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家族と趣味の記録

ゆるーいオオクワ飼育【成虫】

2012-09-03 21:37:36 | 飼育記

今年から飼育を始める人達に~うちのゆるーい飼育方法をご紹介します

 

飼育ケース

・クリーンケースSとコンテナ改を使用

・よくある昆虫飼育用のケースでは、マットが乾燥しちゃうのとコバエが発生が発生するため、現在我が家では使用していません。

空気穴の小さいケースを選んで使用しています。クリーンケース

工作が面倒でなければコンテナも便利です。空気口は上面だけでなくスタックした時のことを考えて側面にも空けた方が蒸れ防止になります。

  

飼育マット

針葉樹マットを使用

・成虫飼育には針葉樹マットをオススメします!以前は幼虫飼育後の発酵マットをそのまま再利用していたのですが、コバエの発生が酷くて・・・その点ヒノキマットを使用すれば、部屋の中もヒノキの香りで~虫嫌いな奥様にも好評です♪針葉樹と書かれていなくても、ホームセンターなどにあるダニが付かないマットなどでも大丈夫です。

 

転倒防止

・針葉樹のもの エサ置きなどがあると便利です。

・これも針葉樹のものを選んで下さい。特にメスの飼育に広葉樹のものを使用すると1ヶ月くらいでばらばらにされてしまいます!オオクワガタは非常にデリケートなクワガタなので、物音や光が当たるとすぐに隠れてしまいます。この隠れる場所を作ってあげることが長寿の秘訣ですので、お気に入りの材を探してあげてください。公園などで拾って来た時は、害虫などがいないか確認してから利用しましょう。

 

昆虫ゼリー

高タンパクゼリーを与えています。

 

・何でも大丈夫だと思いますが、産卵前などは特に高タンパクゼリーを与えるようにしています。始めはホームセンターで買った、赤とか緑のゼリーを与えていましたが、メスがオスを食べる事があるようなので、動物性たんぱく質を与えるようにしています。最近はホームセンターでも容易に手に入りますしね。オオクワガタには底が浅くて口が広いものがオススメです。

・こないだあげたオオクワは、今年生まれたやつなのでまだ餌は食べないかもしれません。いや、メスは食べるかも!できれば別々のケースで飼育して、食べている方は頻繁に交換してください。もっぱら2日に1回の交換かな。

 

通常飼育

・上記をセットしてオオクワガタを入れたら、置く場所を探して下さい。重要なのは直射日光が当たらない涼しい場所です!クワガタは餌が無くても乾燥しても1週間くらいは大丈夫ですが、温度が35度以上だと数時間で死んでしまいます!外傷がないのに突然ころっと逝ってしまったら気温を疑ってください。気温の変化にはミヤマクワガタが一番厳しいですね。ちなみに我が家では息子の勉強机の下に置いています。理由はこの部屋が一番エアコンが効いているから(笑)オスとメスは別々に飼育すると長生きします!

 

越冬飼育

・11月頃になるとまったく餌を食べなくなりますので、越冬の準備をしましょう。使用するものは上述と同じものですが、マットは多めに入れてください。自力で潜っていくものですが、時々暴れるのがいますので埋めてあげるとよいでしょう。重要なのは置く場所なのは、通常飼育と同じです。越冬からは毎年同じころに目覚めます。我が家の種親は毎年4月上旬に活動を始めていました。忘れていたころに活動を始めていて、気付いた時には何週間もたった後という事もありますので、3月下旬くらいには餌を与えておく事をオススメします。

 

ペアリング

・越冬から目覚めたらペアリングしてみましょう。上手くいけば産卵します。ただし成虫飼育だけが目的だったら、ペアリングはしない方がよいです。寿命が縮むから・・・そしてペアリングは2週間ほど同じケースで飼育するだけ。よっぽどでなければやってます!まれに殺しあっちゃうこともあるようですので、よーく観察してください。この時は高タンパクゼリーを与えるのが重要です。 

 

産卵

 ・産卵セットを準備して、ペアリング後のメスだけ投入します。使用する産卵木、菌糸はお好みのものを探してみてください。オオクワ飼育の醍醐味はここに集約されてますので、思う存分いろいろ試しましょう!詳しくは幼虫飼育編でご紹介するつもりですが、80ミリアップを目指したいですね!ブリードのスタートはここからです!