フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

6月21日(金) 小雨

2013-06-22 10:03:55 | Weblog

   8時、起床。 

  カレー、トースト、牛乳の朝食。

  昼前に家を出て、大学へ。駅ビルで演習用のお菓子を買っていく。

  授業の前にコンビニで買ったおにぎりで昼食。

   3限は必修基礎演習。4名の学生が発表。テーマは、言論の自由、異文化理解、演技とスポーツ、演劇。1年生にとってこれからの大学生活で取り組みたいテーマを見つけることがこの時期の課題だ。入学前から決まっている者もいるだろうが、多くは、これからである。「これだ」と思っても「いや、ちがう」となることはままある。自分を納得させるのはなかなか大変だ。「ぼんやり、のんびり、大学生活を楽しみたい」というのも悪くないと思うが、そういう態度表明はめったに聞かない。「何かに熱中しなくてはならない」というのが青年期のテーゼなのだ。

  授業を終えて、4限の空き時間に大学院生のMさんと面談。Mさんは社会学コースではなく他コースの院生だが、それ故に話しやすいということもあるのだろう。前の授業で配ったスイーツの余りがあったので、おすそ分け。

  5限・6限はゼミ。5限はテキストの最終章の講読。 


本日のスイーツ

  6限は学年で別れて、4年生はゼミ論のテーマの報告、3年生はゼミで勉強したいテーマの報告。私は3年生の方へ出る。ディスカッションの中でわかったのだが、3年生18名中、スマホに移行した者17名、従来のケータイを使っている者1名。スマホの普及率鬼のごとし。その一人残ったSさんと私は顔を見合わせ、時代に取り残されたものの悲哀と、軽々に時流に乗らないことの矜持を確認したのだった。

  夕食は「ワセダ菜館」の上カツ煮定食。普通のカツ煮定食(700円)より150円アップするが、それだけのことはあり(カツが厚い)、こちらの方が美味しい。いつものようにほうれん草の胡麻和え(140円)を付けて、千円札で10円のおつりがくる。

 

   帰りの電車の中でSさんからメールが届く。3年生はテキストの講読が終わった打ち上げを高田馬場のお好み焼き屋さんでやっているようである。スマホで撮った写真は容量が大きくて、私のケータイでは受信できないことがままあるのだが、Sさんのケータイで撮った写真であれば問題ない(画像は荒いけど)。 こうやって、従来のケータイは社会の片隅に追いやられていくのである。