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禁煙治療、若い人にも 厚労省、保険適用拡大検討

2015年10月22日 22時48分47秒 | タバコ
禁煙治療、若い人にも 厚労省、保険適用拡大検討

行政・政治 2015年10月22日 (木)配信共同通信社

 厚生労働省は21日、2016年度の診療報酬改定で、禁煙治療の保険適用を拡大する検討に入った。若い人でもニコチン依存症の治療を受けやすくなるようにし、がんや循環器疾患のリスクを減らして将来の医療費を抑える狙いがある。しかし、治療の効果を疑問視する意見もあり、実現には曲折がありそうだ。

 同日の中央社会保険医療協議会(中医協)で案を示した。現在、ニコチン依存症の治療に保険適用される患者の条件は、1日の喫煙本数と喫煙年数を掛け合わせた指数が200以上などと決まっている。1日1箱(20本)を吸う人だと10年以上かかる計算だ。

 厚労省の調査では、20代の喫煙率は男性36・3%、女性12・7%。喫煙年数が短く、20代のニコチン依存症患者の82%が指数に達していない。この指数を引き下げて、喫煙年数が短くても保険で治療できるようにする考えだ。

 厚労省は、指数の基準を撤廃して20代のニコチン依存症患者を治療すれば、喫煙が原因とみられる生活習慣病を防ぎ、将来の医療費を約133億円減らせると推計している。

 中医協では賛成意見が出る一方、「禁煙治療は5割程度しか成功していない」「医療保険は病気に適用するもの。予防に使わないのが原則だ」として反対も根強かった。同様の案は2年前にも検討したが、反対が多く見送られた経緯がある。
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便秘薬「酸化マグネシウム」服用で副作用、1人死亡

2015年10月22日 22時45分08秒 | 医療情報
便秘薬「酸化マグネシウム」服用で副作用、1人死亡

臨床 2015年10月22日 (木)配信読売新聞

 厚生労働省は20日、便秘薬として広く使われている「酸化マグネシウム」製剤で、最近3年間に薬との因果関係が否定できない高マグネシウム血症を19人が発症、うち1人が死亡したと発表した。

 報告の大半は高齢者のため、同省は製造販売元の17社に対し、薬の添付文書の「慎重投与」の項目に高齢者を追記するよう求めた。

 高マグネシウム血症は、意識障害や心停止などの重篤な症状を引き起こすことがある。同省は、同製剤の使用は必要最小限にとどめ、嘔吐おうとや不整脈などの症状が出たら、受診を指導することなども指示した。
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鳥大医の移転「ない」 大学側が会見、陳謝 ・・・・・・・・よかった~^^~

2015年10月22日 22時18分22秒 | 医療情報
鳥大医の移転「ない」 大学側が会見、陳謝

地域 2015年10月22日 (木)配信日本海新聞

鳥取大と医学部付属病院は21日、米子市で記者会見を開き、医学部などに近接する湊山球場(同市久米町)の敷地が大学の用地として使えない場合に移転する可能性を示唆した問題について、一転して「現実的に移転は不可能」との見解を示した。

 北野博也副学長は「市民や患者と家族の皆さまにご心配を掛け、おわびします」と陳謝した。
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ドラマ化感激、サクセス! 「コウノドリ」鈴ノ木さん

2015年10月22日 13時25分18秒 | 
ドラマ化感激、サクセス! 「コウノドリ」鈴ノ木さん

その他 2015年10月21日 (水)配信共同通信社

 産科を舞台に、妊娠・出産をリアルに描く漫画「コウノドリ」がドラマ化され、放送中だ。作者の鈴ノ木(すずのき)ユウさんは「自分が描いたキャラクターが動くのを見て、雑誌掲載を目指して、真っ白な紙に青写真を描いていたころを思い出した。これが"サクセス"かと、感激しましたね」と話す。

 ピアニストの顔を持つ主人公の産科医鴻鳥(こうのとり)は、実在の医師がモデル。「妻からピアニストもしているお医者さんがいると聞き、面白そうだと軽い気持ちで会いに行ったんです」

 産科医療を取り巻く厳しい現状や、命懸けのハイリスクな出産について知り、「赤ちゃんが元気に産声を上げることってありがたいことなんだ。最前線で奮闘する産科医の姿も伝えたい」との使命感から「コウノドリ」が生まれた。

 週刊連載の合間を縫って、病院や医師に取材する。「『こんなこともあるんだよ』『これも描いてくれ』などと、熱心に話しかけてくれる」といい、現場の熱をそのままに、分かりやすく表現することを心がけている。

 「世の中に産科医を増やしたい」というのが、連載開始時からのテーマ。「かっこいいなと産科医に憧れてほしい。ある医学生から『コウノドリを読んで産科医に決めました』と言われたときは、本当にうれしかった」と目を細める。

 ドラマでは主人公を綾野剛(あやの・ごう)さんが演じる。「撮影現場で会った綾野さんは『僕ら産科医は...』って話すくらい役に入り込んでいた。この人に演じてもらってうれしいと思ったし、ビジュアルもそっくりで、びっくりしましたね」

 漫画「コウノドリ」は週刊「モーニング」で連載中。ドラマはTBS系で金曜午後10時から放送。
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医学部定員、2016年度は9262人に、128人増

2015年10月22日 13時23分02秒 | 医療情報
医学部定員、2016年度は9262人に、128人増

過去最高、新設1大学、国立2大学、私立7大学で増員

 文部科学相は10月19日、大学設置・学校法人審議会に対し、2016年度の医学部入学定員を、2015年度の9134人よりも128人多い9262人とすることを諮問した。同審議会は今月下旬に答申、決定する見通し。

 内訳は、増員が計28人で、国立大学2大学(10人)、私立大学7大学(18人)。そのほか、2016年4月には東北薬科大学(4月から東北医科薬科大学)が定員100人の医学部を新設する(『「東北医科薬科大学」、来春誕生』を参照)。

 国立大学の2校は、筑波大学(2015年度132人→2016年度140人)、長崎大学(同121人→123人)。私立大学の7校は、埼玉医科大学(同126人→127人)、順天堂大学(同127人→130人)、帝京大学(同118人→120人)、日本医科大学(同114人→116人)、東海大学(同115人→118人)、愛知医科大学(同113人→115人)、藤田保健衛生大学(同115人→120人)。今回の定員増はいずれも2024年度まで。

 既存医学部の定員増は、(1)地域の医師確保のための入学定員増、(2)研究医養成のための入学定員増、(3)歯学部入学定員の削減を行う大学の特例――の場合に認められる。

 医学部定員は、2007年度は7625人だったが、2008年度から増加に転じた。今回の諮問通りに答申されれば、2007年度から2016年度までの間で、1637人増加することになる。
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