いまどきの主婦の目

秋の壁紙にかえました。(2020.9)

冬支度

2008-11-30 21:37:16 | 季節の出来事
うっかりしてたら12月になってしまいました。

ここのところ、受験生生活のため、家のことは必要最低限。
急に寒くなったのに気づかずに先週は風邪まで引いて寝込んでしまいました。

これではいかん、ということで、この週末は冬支度をいろいろしました。
寒さ対策については、また別の機会に書くことにして、雰囲気だけでもということで今日なんとかクリスマスツリーを出しました。
(って全部ダンナがやったんだけど)


昼には義父母から宅急便が届く。
なぜかメロン。「メロンって今がシーズンだっけ?」というダンナに、私はあっとひとつの画像を思い出しました。
そう、クリスマスツリーにメロンのお供えものをした写真を。やっぱ写真に残しておくべきですね。(ブログに綴っておくべきというべきか)


さて、今回は変なアングルのツリーだと仰るなかれ。
ほんの2週間ほどまえに、ダンナが「柊」と「ゴールドクレスト」の苗木(っていうのか?)を買ってきたんが今年のポイント。うまく育てれば2mくらいになるんだそうですが・・・。
ビーニーベイビーズとサンタの置物と一緒に記念撮影♪
さて・・・ちゃんと成長するかな?

途中下車も悪くないね

2008-11-22 00:55:00 | Weblog
今日は残業。
そろそろ会社をでないと終電がと思いなかまらエレベータに乗り込んだ。25Fで止まってドアが開くと入社当初同じ部署だった先輩が立ちすくんでいた。聞けばビルの最終退出なのだがどうしてもとある電気のスイッチが見つからないとのこと。

そんなのは朝飯前で片付けて、終電はあきらめて彼女と世間話に花を咲かせた。(途中で乗換えれば最寄りまで行くしね)

話題はこの週末の予定から年賀状談義に。彼女のとこは毎年家族写真の年賀状なので
「毎年大変ですねぇ」と聞いてみたところ「今年はお受験用に家族写真を撮ったから写真はもうある」とのこと。

最近は両親揃って面接に来いという学校があることは知ってたけど、家族写真まで必要なのかぁ。しかもふつうの証明写真は4000円なのに受験用家族写真は1万2千もするそうな。あきれた。


さてお嬢ちゃんが学校にあがったら一人でおじいちゃんの家に行かせるためにこの年末年始はその予行練習だと言う。田舎育ちで幼い頃東京は電車が着いたとたんに発車ベルがなるのが怖くて仕方なかった私などではとても考えられない話だが、正気を取り戻して
「確かに飛行機の方が一度乗ってしまえば、あとから変な人に遭遇する危険も少ないから新幹線なんかよりは安全かもしれませんねぇ」と辛うじて言ってみると「そうそう飛行機の中には添乗員さんもいてくれるし」

へ?客室常務員のことかと思ったらなんと「お子様の一人で帰省」をサポートするようなサービスを航空会社がやってるらしい。内心あんぐり。


おそるべし、チャイルド市場。


ほんの15分程の会話ですが、かなり刺激を受けた一時でした。

しかし、わからん!

やっぱりプロはスゴイ

2008-11-19 23:16:34 | Music
昨晩とどいたCDをようやく聴きました。

8月にやった室内管のCDが届いたのです。
この演奏会は私としては、個人的には近年稀に見る充実した演奏会だったのですが、CDを聴いてそれを再認識しました。

クープランの墓は、その昔19cオケでやったときの演奏とも聞き比べてみたのですが、いかに室内管が“きっちり音楽を作ってきたか”ということがCDからよくわかりました。練習中には正直「もう少し自由に弾きたい」と感じたこともないではなかったのですが、客観的に聴いてみて、きっちり音楽を作ると、こんなに素晴らしい音楽になるのかーと驚きました。

最近感動の触れ幅が小さくなっていた私ですが、この演奏会に参加できたことがとっても嬉しく思えました。

なお、
去年のCD評で「高弦が弱い」というようなことを書きましたがその理由が分かりました。そう、我が家ではCDをDVDレコーダー経由で聴いているのですが、その音はダンナ仕様(!?)で5.1chとやらいうもので聴いているせいで、ものすごーく重低音が効いているんです。

そんなパワフルな低減の上に乗っかっている高弦の音ですが、この小さな編成なのに非常によく音が集まっていることに感動しました。
#たまに音程が乱れると自分ではないか…と冷や汗が出ましたが。。。
こういうことは、中で弾いているとよくわからなかっただけに、新鮮な驚き。それにしてもCDでこれほど“粗”が気にならない演奏も珍しいのではないかしら?


