OHKENの寺活社活&日々雑感

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旧ウェザーニュース、放送大学

発達障害児の心と行動1

2005-04-03 18:12:08 | Weblog
 今期は1週間に5科目録画をしています。これには2学期受講予定の科目も含んでいます。次学期の科目もできるだけその期に録画しないで済むようにしているんですよね。できるものはさっさと進んで取り組めるようにしておきたいですからね。

発達障害児の心と行動1
・発達障害
 ①つねに乳児期か児童期の発症
 ②中枢神経系の生物学的成熟に強く関係する機能の発達の障害あるいは遅れ
 ③多くの精神障害を特徴づける傾向のある軽快や再発のない安定した経過
の三つの特徴で定義される障害グループ

・子どもに固有な心と行動の障害について、認知、行動、情緒の三つの領域に着目することにより、発達障害の診断の位置づけを明確化することができる。

・一般に治療とは、個人への働きかけをさし、治療教育、精神療法、薬物療法を含めた生物学的な治療に分けられる。

・治療教育の要件
 ①発達的観点が必要
 ②発達障害児は多くの場合、自由な受容的な接し方では学習しにくい。
  (適切な働きかけ、適切な教材の系統化、程良い環境の構造化)
 ③異常行動の減弱や学習の構えを作ることのみを働きかけの主要な目標とするのは不適切
  (かならず適応行動を促すプログラムも一緒にする)
 ④行動変容法(できるだけ普通の子どもと同じように接する)
 ⑤支援や働きかけの構成は、精神発達の促進と障害の克服、適応行動の促進、異常行動の減弱と予防の3つの次元があり、バランスよく配分すること

・治療教育におけるインフォームドコンセントの重要性
・治療教育を行う上では、親との係わり合いが重要。親子の良い関係の構築が治療をより有効にする。