クロックワークスリー

昨日読み終えたばかりの物語を紹介します。
「クロックワークスリー　マコーリー公園の秘密と三つの宝物」
　　　　　　　　　　マシュー・カービー（作）　平澤朋子（絵）



１９世紀末のアメリカ東部が物語の舞台。主役の少年少女達の身の上はというと…。
　ジュゼッペ…極悪な親方の元で大道芸人として働いている。
　フレデリック…辛い孤児院での思い出を胸に秘め時計職人の弟子として働いている。
　ハンナ…病気の父、母と幼い妹達のためにメイドとして働いている。
３人３様、辛い思いをしながらも懸命に毎日を生き抜いている。
そして、それぞれあることがきっかけで波乱にとんだ体験をすることとなり…。

謎や秘密そしてスリルと、いろんなことが盛り込まれたストーリー。
物語という物のおもしろさを堪能できる１冊です。



絵の雰囲気がこの物語世界にピッタリ。

505ページという長編ですが、一応児童書で小学校高学年ぐらいから読めそうな内容です。
もちろん大人が読んでも面白い！


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