで実践した。けが人役を敷地内のヘリポートに運び、ドクターヘリで移送する手順も学んだ。

 また、大腸内視鏡の検査体験では、医師が「ポリープができてから大腸がんになる」と検診で事前発見する重要性を指摘。生徒たちは練習キットを使い、モニターを見ながらカメラを操作した。三沢丹悟さん(15)は「曲がっているところでカメラを通すのが難しかった。病院に興味があり、いろんな仕事を見てみたいと思い参加した」と真剣な表情で取り組んでいた。

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