ということで、私にとって、この夏の演奏会は今年ベスト3に入るいい思い出になりそうです。



なお、表題は何のことかといえば・・・。
2枚組CDに録音されていた幕間の「漫談」についての感想。
K内くんたちはよく頑張っていたとは思うけど、改めてCDで聴いて見ると・・・
早口で何を言っているのかさっぱりわからない感じ。

お笑いの人たちってかなりまくし立てているイメージだけど、聞き取れないってことは絶対ないし、そういえば二人のセリフが被ることがないなぁ・・・ってことに気づいたのでした。

ただテンポよく好きに喋ってればいい、ってもんじゃないのね、と思ったのでした。(笑)



いつも思うこと

2008-11-16 13:42:52 | Weblog
試験が終わるといつも思うのは
「これなら次は絶対に受かる」という感覚でした。

なのになぜ今に至るまで実現できてないかと言えば、2回連続して受験したことがないから。そして試験2ヶ月前くらいに慌ただしくて勉強を始める頃には昔の知識などすべてが無になってしまっているのですから、何をか言わんやです。


今回は2年ぶり(その前も2年くらい空いた気がする)で、「純資産会計」などという言葉が見当たらない昔の問題集だけではだめだと1ヶ月前に気付く有様。

過去数回の受験の中でもっとも勉強時間が取れなかった今回。余程「棄権」しようかとも思ったのですが(このあと1ヶ月で未知の領域の試験が2つも待ち構えている)、生来諦めの悪い私はやっぱり受験しました。ちなみに試験会場の空席率は65%くらいと見た。つまりガラガラでした。


模範解答は見てないけど、あろうことかもっともマシだった科目である原価計算が足きりになりそうな気配です。。。他はベストを尽くしただけにただただ「ぼうっとした」感覚です。



とりあえず、センター試験でもないので解答速報などは見ず、古いテキストをすべて捨てるつもり。(もうかなり会計基準が変わってしまっているので)

もういい加減にやめた方がいい気もするけど、また時が経って受けたくなるかもしれないので(今回がそのパターン)、6月に受けるつもりでノートだけはとっておこうと思ってます。実際今回の勉強方法は過去の中でもっとも効率が良かった気がする。もっと無駄を省いた勉強法が編み出せそうな予感がしてきたので、そういう意味ではリベンジしたい気持ちです。




なお、今回時間をお金で買いました。(通勤をグリーン車にしました)満員電車に揺られなくなったせいか、確実に太った!
覚えてしまった快楽を明日から断ち切れるか心配。

実際グリーンって、酔っ払いもいるけど(お酒売るのやめて欲しい)、若い人が仕事してたり同じように試験勉強していたりして、決してエグゼクティブでないと敷居が高いなんてことはないんだなーと知りました。まっ、そんな風にお金使っちゃうところがいけないんだけど、参考書代(独学なので結構かさむ)に同額を注ぎ込んでINPUTを増やすより、嫌いで苦手な問題を1問でも解いてみる(OUTPUT)に時間やお金を注ぎ込んだ方が短期的には効果が出る感じはしました。やってて辛かったけど。


最近東大生プロデュースのノートなんてもんが売り出されてるけど、どうやって使うかだわよね。ただ板書風ノートは時間のムダだと今更ながら気付いたので、次の2つの試験では使えるノートを作ろうと思うのでした。

残念

2008-11-09 22:00:12 | Weblog
あー負けた!


といっても、ここ10年くらいプロ野球から遠ざかってたので、巨人選手もわかんない人だらけでしたが。

このシリーズは結構見てました。やっぱりヤンキー久信監督とお坊ちゃま原監督の差かなぁ。。。少なくとも最後の2試合は。


最低のシリーズと評する声もあるようだけどTV観戦的には悪くはなかったかな。


とりあえず我が家はダンナは有頂天、私は仏頂面してます。

分身の術

2008-11-09 00:34:14 | Weblog
いま一番欲しいたもの。それは「分身」

ダンナには
「分身がいたって試験が出来る訳じゃないだろ」

などと言われるんだが。
そうじゃなくて、あと1週間私の代わりに仕事しといて欲しいだけなのだ!

