お日さまの光は大分力強くなりましたが
気温にはあまり変わりないのが今頃なのでしょうか
膝痛の通院はもうとっくになくなりましたが
骨密度維持のために処方された<ビタミンD>は
飲み続けているので、今日はお薬をいただきに
クリニックまで歩いて出かけてきました。
自宅からクリニックまでは私の歩数で3000歩
ぐらい。時間にしては30分はかからない。
マンションのエントランスを出たところから
なだらかな下りがはじまり、あとはずっと坂で
三つの角を曲がりながらひたすら下る。
下りながら楽しむのは、戸建てお家の庭に咲いている
花であったり、たわわに実をつけている夏みかんだったり
生垣からのぞいている満開の梅だったりでいつの間にか
クリニックの玄関に着いている。
いつも残念がるのはカメラを持って出るのを忘れること。
この坂はクリニックに行くときだけ通る坂で、
普段は車で通っても、駅までの道ではないので歩く
チャンスは稀にしかない。
今日は薬をいただくだけでなく、<骨密度の様子>を
チェックすることになり、レントゲン室で両手首までの
レントゲン撮影をする。 半年振りです。
<膝の様子はどうですか~> 看護婦さんが笑顔で
尋ねてくださる。 <おかげさまで~今のところ~>
と答えている私がいる。 また、いつ痛むときがくるか
わからないので語尾があいまいになっる。
一週間で検査結果は出るというので、また近いうちに
この坂を歩くことになるので、今度はカメラを忘れない
ようにしなくっちゃ。
でも、帰りにこの坂を上ってくるのは考えもしない。
クリニックの帰りにはメモにしたがって買い物をして
タクシーで帰ってくる。 以前一度トライしたけど
里山のてっぺんに建っている我がマンションまでは
上りづめなので、気分だけでめげてしまう。
まあ、たまに...だから、それも楽しんでいて
いる。 バイクで行くこともあるのだけど、
歩かなければ見えない世界もあるので、なかなか
どちらがよいか決めかねるけど、今の季節は
だらだらと歩いてくだりたい。
今日はマンションゲート近くの<八朔の樹>から
熟れて落ちた黄色い実が二個ころがっていた。
手前にあった一個を拾ってきて、早速剥いて食べた。
こういう楽しみは歩いているからこそ見つけられたので
バイクや車ではない。
樹になっているときは大きく見えたけど、手にしてみると
小さく、やはり買ってくるものとはかなりの差はあるけど
とてもみずみずしく美味しかった。
去年と続けて恩恵にあずかったことも嬉しかった。
ゆっくりとした時間をもてる今ならではの経験で、
蕗のとう、柔らかなもち草摘みもこれから出来そう。
明日はまた寒さが厳しくなるらしく、さっきは
雨が降ってるらしく、窓ガラスが濡れていた。
三寒四温までもいかない天気に早い春を望むのは
無理なのかしら。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます