無題のドキュメント
まるぞう備忘録
独裁国家について考察してみる。前編。
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習近平がいよいよ「始皇帝」に 中国の全人代開幕〈週刊朝日〉
3/5(月) 16:32配信
中国の第13期全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が5日、北京の人民大会堂で開幕した。中国はいよいよ、習近平永久政権へと進むことになる。
現行では習国家主席の任期は2期目の2023年までだが、会期中には国家主席の任期撤廃を柱とする憲法改正案も採決する。
改憲案が通過するのは、ほぼ間違いないとみられ、そうなると、習国家主席は続けたい限りいつまでも、トップに君臨でき、一段と権力集中が進む。
李首相は5日の演説で「習氏を核心とする党中央の力強い指導」の必要性を繰り返した。
中国には毛沢東時代の苦い経験がある。毛沢東は権力にしがみつき、文化大革命などで国内を大混乱に陥れた。その反省から、現在の中国では国家主席の任期を定め、最高指導部の政治局常務委員(7人)を中心とした集団統治制を行っている。
一人の権力者による統治となると、どうしても毛沢東を想起し、暗黒時代への逆戻りを思い起こさせてしまう。中国のSNS上では、車をバックさせる動画が大量に投稿されたが、逆戻りに対する皮肉と思われる。また、20世紀初頭に一時、帝政を復活させた袁世凱に擬えた投稿もあった。しかし、インターネット検閲の厳しいこともあり、すぐに次々と削除されていった。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180305-00000021-sasahi-cn
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独裁国家は政治運営のコスト(手間)が段違いに低い。
独裁国家というのは政治にかかるコスト(手間)がかからないというメリットがあります。独裁者の判断で簡単に政治方針が決まるからです。法治国家のように事前に法律を策定する必要もありません。国家反逆罪という名目であれば、どんな行為やどんな相手でも有罪にすることができます。あるいは事後に作った法律で過去の行為を裁くことも可能です。
一方日本のような民主主義・法治国家では、物事を一つ決めるのも非常に手間がかかります。コスト(手間)がかかる政治運用形態なのです。
たとえば先日のメガソーラーの件もそうです。事前に禁止する法律がなければ、止めることができない。あるいは非常に苦労する。これは民主主義や法治国家の弊害であります。明らかな間違いであっても正すのに非常に労力がかかるのです。
しかしそれでも私達が民主主義や法治国家を選択するのは、独裁政治が本当に危険であることを知っているからです。
そもそも日本は独裁国家ではなかったし。
近代日本は独裁者というものは存在していませんでした。
外国の人達や、日本人であっても事情を良く知らない人達は、昭和天皇が独裁者だ。とか東条英機首相が独裁者であった。などと考えるかもしれません。しかしいずれも間違いです。
昭和天皇は最後まで民主主義と法治国家の体制をお守りになりました。また東條首相も最後まで日米開戦を回避しようと調整していました。
じゃあなぜ日本は戦争に突き進んでいったの?これを考察し始めると、別のシリーズになりますので、今回はカッツ・アイ(割愛)。

Copyright NHK
さて日本は独裁国家ではありませんでした。それでも70年前に戦争に突っ込んでしまいました。
敗戦後GHQによって、日本の社会は骨抜きにされてしまいます。が、多くの日本人は、再び日本が戦争に突っ込まないのであれば、骨抜き体制でいいですよ。そのように考えています。(逆に現代では日本社会の骨抜きが進み過ぎて、日本の国体自身が危機であるぐらいです)
このように現代日本とは、世界でも独裁国家とは最も遠いところに位置している国家の一つであります。
独裁国家化暴走し始める東アジア。
これに対して中国が習近平の独裁国家になることが決定しました。日本は身を守る戸締まりを憲法に記載するだけで、もう本当にものすごい政治工数がかかります。政策決定のコストがすごくかかると言えます。それに対して、中国は、習近平が中華人民共和国の永世皇帝になると憲法改正は簡単に出来てしまいました。これで更に中華人民共和国の独裁化はレベルがまた一つ上がります。
