８時、起床。
トースト、ポトフ（夕食の残り）、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。
昨日のブログを書いてアップする。
「日常生活の社会学」第10回のレュビューシート（５０枚分）に目を通す。
昼食は「テラスドルチェ」に食べに行く。
カウンターの一番奥の席に座る（ここが空いているときはそうする）。やあ、オードリー。
生姜焼きランチを注文（ご飯は軽めで）。
食後のコーヒーを飲みながら、鞄に入れてきた必修基礎演習の課題レポートに目を通す。各自が任意に一冊の本を選び、感想（たんにその本の紹介ではなくて、その本を読みながら考えたこと）を書いてもらうのだが、読ませるものが多い。なかなかやるじゃないですか。
今日は妻が美容院に出かけている。私も２カ月振りに床屋に行く。
待たずにやってもらえたが、担当の理髪師さんから三浦春馬の死のニュースを聞いて驚く。現代人の死の典型は「高齢になって、病院で、ガンで死ぬ」というものである。彼の死はすべての点において違っている。
いったん自宅に戻り、それから「SSYET」（正式名称は「SSYET Tokyo」）に顔を出そうと思って大平橋を渡ったが、今回も満席（といってもテーブルは二つしかないのだが）、店の前で引き返す。
もしかして店内に入って行けば、それを機に席を立つ客がいるかもしれなかったなと思った。長居している客の心理としてはそういうものがある。次回はそうしよう。
「魚亀」で夕飯のおかず（サイドメニュー）に鮪の刺身を買って帰る。
帰宅して妻に夕食のおかずを尋ねたら「カレイの煮付」とのことだった。鮪は刺身だから、これを被りとはいわない。ここしばらく行っていないが、早稲田の「すぎうら」では、刺身（海鮮サラダ）とカレイの煮付と穴子の天ぷらはよく一緒に注文する。
煮付の汁はごはんを少しお分かりして掛けて食べる。
「魚亀」の鮪の刺身は美味い。
劇団「ソルティ・ロック」の映像作品「まなづるとダァリア」をユーチューブで観る（これはチケットを購入した客に送られてくるURLでないと観られない）。
「まなづるとダァリア」は宮沢賢治の童話である。これを原作として、脚本：犬井ねここ、演出：立夏、出演：野崎涼子。私は以前に同じ（タイトルの）芝居を観たことがある。やはり「ソルティ・ロック」の公演だが、場所は江古田にある「フライング・ティーポット」という地下1階にあるカフェで、演出は犬井ねここ、出演はまついゆかだった。そのときの感想をブログにこう書いている。
「フリーの役者まついっゆかの一人芝居。ひとつ前の芝居でメイドを演じた彼女が、一転して、美貌の衰えに怯える女の心情を熱演していた。スッピンからケバイ化粧まで、いかにも「女優」という感じだった。 」
今回は演出家と役者が変わった。
演出上の変化はさしあたり３つあったように思う
第一に、場所が地下一階のカフェというリアル空間から、室内（アパートの一室）と外（とくに河原）になった。同じネット配信でも、Zoom作品ではなく、カメラを使った撮影ということで、空間的にも解放され、zoom的まなざしからも解放された、役者が本来の演技ができるようになったのは大きい。
第二に、同じ一人芝居でも、リアル空間での芝居のときとは違い、台詞が同時多重的に録音できるため、主人公の自己内対話（混乱や葛藤）という様相がよりはっきりと表現されていた。
第三に、「化粧」がちゃんとした化粧ではなく、「化粧が剥がれた」（化けの皮が剥がれた）ような「化粧」であったため、主人公の狂乱ぶりがまるでホラー映画を観るように伝わってきた。
野崎涼子は江古田の公演のときは「キツネ」という芝居にキツネ役で出ていた。私はそのときの感想をブログにこう書いている。
「キツネを演じた野崎涼子はとてもキュートだったが、彼女は終演後、ツイッターでつぶやいていた、「私が「可愛い」のは、もう私は知っているので、そろそろ本気で「可愛い」以外のものを装備したいのです。 「(あざと)可愛い」「可愛い(幼い)」「可愛い(違うとは言わせない)」は持ち玉としてあるのです。それだけになるのはゴメンなのです。 「強い」とか「エグい」とか「やばい」とか何か。」
今回の彼女はやばかった。テネシー・ウィルアムズの名作『欲望という名の電車』の主人公ブランチだって演じられそうだ。
ロケ地に使われた川は多摩川かしら？
深夜、久しぶりのワーキング＆ジョギング（２キロほど）
風呂から出て、『桑田佳祐の優しい夜遊び』をradhkoで聴きながら、今日の日記とブログ（構成）を書く。
２時、就寝。