ついでに代わりにご飯食べて睡眠までとって置いてくれたらなおよし。



こんなアホなことを考えてる今日この頃。

マーラーの「復活」を聴きながら「気合注入」してます。



それにしても独学はやっぱり変なところでつまづく。誰か「控除」と「減額」と「除去」の使い分けを教えてください!!

ビジュアルコミュニケーション

2008-11-07 00:45:58 | コミュニケーション
高校時代は私にとってはかなり平穏な時期でした。
(入る直前はかなり辛い時期だっただけに)


んで、高校に入ってもっともうれしーと感じたことは「美術」とおさらばできたことでした。高校は音楽と美術の選択だったから。



しかし不思議なものでそんな私が15年後にはデザインのことをあれこれ考えています。
お店のPOPを見てほぅと思い、電車のドア広告を見てため息をつき。。。

今にして思うに、小中学校の美術の授業が実技一辺倒だったのが私の美術嫌いに拍車をかけたんじゃないかなと思います。色の3元素の存在を知ったのが大人になってからという非常識ぶりです。
絵を描く時に何を気をつけて描けばよいのかなんて全くならった記憶ない。まあ義務教育の音楽だって大したもんじゃないけど、少なくとも楽譜の読み方くらいは教えてくれたもんなぁ。


で、わたしは音楽の専門教育は受けてないので、実は楽典はだめだめです。ただ長いことやってるので一応、皮膚感覚で和声的なことも理解できますし、その演奏が「気持ちが悪い」と感じた時に「何を直せば落ち着くか」を指摘することくらいはできます。



一方これが、美術(ビジュアル)になるとかなりダメ。仕事柄、ようやく商業的なチラシやPOP、プレゼン資料とかの審美眼みたいなものはちょっとずつついてきたかもしれないけど、「なぜ気持ち悪いのか」を的確に言い表せない自分にイライラします。

図解とかロジカルライティングとか、ビジネススキルとして大流行だけど、もっと幼少期に「コミュニケーション」としてのビジュアルデザインの素養を身に着けるような教育が必要なんじゃないかなと感じる今日この頃です。

少なくとも私の9年間の美術の授業は何も考えず対象物をただただ出来の悪いカメラのごとく写していただけだったなぁと。



来週うちの営業がイベントで講演するパワポ資料を添削してて痛切に感じました。


なぜ欧米人のプレゼンに比べて日本人は原稿を読みあげてて、聞き手に伝わらないのかはもっばら「芸術」としての美術しか習ってこなかった(それすらお粗末)ことにも一因があるんじゃないかな。

アラフォーとコムロ

2008-11-05 21:53:17 | Weblog
今年の流行語大賞は絶対にアラフォーだと思います。

だいたい私だって使ってるくらいだし、近年稀に見る正統派の流行語だと思います。


さて、最近TVとかで懐かしい曲がよく流れる気がします。渡辺美里とか中村あゆみとか。ちょうど私が10代前半の頃に流行った曲たち。R35とかのコンピレーションCDだけじゃなくって映画やCMソングに使われている模様。

確かに私の世代からアラフォー予備軍世代はベビーブーム世代だけど必ずしも、それらのメインターゲットでもなかろう、と長らく思っていたのですがふと「提供側の中心世代」がアラフォーから我々の世代になって来たからじゃないかと合点がいきました。

そして今週頭のコムロ逮捕。もう「ハンサムスーツの番宣か?」と思うくらいMY REVOLUTIONが流れまくってます。


ところで、「小室哲哉」と聞いて思い浮かべる曲によっても世代が分かれそうな気がします。私にとっては渡辺美里の曲を書いてた人であり、TM ネットワークの人なんですよね。でも今の若い人達は所謂音楽プロデューサのイメージなんでしょうし、10代の人には「誰それ?」って感じかもしれませんね。

一方、某番組でどこかの偉い人が「わたしは沖縄サミットでこの人のことを知りました」などとコメントしててひっくり返りそうになりましたが。。。

まぁこれほどまでにいろいろイメージを与えるのになぜ彼の軌跡は渡辺美里やTMネットワーク時代の曲ばっかり紹介されるんだろう?

