大川学園高校NOW!(校長室から)

合言葉は「顔晴れ!(がんばれ!)」。
大川学園高等学校の「今」を、校長室からお伝えします。

3学期が始まりました。

2025-01-08 21:04:17 | 日々のできごと
令和6年度の3学期が始まりました。
始業式の校長講話では、こんな話をさせていただきました。

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3学期が始まりました。
この季節は、「新春」とか「初春」とか言うように「春」の始まりではありますが、厳しい寒さはまだまだこれからです。
インフルエンザやコロナなどがたいへん流行っているということですので、ぜひ十分に注意してください。手洗い、うがいを励行しましょう。

さて、新年のスタートにあたって、きょうは「水鳥のような生き方をしよう」という話をします。

「水鳥」というのは、白鳥やアヒルのように、水辺に生息する鳥のことです。

彼ら(水鳥)は湖や池などに浮かんで、実に優雅に、ゆったりと水面を移動しています。
でも実は水面の下では、一生懸命に足を動かして、水をかいているのです。

そう、人の見えないところで必死に努力して、見た目は堂々と優雅に、のんびりと楽しそうに生きる。これってかっこいいと思いませんか?

お正月の箱根駅伝では、今年も青山学院大学が総合優勝を飾りました。
青山学院の選手たちは、よくテレビのバラエティー番組などにも登場しますね。この間は、電車と競走していました。
監督の原さんもそうですが、いつも笑顔で、面白いことを言って、すごく楽しんでいるように見えます。
箱根駅伝のレース運びも実に堂々としたものでした。

でも、聞くところによると、青山学院の練習は実に厳しく、またその土台となる生活ルールもたいへん厳しいそうです。
監督の奥様(寮母さん)が書いた本によると、高校生をスカウトするときには、タイムが速い選手よりも、人間性の良さで選手を選ぶのだそうです。
そして、寮のルールを守る、身だしなみを整える、時間を守る…といった生活の基本を、先輩から後輩へきちんと伝え、みんなでそれを守り抜いていく。そんな箱根駅伝優勝を目指すうえでの土台になる部分をしっかり身につけているのです。

これって、何だか水鳥の生き方と似ていませんか?
人の見えないところで必死に努力して、見た目は堂々と優雅に、のんびりと楽しそうに生きる。
私たちもこんな生き方をしていけたらすばらしいな。そう思います。

では、2025年も、笑顔で明るく、そしてそれぞれの目標に向かって、全力で「がんばってください。」

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