8時半、起床。
もう少し寝ていたい気分だが、寝過ごすといけないので、起きる。
今日はお昼を「パン日和あをや」で食べることになっているので、パンではなく、クラッカー、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。
サラダには牛肉の大和煮を盛っている。これがクラッカーに合うのだ。
矢向駅で卒業生のレイナさん(論系ゼミ8期生)と待ち合わせ、「パン日和あをや」へ行く。
2階席を予約しておいた。丸卓袱台と角卓袱台を組み合わせた「前方後円墳型」(と私が勝手に命名)のテーブル配置。
とりあえずビールではなく、とりあえずアップルタイザーで乾杯。彼女とは4月にオンラインカフェをしたが、リアルカフェは12月以来である。
本日のスープ(まめまえ豆乳スープ)とクロワッサン。
彼女がお母様にここのパンを買って帰るつもりだというので、ならば店を出るときではなく、いますぐに買っておいた方がいいよとアドバイスする(テイクアウトで買っていく人がけっこういるから)。彼女は下に下りて行って、あれこれ買い込んできた。
オムレツサンド。
彼女は外資系のIT企業で働いているが、ずっと在宅勤務だそうだ。定時で終わるので、自分の好きなことをする時間がある。料理、ピアノ、読書、イラスト・・・。えっ、イラスト? そんな趣味あったの?
「こんな感じです。友達との旅の思い出を描きました」。ほう、旅行中のいろいろなものを盛り込んだポスターみたいだね。楽しそうだ。
熟成生フランク。蒸してから焼きました。
食後のドリンクは自家製レモネード(7月のドリンク)。
突然、彼女が「キタ―!」と声を上げた。スマホに待望のメールが届いたようである。
テンションが上がった彼女の話を聞いてから店を出る。滞在時間は2時間半ほど。
2軒目のカフェはどこにしよう。彼女はスーパーグランドスラマーだが、この半年で新規開拓したカフェがいくつかあるんだという話をして、昨日の私のブログでみた「SSYET」を彼女は希望した。わかりました。行きましょう。ただ、テーブルが2つしかないから、入れないこともある(土曜日だし)。そのときはやはり彼女はまだ行ったことのない「sanno2198」へ行きましょう。矢向→川崎→蒲田。幸い雨は降っていないが、風が強い。とくに工学院通りは強風注意報が地域住民の間では発令されている。
手で髪を押さえながらのポートレイト。
女塚通り商店街に入ると風は弱まる。紫陽花の咲く路地で。
大平橋のたもとにある太平公園の横で。大平橋を渡ると「SSYET」だ。
とてもラッキーなことに、ちょうど一組の客が店を出るところだった。
お冷の入ったグラスを見て、「この形、素敵ですね」と彼女が言った。
たしかにお冷のグラスとしてはあまり見ない形である。
二人ともコーヒーとフォンテンブローを注文する。
昨日はメロンのスープがかかったフォンテンブローだったが、今日は桃のスープのかかったフォンテンブローである。また違った味わい。
入口に近いテーブルの客が帰ったので、奥のテーブルから店内の写真を撮る。この店の楽しみの一つは、大きなガラス窓の向こうに道を行き交う人たちの姿を眺めることではないかしら
店を出る前に、お店の方に写真を撮っていただく。
今日は店長のカナイさんのほうかにもう一人スタッフの方がいた。サクライさんといって店長さんとは専門学校(服飾)時代の同級生だったそうだ。普段はOLをされていて、土曜日だけ手伝いに来ているそうである。実は、お二人とは、今日、蒲田駅に向かう途中の道ですれちがって、挨拶を交わしていたのである。そのときは後からここに来るかどうは決まっていなかったのだが、そういう運命だったのだろう。
お二人に見送られて店を出る。他の行きつけのカフェでもそういうことがないわけではないが、いつもというわけではない。ここでは必ずそうするという接客的なコンセプトを感じる。レイナさんに写真を撮ってもらう。
また来ますね。
時刻は5時。呑川沿いの道を彼女を駅まで送って行く。
彼女が傘を差したのは雨が降ってきたからではない。お気に入りの傘だというので、開いてもらって今日最後のポートレイト撮ったのである。お気に入りの傘があるというのはいいことである。雨の日の外出も楽しくなるから。
今日はお付き合いいただいてありがとう。また季節が変わったころにカフェをいたしましょう。
夕食はホタテのバター炒め、肉じゃが、サラダ、玉子スープ、ごはん。
肉厚のホタテである。ホタテフライでも食べてみたかった。
食後のデザートはレイナさんからいただいた彼女の地元の和菓子屋の品々。
切る蒸し羊羹を妻と分けて食べる。中までちゃんと栗の入った誠実な栗羊羹である。
風呂から出て、『桑田佳祐のやさしい夜遊び』を聴きながら、今日のブログを書く。
2時半、就寝。