

今月の全校集会(=校長道徳/5月21日)では、「思いやり(のカタチ)」について学びました。
・あなたは自分のことを「思いやりのある人」だと思いますか?
・友達はあなたのことを「思いやりのある人」だと思っているでしょうか?
・あなたは将来、「思いやりのある人」になりたいですか?
以上、3つのことを生徒諸君に問いかけた後、次のような話をしました。
「混んだバスの中で赤ちゃんが泣きだしてしまった」という場面(出来事)…。
集会では2つのケースを紹介しました。
ひとつは運転手さんがお母さんに「周りのお客さんに迷惑だから降りてください」と伝えるケース。(でも、このケースではバスを降りたお母さんを追って、すべての乗客がバスを降りてしまいます。)
もうひとつは運転手さんが途中下車しようとしたお母さんを止めて、乗客の皆さんに「しばらくの間赤ちゃんとお母さんを一緒に乗せてあげてほしい」と頼むケース。(乗客からは拍手が起こりました。)
お母さんの思い、乗客たちの思い、運転手さんの思い…。
様々な「思い」が交錯する中で、それぞれがとった行動を、生徒諸君はどのように感じたでしょうか?
「思いやり」っていろいろなカタチがあるものなのですね…。