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Life is Macrobiotic🌼「アインシュタインの相対性理論~生体による原子転換❗」

2017-10-27 | 食と健康
Life is Macrobiotic🌼「アインシュタインの相対性理論~生体による原子転換❗」

 アインシュタイン…と聞くと雲の上の人と思う人が多いかもしれませんね。
 でも、ニュートンが万有引力の法則を見つける前から、当たり前に「リンゴは木から落ちる」現象はありましたね(^_^)

 質量変換則とも呼ばれた、アインシュタインの特殊相対性理論から導かれた式として知られるのは、極めてシンプルな「E = mc2乗」(゚〇゚)

 「エネルギー E = 質量 m × 光速度 c の2乗」

いわば「触って感じるモノ(物質)は、形が見えないエネルギーの化身」であることの証明ですね。

モノと時間と空間を四次元的に超越して物理的に表したことで世界が震撼(わからない人はひたすら呆然と)しました。
 後年、原子核物理学にも多大な影響を与えることになりますが…

 そのアインシュタインが、95年前(1922年)日本で書き残した彼の幸福論的なメモ書きの評価が、今に及んで破格の貨幣価値で現され(落札され)たニュースが世界を駆けました(2017.10.25)。

メモを書いた時点の意識が時間軸を超越していたかのようです。

 メモ1「静かで質素な生活は、絶え間ない不安に縛られた成功の追求よりも多くの喜びをもたらす」

 メモ2「意志のあるところに道あり」

 敷衍して考えるとその底辺に以下の言葉が見えてきました。

 「Think global, act local」

平たく言えば「世界的な(地球規模の)視野を持ち、地域性や環境を考えて(足元から)自らの意志を持ち行動すべき…」

 この標語が現れたり使われたのは、1950年頃の国際機関との説や、公害(環境問題)の被害が巨大化した60~70年代の市民が使っていたとも、大阪万国博覧会があった1970年前後とも言われています。

 「狼煙(のろし)や松明(たいまつ)」「ホーミーやオルティン・ドー」「ヨーデル」や「ホラ貝」などで呼びあったり合図して意志を伝えた時代から、電話、インターネット、等と手段は変わりました。

でもヒトの根本は今も古代も、大脳辺縁系(海馬…)の働きや生理の周期に見るように元来変わっていません。

 食と健康の原理もしかり❗

 マクロビオティックのパイオニアとして世界に知られる 桜沢如一が晩年研究した中に、食養理論を裏付けするとされる「生体による原子転換」があります。

それは、桜沢如一と懇意だった フランスの生化学者で 物理学者の「ルイ・ケルブラン」が着目し研究実績を重ねていたことです。

生物学的元素転換(Biological Transmutations)ともいわれ、生物の内部で特定の元素が別の元素に転換する現象です。
 酵素等が関与する一定の条件下で、いわば原子核物理学でいう核融合・核分裂に相当する現象が、生命の恒常性維持のために生体内で緩やかに行われるという事象です。

 ルイ・ケルヴランが初めて公表したのは1960年7月「異常な代謝収支と生物学的元素転換」という論文です。
 生体の内部では特殊な酵素作用によって核反応に相当する現象、すなわち元素転換が生じている可能性を指摘しました。

桜沢如一は先見の明を持ち、ルイ・ケルブランの出版直後に著書を翻訳し、東洋の無双原理・マクロビオティックの裏付けとしても広く紹介したのです。

「生体による原子転換」(1962.12 桜沢如一訳 日本CI協会刊)、「自然の中の原子転換」(1963.7 桜沢如一訳 日本CI協会刊)

 アインシュタインが広く知られる由縁は、それらを網羅するような哲学(宗派等々を越えた統合的な)をも含むことを 科学的にも世界に見える形で提示した功績ではないでしょうか。
 「すべての宗教、芸術、科学は、同じ一つの木の枝である。」との言葉も残しています。

 やがて「生物学的元素転換」や「生体による原子転換」は、1989年3月に「常温核融合」として二人の研究者がこの現象を発表しましたが認められず、その後「凝縮系核反応」や「低エネルギー核反応」として再評価する動きが出ました。

 これらの研究が、単なる代替エネルギー産業の経済効果を狙うだけでは人と社会の幸福感は得られるでしょうか?

 生き物が持つ、人間が持つ、内的な「生体における潜在的常温超エネルギー」を活かし、人間そのものの本来の内面からの気付きと、平和への社会的進化を目指すものであることが望まれます。

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