そして朝鮮半島もキム王朝独裁国家で統一されそうな勢いです。韓国が北朝鮮に呑み込まれ始めております。
とにかく独裁国家は、政治のコスト(手間)が低く、意思決定が桁違いに早いので、とにかく彼らの仮想的である日本にとっては脅威であります。
なぜ韓国は北朝鮮に呑み込まれたのか。政治コストの差。
なぜ朝鮮半島がキム王朝で統一されるのか。韓国は北朝鮮に呑み込まれようとしているのか。いや進んで北朝鮮に擦り寄っているのか。これは北朝鮮が独裁国家であり、政治コスト(政策決定工数)が低いからです。一応韓国は民主主義で法治国家です。日本から見ると(?)がつく部分も少なからずありますが、少なくとも北朝鮮に比べれば、ずっと開かれた民主的な社会となっています。
たとえば北朝鮮では、キム王朝に敵対する人間は簡単に処分できます。法律も裁判所も事実上不要です。
かつて韓国もかつての李承晩や全斗煥など軍事政権の時は似たような社会でした。しかしその後民主国家となり、政治のコストがかかる社会となりました。
そうすると、国家に対して怪しい思想を持つ人間であっても、政府に都合の悪い人間であっても、今までのように簡単には逮捕収容ができなくなりました。
このように北と南では、政治コストの差の競争では、はるかに北朝鮮が有利となっていました。
それは次のことからも言えます。
たとえば北朝鮮のスパイは簡単に韓国で活動できます。韓国の大統領府である青瓦台は北朝鮮のスパイだらけだ。そういう人もおります。
北朝鮮の工作員は、韓国の知識人を買収したり、またマスコミに入り込んで世論を誘導します。親米であったパク大統領をロウソクデモで弾劾し、親北のムン氏を当選させたのも、彼らの功績が大きいと考えられます。
多くの韓国国民は「民主化の勝利」と酔ったロウソクデモは、実は北朝鮮工作員による朝鮮半島統一計画の一過程でありました。(ロウソクデモは更に宗主国中国の思惑も重なり、パク大統領弾劾は加速しました。)
これに対して、韓国は自国の工作員を北朝鮮に送り込むことは非常に困難です。ゼロとは言いませんが、北の工作員の影響力からすると比較にはなりません。ましてや南の工作員が、北に入り込み、北のマスコミや人民を扇動して、キム王朝を転覆させるなど不可能です。
全体主義独裁国家とはそういう国家だからです。自分を転覆する可能性がある人間を、証拠がなくても、グレーでも、たとえ無罪であっても、とにかく片っ端から捕まえて、拷問して処刑する社会だからです。国家運営の全てが、独裁体制を維持する。疑心暗鬼で国民を疑う。に注がれているからです。
住んでいる国民にとっては地獄の社会でありますが、国家転覆を防ぐあらゆる手段が講じられた社会であります。やれやれ。
これが政治コストの差による国家間の闘いであります。
日本がスパイ天国である理由。
日本も韓国と似たような環境です。いや、韓国よりさらに厳しいハンデを持っています。韓国と違い日本は法治国家ですから。
北の工作員や中国の工作員は日本社会にスパイ活動をしても取り締まりができません。そして完全な法治国家です。その分韓国よりもまだ不利です。
たとえば彼らに懐柔された知識人と呼ばれる「自称リベラル人」も数多し。日本のためというより彼の国のために働いていると言わんばかりの政治家も数多し。
日本は民主主義で法治国家の原則を貫く国家であります。それは日本人にとって誇るべき点でありますが、政治コストの安い独裁国家を相手にした場合、非常にハンデのある闘いとなります。
つづく
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自国の日の丸の小旗を誰一人として持っていませんでした。これは誰の判断だと思いますか?大変残念に思いました。
先日、産経で北スパイとインフラへのテロを懸念した記事が掲載されました。
流石です。
気を引き締めていかねば、ですね。
今回も連載ですか?楽しみにしています。
ちなみに、カッツアイ、好きです。
国会は、森○問題やってますが、いったい、いつになったら落ち着くのでしょうか?北の脅威があるというのに~~😥
もうここには、来れないかもしれないなぁ。
まるぞうさんは、38度線が下がってくる可能性があると思いますか?