みどりのスケッチブック

いなかのくらしと身近な自然のスケッチブック。

ナイフ作りました

2005年10月25日 | 修行
先日、WILD AND NATIVE というアウトドアスクール主催の
鋳造ナイフメイキングという講座に参加してきました。

この講座では、100円均一で売っている、
何の変哲も無いヤスリからナイフを作ります。
(ちなみにトップの写真は先生の参考作品です。)

参加者は12名。
そのうち5名は女性でした。



まずはかまど作りから。
この小さな石のかまどで木炭を燃やし、その熱で鉄を真っ赤に熱します。



こんな小さなかまどでも、威力は十分。
うまくすればすぐに鉄は真っ赤になります。



真っ赤になった鉄をトンテンカンと打ち
まずは柄の部分から形を作っていきます。
熱された鉄は金槌の打撃により徐々に形を変えていきます。



いつの間にか辺りは暗闇に・・・。
しかし、美しいかまどの火と真っ赤に焼けた鉄が暗闇に映えて感動的でした。
トンテンカン作業は刃のほうの整形に移り、まだまだ続きます。

刃の整形がおわると、焼きなましといって灰に12時間以上入れて
ゆっくりと時間をかけて冷ます作業が有ります。
灰に入れる前に、鉄を充分に熱し変態点という温度まで上げさせないといけません。
変態点に達すると、鉄はその性質を変え磁石にくっつかなくなります。
この作業をすることにより、鉄のコリが取れ柔らかくて加工しやすくなるそうです。



翌日、灰から出したナイフです。
上にあるのは先生の参考作品。



焼きなましの終わったものは、荒削りという作業に入ります。
今回は電動やすりを使って、ナイフの形とナイフの刃の傾斜を削りだしました。
電動やすりを使ったのは初めてで、最初はちょっとビビリましたが
使い始めると夢中になってしまいました。



この作業でほぼナイフの完成形を作ります。
刃のついてないナイフという感じです。






次に焼きいれという作業になります。
なんと、サラダ油で揚げるのです。



揚がったナイフたち。
作者によって大きさもデザインも様々です。



2度目のナイフの素揚げ。
今度は焼き戻しという作業。
この作業で鉄は堅く粘りを持つようになります。
結構おいしそうな匂いがしてたりして・・・。



焼き戻しを終えたばかりのナイフは、全く質感が違って見えます。



これをさらに仕上げ削りといって、刃をつける作業をし
その刃を研ぎ上げるとナイフが出来上がります。

写真の上のヤスリと同じものから、下のナイフが出来上がりました!
あとはグリップに皮を巻き、おしゃれを施して皮のシースを作れば完璧です。

ナイフ作り、想像していたよりもはるかに簡単で楽しい作業でした。
これはハマりますよ!(笑)
私は電動やすりを購入してまた作ろうと、密かに心に誓いました。
次回作はもっと綺麗で良く切れるナイフを作りたいと思いまーす。
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38 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
すばらしい!!! (からす)
2005-10-26 06:36:39
すばらしいレポートですね。シェアしてくださって、ありがとうございます。
おぉー! (やぶちん)
2005-10-26 10:47:16
プチフイゴを作るんですね!楽しそう!ちょっと自信ありよ!機会があったらやらせてー!
おもしろそう (ha-chansan)
2005-10-26 16:03:49
ホントに一からナイフを作るんですね。

すごいなー。

でも、面白そうだ!

力が要りそうですけど、そうでもないのかな?

自分だけの世界で一つしかないナイフですから、貴重品ですよね。

切れ味がよければ、お金に代えられない。

すごいなー。
切れる ()
2005-10-26 18:41:24
これはよく切れそうですね。

後は猪だな。

100均のヤスリがナイフに変身するとは驚きですね。

オイノコ村の鍛冶屋燦も開業できますね。

釜もあるし、グラインダーもあるし、

オイラも作るかな。



電話、行き違いになったみたいでスンマソン。

またTELL下さい。

メールでもOKですよ。
か、かちょいい~ (すーさん)
2005-10-26 21:11:34
う~ん、行きたかったぁ・・・

いや、しかし凄いですね。



マイ・ナイフ。

いいな、いいなぁ・・・



次回は必ず参加しようっと。
からすさんへ (オイノコ)
2005-10-26 23:26:48
そんなに素晴らしいですか?

かなりおおざっぱーに書いてますよー。

やぶちんさんへ (オイノコ)
2005-10-26 23:28:02
おしい!

プチふいごではなくて、プチかまどです!

残念!!
はーちゃんさんへ (オイノコ)
2005-10-26 23:30:43
鉄を打っては、また熱するのですが

鉄が赤くなるまで待つ間に休憩も出来るし

ハンマーが重いので力もそれほど必要有りません。

女性にも簡単に作れますよ。

切れ味良く上手に研ぐのがなかなか大変そうですけどね。

燦さんへ (オイノコ)
2005-10-26 23:33:33
里山の鍛冶屋燦てもの渋いですね。

ぜひ作ってみてください。

こんどは鍛冶屋修行ですね。(笑)



お電話失礼しました。

突然ですがどうぞよろしくお願いします。
すーさんへ (オイノコ)
2005-10-26 23:35:03
次回は3月らしいですね。

ぜひ参加してみてください。

ナイフ中毒になっても責任持ちませんが。

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