時計を見ると、すでに午後3時が近づいていた。
日は長くなったがここから家に帰るまで1時間半はかかる。
明るいうちに帰りたいので5時か6時には出発したい。
焼き枯らしを作るのに2時間、なんとか間に合う時間か。
本流に移動し、目的地の河原に降りると急いで焚火の準備を始める。
あたりは誰もいないが、釣り人の車があった。
本流を釣り上がっているのだろう。
火をおこすと、焼き枯らしの準備に取り掛かる。
記念すべき大物は残して、あとはみな焼き枯らしだ。
きれいに洗って串にさし、塩をまぶす。
ひと段落つくと空腹を感じたので、飯盒で米を炊く準備もして火に掛けておいた。
たくさんの焼き枯らしは並べただけで圧巻だ。
焚火の煙にいぶされ、燻製のような香りが食欲をそそる。
水分の抜けた身はうまみが凝縮され、保存も利くようになる。
出来上がったものは頭の先から尻尾の先まで丸ごと食べられる。
水分が抜け、身にしわがより、いぶされて黄色く色づけば完成だ。
うまい具合になるまで、おき火で約2時間かけて焼き上げる。
もちろんその間ひっくり返したり、火からの距離を調節したり、たくさんの世話をやかねばならない。
そんなこんなで飯盒のご飯はうっかりこがしてしまった。
しかたなく、焦げていないところにじっくり焼いたシシ肉ソーセージをぶちこんでワイルドな昼食をとった。
カレーを温めるような余裕はまったくなかった。
もっと段取り良く快適な焚火タイムを過ごすにはもう少し訓練が必要だ。
って、嫁にも行かず一人でこんなことばっかりやっているなんて、なんてぇ女だと自分でも思う。
途中、釣り人が二人通りかかったが見て見ぬふりをされた。
きっと魚のくしざしをあぶりながら焚火をしていた人間が、男か女かさえ分からなかっただろう。
怪しさのあまり通報されなくてよかった。
なんとか焼き枯らしを仕上げ、帰路についたのは5時すぎ。
予定通りの時間だ。
山間部を抜けて瀬戸内側に出ると、先ほどまでの夕暮れの感じとは打って変わってまだまだ明るい日差しが平地をてらしていた。
心地よい疲れを感じながら、高速道路を飛ばして家に帰った。
記録更新のツインズはどうなったのか?
もちろんおいしくいただきました。
きゃぁぁ~!カワイイ!!アメゴLOVE!!と叫びたくなる・・・。
自分で釣ったというのもあるだろうが、アメゴは本当にカワイイ!
食べてしまうのだけれど、そこには手塩に掛けた愛情が生まれるのである。
畜産農家の家畜への愛情と似たそれは、人間の複雑な感情の代表かもしれない。
殺す→食べるの間には、説明のできない愛に似た感情があるのは、釣りでも狩猟でも、畜産でも家庭菜園でも共通することがらだろう。
せっかくの大物なので、今回は家族みんなで分けて食べられるよう
一品はから揚げにしました。
ちょっと並べてみた
無駄にしたくないので、骨も頭も全部頂きます!
もう一匹は
アメゴ寿司!
ご飯粒とかはみ出していて見た目あんまりきれいじゃないけど、味はウマし!
心をこめて、ごちそうさまでした!!