最近のを流すのはavexが許さないのかもしれないが、きっと20代の人から見るとちょっと違った印象を持つかもしれないなどと思ったりも。


globeが出て来る前の80年代後半くらいの頃の曲は結構思い出深いだけに、こんな風に流れ続けられるのは残念だなぁ。

最近の愛用品

2008-11-04 22:51:05 | モノのあれこれ
モノへのコダワリの極めて少ない人間ですが、最近ちょっとだけ考えを改めました。


シャーペンなんてどれだって一緒とばかりにノベルティばかり使っていたのですが、ある時ふと「人間工学に基づいた」という触れ込みのシャープ(確か500円くらいだったと記憶)を使ってみたら本当に疲れない!

侮れないぞ!
最近はもっばらコレです。(ZEBRA NU SPIRAL

ちょっとだけよ~

2008-11-03 14:17:51 | ヘルスケア
この言葉を聞いて何かを思い出すのは、私と同世代かちょっと上の方々でしょう。

ところで最近の私の口癖はどうやらこれらしい。(ダンナに指摘された)
ちなみにいつこの言葉を発するかといえば、自宅での食後。




つまり、食べ終わるとモーレツにお腹が膨れて、どうしても「ゴロっ」としたくなってしまうのです。今に始まったことではないけれども、最近とみにこの傾向が強くなっていることは自覚してます。もちろん、カラダ(ダイエット)には悪い。試験勉強中の身にはもっと悪い。ことは認識してるんですが、身体が言うことをきいてくれません。(号泣)

多分・・・食べすぎなんでしょうね。ええ。


結婚して4年余り。
ダンナを観察していると、いかに自分の日常行動や嗜好がデブまっしぐらか、ということがよく分かります。

●脂っこいもの大好き! 肉ならダンゼン牛!
 (ダンナはさっぱりが好き。肉も鶏派)

●食べ終わるのが早い

●食べ終わっても身体はあったまらない
 (食後のダンナは背中が暑い)

●トイレは遠い

エトセトラ、エトセトラ。。。


これではいかん!ということで、最近この中で「食べ終わる速度」を少し気をつけてはじめてます。特にダンナと比べて、圧倒的に私が食べ終わるのが早いのが「麺類」と「丼もの」。ものは試しに、とこれらを食べる時には“スプーン”や“れんげ”を使わずに、スパゲティはフォークのみ(本来のマナーもフォークだけですしね)、丼物はお箸のみで食べるようにしてみてます。

確かにこれだけでも、食べ終わるタイミングが大分遅くなったような気が・・・。
ダイエット効果との因果関係はよくわかりませんが、まあほんの“ちょっとだけ。







頭痛と疲労は反比例?

2008-11-02 17:46:48 | ヘルスケア
先週末は演奏会。。。
今年の演奏会は3回とも前泊して臨んでます。というのも、前日のGPでヘロヘロになるので、家に帰って~、翌朝早起きして~、会場に出かけて~、ステリハして~・・・なんてやった日には本番で完全に息切れしてしまうので。。。今回は会場から徒歩5分という場所に宿をとったんですが、それでも、やっぱり本番は疲れました。月曜日は、宴会で飲んだお酒も若干残り、不調でした。


そして週半ばには某所で自社のプライベートフェアが。。。
その前日・前々日はカタログなどさまざまな荷物のパッキングしたり、台車を押したり、力仕事三昧。とっても暑いので、半袖ニットで作業をしているところにたまたま通りかかった常務に、「半袖とは、元気一杯だね♪」とからかわれてました。


フェア当日。朝7時には会場入り。
某高級ホテルでの開催なのですが、今回の私の役回りは講師誘導係。講師が会場入りしてから講演までが忙しいのですが、講演中はひま。ぼーっとホテルのロビーを眺めれば、もうX'masデコレーション。「まだ10月なのに!」と思うものの、あまりにもキレイなので(!?)、ソファーに腰掛けてぼーっと眺めていたらうつらうつら。。。そこへ、某取締役が通りかかってしまって「プププッ」と笑われた。
そんな居眠り(?)ができるようなポジションであっても、やっぱり一日ホテル内を駆け回っていれば、帰る頃にはへとへとになって、その日はリフレクソロジー&きき湯で12時前には床につきました。

