フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

4月28日(火) 晴れ

2015-04-29 10:28:05 | Weblog

8時、起床。

卵焼き、トースト、サラダ、紅茶、ヤクルトの朝食。ヤクルトは母がとっているもので、入院中は私がいただく。

9時半に家を出て、大学へ。

初夏のような陽射し。

2限は演習「個人化の社会学」。教室に入ると学生たちは最初から発表のグループに分かれて座っている。うん、わかっていらっしゃる(笑)。GW明けから始まるグループ発表に向けて今日は最初の(教室での)グループワークである。全員が自分のグループが担当する章を熟読してきて、感想を語り合い、発表の構想を話し合う時間である。もっともすでにそういうことを授業時間外に集まってすませているグループもあり、そこには私が加わって構想についてのアドバイスを行う。

昼休みはゆっくり食事をしている時間がないので、家からもってきた竹の子ご飯のおにぎりを食べて、最低限のエネルギー補充だけする。

3限は講義「現代人のライフスタイル」。

講義を終えてから、「SKIPA」へ昼食をとりにでかける。火曜日と木曜日は2限と(短い昼休みを挟んで)3限と授業が続くので、ちゃんとした食事は3限の授業を終えてから(2時半~)というパターンでいくことにしよう。

定食を注文して待っているところへ、「SKIPA」仲間のフリーライターの秋山千佳さんがやってきた。お会いするのは3か月ぶりである。この間、彼女は双葉新書から出す『戸籍のない日本人』(5月20日出版予定)という本の執筆に没頭されていたが、ようやく原稿の最終チェックを終えて、やれやれという気分でおられる。本の執筆の経緯や、次に取り掛かる予定の本のテーマについて話をうかがう。

私から質問するだけではなくて、秋山さんは元新聞記者だけにすぐれた質問力の持主で、私の研究テーマである「清水幾太郎」や「ライフストーリー」について、予備知識がほとんどないにもかかわらず、好奇心旺盛に的を射た質問を次々にされて、私からたくさん話を聞き出した。

彼女には拙著『日常生活の探究』をさしあげることにしよう。

研究室に戻り、5時から他大学の学生でうちの大学院の受験を考えているという学生と面談。

7時に大学を出る。

東西線の大手町駅から京浜東北線の東京駅に乗り換えで歩くときのオアゾビルの地下街に和菓子の店が開店するようである。

8時、帰宅。

夕食はジャーマンポテとピーマンの肉詰め。息子の好物である。彼は芋男の異名をもつ。

デザートは妻が今日の仕事場である池袋の西武デパートで買ってきた柏餅と蕨餅。

今日、妹が病院に母を見舞ったが、思っていたより元気だったとメールに書いてきた。腹水をちょっと抜いて(いっぺんに全部は抜けないらしい)楽になったのだろう。

この記事についてブログを書く
« 4月27日(月) 晴れ | トップ | 4月29日(水) 晴れ »