美しく、おいしい渓魚たちに改めて感謝。
日は長くなったがここから家に帰るまで1時間半はかかる。
明るいうちに帰りたいので5時か6時には出発したい。
焼き枯らしを作るのに2時間、なんとか間に合う時間か。
本流に移動し、目的地の河原に降りると急いで焚火の準備を始める。
あたりは誰もいないが、釣り人の車があった。
本流を釣り上がっているのだろう。
火をおこすと、焼き枯らしの準備に取り掛かる。
記念すべき大物は残して、あとはみな焼き枯らしだ。
きれいに洗って串にさし、塩をまぶす。
ひと段落つくと空腹を感じたので、飯盒で米を炊く準備もして火に掛けておいた。
たくさんの焼き枯らしは並べただけで圧巻だ。
焚火の煙にいぶされ、燻製のような香りが食欲をそそる。
水分の抜けた身はうまみが凝縮され、保存も利くようになる。
出来上がったものは頭の先から尻尾の先まで丸ごと食べられる。
水分が抜け、身にしわがより、いぶされて黄色く色づけば完成だ。
うまい具合になるまで、おき火で約2時間かけて焼き上げる。
もちろんその間ひっくり返したり、火からの距離を調節したり、たくさんの世話をやかねばならない。
そんなこんなで飯盒のご飯はうっかりこがしてしまった。
しかたなく、焦げていないところにじっくり焼いたシシ肉ソーセージをぶちこんでワイルドな昼食をとった。
カレーを温めるような余裕はまったくなかった。
もっと段取り良く快適な焚火タイムを過ごすにはもう少し訓練が必要だ。
って、嫁にも行かず一人でこんなことばっかりやっているなんて、なんてぇ女だと自分でも思う。
途中、釣り人が二人通りかかったが見て見ぬふりをされた。
きっと魚のくしざしをあぶりながら焚火をしていた人間が、男か女かさえ分からなかっただろう。
怪しさのあまり通報されなくてよかった。
なんとか焼き枯らしを仕上げ、帰路についたのは5時すぎ。
予定通りの時間だ。
山間部を抜けて瀬戸内側に出ると、先ほどまでの夕暮れの感じとは打って変わってまだまだ明るい日差しが平地をてらしていた。
心地よい疲れを感じながら、高速道路を飛ばして家に帰った。
記録更新のツインズはどうなったのか?
もちろんおいしくいただきました。
きゃぁぁ~!カワイイ!!アメゴLOVE!!と叫びたくなる・・・。
自分で釣ったというのもあるだろうが、アメゴは本当にカワイイ!
食べてしまうのだけれど、そこには手塩に掛けた愛情が生まれるのである。
畜産農家の家畜への愛情と似たそれは、人間の複雑な感情の代表かもしれない。
殺す→食べるの間には、説明のできない愛に似た感情があるのは、釣りでも狩猟でも、畜産でも家庭菜園でも共通することがらだろう。
せっかくの大物なので、今回は家族みんなで分けて食べられるよう
一品はから揚げにしました。
ちょっと並べてみた
無駄にしたくないので、骨も頭も全部頂きます!
もう一匹は
アメゴ寿司!
ご飯粒とかはみ出していて見た目あんまりきれいじゃないけど、味はウマし!
心をこめて、ごちそうさまでした!!
美しく、おいしい渓魚たちに改めて感謝。
U+2022U+2022U+2022・・・・
きっと無意識の自動書記。
背後に何かいますな。
ipod からコメントしたら
でるのかしら?
てか、U+2022U+2022U+2022 ってどういう意味かな?
気が向いたらまたおこしください。
5人は居るのにね~
http://datsun510sss.cocolog-nifty.com/blog/
この二つにいます宜しくです
またお誘いくださいませ
ただ、作るのにとってくるところから始めて1日またないといけません。
すぐに食べるのもおいしいですが、時間がたったのもおいしいです。
そのまま食べて良し、骨酒にしてもよし、お茶漬けなんかもいいかもね。もちろんあぶりなおしてもよし(でもあぶりなおして食べたことないな)・・・お気に召すまま
料理の腕はともかく、アメゴには私も敬服いたす。(笑)
美味しそう・・(魚の方な!)
カードはゴメンです。
道理で美味しいはずだ。
渓流の自然の味が凝縮された感じかな。
これだけサバイバルで料理が出来れば何処へでもお嫁にいけるね。
から揚げなどビールが弾みますよね
焼き枯らしって、燻製的なことだったんですね。
そのまま食するのですか?
食べるときに、さらに焼く?
めでたしめでたし(パチパチ)
アメゴを寿司にできるなんてすごいねぇ
アメゴの大きさとナベットさんの料理の腕に敬服いたす