翌日はフェア会場から戻ってきた荷物の荷空け&片付けで1日が終わりました。


ということで・・・。
仕事は手付かず山積み状態ですが、とにもかくにも疲れた1週間でした。



で、ようやく昨日は定例のマッサージに。

「とにかく今週は疲れましたぁ~~~」

と訴えた私ですが、あれこれ触ってセンセが一言。

「あれー。いつもよりも頭や首の状態はいいですよぉ。
 ちょっと動いた方がいいんじゃないですか?」

とのこと。とほほのほ~。


きょうは「きき湯」の新製品買ってきましたよ。





リーダーの庶民感覚

2008-11-01 12:11:24 | View Point
ちょっと前になりますが、首相の失言で庶民感覚についてクローズアップされてました。まあ現在の首相は大金持ちの御曹司ということもあり、とかくこの手の話が増えてくるんではないかと思います。

私などは

「別に、リーダーが庶民感覚なんて持っていてくれなくていいヨ」

って思うんですけどね~。
(「庶民感覚も理解している」と庶民に思わせることができてればよい)
やっぱり一億総中流じゃないといけないんですかね、この国は。


そうじゃなくって、妙に庶民に迎合したリーダーとか、庶民感覚しかないリーダーとかの方がずっとずっと困るんだけど・・・。
やっぱり「マスコミってズレてる」って思う今日このごろです。


さて・・・。庶民感覚議論でふっと思い出した話。
数年前、先代社長が就任早々、私の会社では結構いろいろな改革がなされました。
先々代のときが割りと「いけいけ、どんどん」なのはよいが、脇が甘くっていろんな意味で緩んでしまったからなのですが。

で、そのとき、先代社長は「顧客第一主義」と唱えました。(んな当たり前なことは誰だって言う訳なんですが)その観点で見たときに

「うちの会社の紙袋はなっとらん!」

とかんかんにお怒りになった。
(この話、のちのちまで何度も話していたので、心底そう思っていたのだと思われる)


何がなっとらんのかと言うと、紙袋のど真ん中に

「××××」

とでっかくわが社の社名が(アルファベットで)書かれているのがいけないのだそーだ。不肖の社員の私などは、一瞬頭の中を「?」が飛び交いましたが、当時の広報社員はど叱られたそうである。

先代社長曰く
「『こんなに社名がでっかく入った紙袋なんて恥ずかしくて日常に使えないわ』とうちの奥さんが言っている。これを持ってくださるお客様のことを考えれば、紙袋で宣伝をしようなどと思うはずがない!」
とのこと。。。


まあ確かに庶民感覚的に、これだけ社名がでっかく入っていると、プライベートで使いたいという気持ちにはなりません。。。それは正しいですよ。

「でもさー、紙袋ってお客さまがプライベートで使ってもらうなんてのは、亜流な使い方でどっちかっていうと、うちの営業マンとかがお客様先に訪ねる際などに手でもっていく用途か、イベントなどでお客さまに手渡すという用途がほとんどなんだよねー。いいじゃん、宣伝用で」とマーケティング担当の私などは心のなかでぶつぶつ呟いたりもした。


ただ、そんなことじゃなくてこの話にもっともっと違和感を感じながら、それがはっきりしなかったのが、今回の麻生首相の「バーが安い」話をきっかけにそのもやもやの訳がはっきりした。

それは、そもそも社長ともあろうものが

「うちの社名を持ち歩くことは、お客様にとって“恥ずかしいこと”と感じる」

ということを認めてしまったことにあるのではないかと思う。

なぜ、世の中の女性はブランド物の紙袋を後生大事に使いまわすのか。むしろ“ブランド”が大きく書かれていることが大事、という感すらある訳で。。。

やっぱり、「そういうブランドにうちの会社もなっていこう」というのが、本来社長(リーダー)が発するべきメッセージじゃないかなぁ・・・と私は思ったのです。奥さんの話(庶民感覚)は確かに正しいんだけど、社長が声高に、しかも何度も言う話じゃないだろう・・・というわけで。


先代社長は結構“リーダー然”としたところのあった人なんだけど、この話だけは未だに納得できないのでした。
現社長はどうかって? なにもいうまい。