フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

1月9日(火) 晴れ

2018-01-11 11:30:27 | Weblog

8時、起床。

トースト、サラダ(鶏ササミ)、牛乳、紅茶の朝食。

昼前に家を出て、大学へ。

今日は風が強い。33号館の入口の一本足が倒れている。「修論提出会場」の張り紙も飛んでしまっている。

3限は院生の研究指導。M1のCさんが年末年始に中国に帰っておこなったインタビュー調査の報告。たくさんのケースをやったようで、頑張りましたね。

研究室のパソコンを立ち上げようとしたら、ウィンドウズのプログラムの自動更新が始まってしまった。遅々として進まない。やれやれ。

パソコンはそのままにして、食事に出る。スロープを下りながら、北の空の低いところに雪の山脈のような雲がある。それが西から東へ動いている。まるで『風の谷のナウシカ』に出てくるオウムの群れのようである。

昼食は「メルシー」でとることにする。

チャーシューメンを注文。 

この店のラーメンのスープにはブラック・ペッパーが合う。

食後のコーヒーは「トンボロ」に飲みに行く。

その前に赤城神社に寄って行く。

今年は戌年なので、狛犬もいつもより堂々としているように見える。

 たくさんの絵馬が掛かっている。たくさんの「希望」がそこにある。

雲の峰の移動は続いている。

裏道を歩きながら「トンボロ」へ向かう。途中にある「クラシコ書店」。何度か前を通って気になっていたが、今日、初めて入ってみた。古書と文具と雑貨のセレクトショップだ。店主さんと少しおしゃべりをして、挨拶代わりに古書を2冊とメモパッドを一冊購入。奥様(だろう)もお店に出ていらしたが、いつもそうなのだろうか、新年だからだろうか、和服をめされていた。

シャッターの半分降りた「SKIPA」。窓も塞がれている。

相棒を失って「トンボロ」も淋しそうだ。 

カウンター席に座り、ブレンドA(香りと酸味)とアンパンを注文する。

「おさびしいことですね」とご主人(宙太さんのお父様)に言ったら、「まあ、しかたありません」とポツリと言われた。

「クラシコ書店」で買った本と文具を紙袋から取り出す。

常盤新平『ブックス&マガジン』(サイマル出版、1981年)

坪内祐三『私の体を通り過ぎていった雑誌たち』(新潮社、2005年)

すべての本はパラフィン紙のカヴァーがかかっている。

それとメモパッド。

研究室には戻らずここで腰を据えて、授業の準備(講義メモの作成)をすることにした。

家の近所の美容室(今日は定休日)の窓辺のフクロウ&リース。深夜も点滅しているので、ウォーキングのときにいつも目に入る。

夕食はオムライス、サラダ、味噌汁。

夕食のご飯の残りが冷蔵庫の中で一定量に達すると、チャーハンンやオムライスになって出てくる。トマトケチャップをかけようとしたら、「中身は高菜チャーハンだから」と言われる。そうか、そうすると塩気が強いから、ケチャップはいらないかな。

深夜、ウォーキング&ジョギング。1週500メートルほどの専門学校のキャンパスの周りを10周回るのであるが、最初の3周を序盤、続く3周を中盤、最後の3周を終盤と考えてやっている。そういう分割をすると気分的に早く終わる。それをしないで、「1周目、2週目、3周目・・・」あるいはカウントダウンで「あと9週、あと8週、あと7週・・・」と数えながらはしんどい。3-3-3だと1周残るが、それは「ウィイニングラン」の気分で回る。「見事なミッドフッド走法です!」と自分でアナウンスをしながら。「この勝利を誰に伝いたいですか?」「コハゼ屋のみなさんです!」。

2時、就寝。