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自転車を中心にした内容を綴ります

西日本チャレンジ・レースレポート

2012-03-18 22:00:15 | レース
結果から書きます。スーパーアシストどころではなく、1周目で千切られました。自己ベストもならず(悲)

まずは前夜祭。かしわぎさんと二人で2年前にも行った居酒屋で決起集会。仕事のことや自転車のことをあれこれ話しながら、
気がつくと生ビール4杯と赤ワイン3杯飲んでいました。

そして本日は、日頃の肝トレの成果で二日酔いもなく、最後の登録レース。出場するのは、30歳以上のマスターズクラス(3周回36キロ)。
まる監督と合流し、3人でコース試走。3人で同じクラスのレースに出るのは初めて。しっかりトレイン組んで試走です。
ガーミンで斜度や距離を測りながら、時折ペースを上げてラインの確認。やはり絶好調。2周回しました。

広島中央森林公園のコースは1周12キロ。前半6キロは、アップダウンの繰り返し。後半からは上り基調です。
最大の難関は通称「三段坂」。1つめと3つめは、最大斜度10%以上で約300m、2つめは斜度8%が200m程です。
写真は3つめの坂の開始区間から撮影。この先で右に折れて、まだ上ります。
この坂が難関のように感じますが、前半のアップダウンの中に、最大斜度14%の坂(距離300~600m)が3つあります。
ここが曲者で、如何に効率よく駆け上がるかが大事。また、ゴール前500mからは、斜度10%の坂(距離200m)が立ちはだかり、脚を削られます。

試走2周目から雨がポツポツと・・・受付をする頃からハッキリと雨粒がわかるくらいになりました。
レース用のジャージに着替え、スタート地点に。かなり冷えてきます。気温は9℃くらいですが、雨が体力を奪うよう。
スタート位置は前方をキープ(^^)v 出走70人でした。そして、9時03分にヨーイドン!

クリートを拾うのに手間取り、ちょっと後退。高速S字コーナーに突入するころには集団中盤。この位置がよくありませんでした。
路面は、雨でテカテカに。微妙にブレーキがかかるので、つまったり差がひろがったり。スリップや衝突が怖いのでかなり慎重になり、
細かい上りのたびに脚を使わされる最悪の展開。でも、このときは三段坂で前方にあがれると考えていました。
ところが、試走とは大違いで、脚が思うように動きません。おそらく、筋温が下がりカチカチになっていたと思われます。
試走で濡れたレッグウオーマーを交換しなかったこと、レッドじゃなくイエローバルムにしたことが悔やまれます(^^;
なんとか集団にくっついて走行し、後半の三段坂。しかし、3つめで振り切られ、サポートバイクにも見捨てられました。
1周終了までは我慢の走行。前方に7名くらいの第2集団があるので、思いっきり踏んで合体。これで単独走行は免れました。
結果的には、ここの頑張りがあとの走行を楽にしました。

1周回で先頭とは10秒差。第2集団になると、コンパクトなのでラインがわかりやすく、ムダのない走行に近づきました。
ちょうど三段坂手前で、先頭集団を目視。その差約200m。しかし、三段坂に入るとスピード差は歴然で、2周終了時点で
タイム差は46秒。こちらも疲れていますが、なんとか第2集団から切れないように踏ん張りました。

結局5人のまま、最後の三段坂へ。もう脚は攣りかけ。このうち同チームの2名が抜け出し、これを追う力はありませんでした。
残された3人で勝負です。三段坂3つめの残り100mくらいで抜けだし、下りから前走者を追いましたが届かず。
逆に後ろの2名に吸収され、ここからは3人でローテしながら最後のスプリント勝負に切り替えました。
ゴール前の坂で先頭に出て、その差約3m。そのままゴールまでの直線300mを踏み切り、なんとか逃げ切りました(^^)
ゴールして、ローテした5人で握手してお礼を言い合いっこ(^^)落車が3回、うち1回は救急車2台出動となりましたが、
そんな危険な状態の中、無事に走れて一安心。

それでも我がチームは完全に分断され、まる監督のアシストにならなかったことが残念。3周まできっちりサポートできたら、
ゴール勝負に送り出せたかも。そして、雨でしょうがないけれど、新記録に到底及ばず。トップタイムも去年より2分遅いから
当たり前か。現時点での感想をまとめると、

○登録クラスというレース巧者の方々と走れたこと(雨に動じる人なんてまったくなし。優勝された方の体型はサイボーグみたいでした。)
○最低限、切れてはいけないポイントで踏ん張れたこと(第2集団に追いつけた)
○このクラスで勝負する実力がないことがよくわかったこと(潔く「登録引退」です)
×3月の雨レースの想定が甘かったこと(脚の保温に努める必要あり)
△F4Rの課題が露呈したこと(超高強度走行でダンシングしたとき、ブレーキシューとリムが干渉する。クリアランスを再チェック)

経験値を生かした走行ができる気になっていましたが、まだまだ体験していないことは多い!自転車も一生勉強ですね。
これからは、「ちょっと速そうなホビーレーサー」目指して、楽しくレース参戦するつもりです(^^)
まる監督、かしわぎさん、初めての同走はワクワクしました。貴重な体験ありがとうございました!

レースの走行距離:36キロ、タイム:1時間03分45秒(先頭とのタイム差2分28秒)、平均心拍:157bpm、順位:22位