まるぞう備忘録

無題のドキュメント

人の想いと現実への干渉の仕組みを考える。ガードレールキック。

2018-10-11 08:36:40 | 陰と陽の理論
防災カレンダー
本日は特になし。


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人の想いと現実への干渉の仕組みを考える。ガードレールキック。
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避けたいことは逆に自分から真正面にぶつかる。

 読者の方からご質問を頂きました。障害物が目の前にある時、避けよう避けようとするのではなく、マルっと受け入れよう。とありますが、そうすると障害物にぶつかるということになりませんか。

 ご指摘の通りです。
 私達オートバイ乗りはカーブを曲がる時には恐怖心と闘いながら出来るだけ早く駆け抜けるように挑戦するわけです。今なら自分の生命を削るようなことは絶対にしませんが、当時はバカかりし自分でありました。
 コーナリングの直前に自分の恐怖心に負けてしまうことがあります。ああ、やっぱり曲がれない。もうその時はガードレールから視線を外すことができないのです。わかっていても視線が釘付け。そしてどんどん近づくガードレール。

 えい。その時は「避けるのではない。ぶつかって結構。もう一歩踏み込んでぶつかってやれ。」


©しげの秀一

 必殺のガードレールキックターン。というのはマンガだけのお話であります。よい子は真似をしてはいけません。
 ただ私達の人生これと似ています。障害物を避けるのではなく、その障害物に真正面からぶつかる。マルっと受け入れる。これで障害物が消える(因子が昇華する)と考えます。



繰り返されるパターンが教えてくれること。

 人生における障害物とは多くの場合、自分が返済しなければならない因子の借金であります。返済を逃げている限りはいつまでたっても借金は追いかけて来ます。やはり完済(昇華)するためには逃げずに返すしかないのです。

 たとえば対人関係でどうしても苦手な人が職場にいる。その人を避けて転職しても、結局自分の因子の借金が似た「苦手な人」を呼び寄せる。そういうパターンも人生では良く見られます。
 その苦手な人(暴力や犯罪行為でない限り)は、結局どこかで真正面から付き合うしかないのです。

・ひょっとしたら自分の知らない良い面。それを発見することが因子の昇華であるかもしれません。
・ひょっとしたら仕方ないなあ、と相手を許すことが因子の昇華であるかもしれません。
・ひょっとしたらきちんとそれは違います。と自分の心を守ることが因子の昇華に必要だったのかもしれません。

 もし人生に同じパターンで苦手な人が繰り返し出現する場合は、やはり自分の中に返済するべき因子の借金があるのでは?自分にとって大切なメッセージかもしれません。



たとえばこんな癖。あるある。

 その人がマイナスの因子を積んでしまう癖。人それぞれです。

 人によっては善悪二元論。周囲の人を自分の味方か敵か。二つに分けてしまう癖をお持ちかもしれません。真実は他人も自分も同じであるのですが。この敵味方二元論。人類にこの癖の人が大半である限りこの浮世から戦争はなくなりません。
許せない人。どうしても許せない人。という想いは実は相手ではなく自分自身を縛っていたのです。心の中では許せなくても表面の行動だけでも誠意のある態度。公平な態度。思い遣りのある態度。この「行為」が自分自身を縛っていた呪縛をほどきます。

 あるいは自分の心を抑え込むのが癖の方もいらっしゃるかもしれません。もちろん大人は社会では我慢するものです。言いたいことのほとんどは口に出せないことばかり。それでも相手が一線を超える時は「それは違います。私はきちんとあなたの指示どおり対応しました。勘違いしているのはあなたです。」そう言わざるを得ないこともあります。
なぜか。
 自分の心を抑え続けると、抑えつけた自分の心に復讐される。そういう現象があるからです。
 女は弱し。されど母は強し。自分の心も我が子と同じです。相手が自分に対して一線を越える時、きちんと自分の心を守れるかどうか。



障害物を真正面から受け止める「行為」が昇華させるもの。

 因子の借金の返済。これは「行動」によって昇華されます。繰り返し現れる自分の苦手なパターンは、逃げないで真正面から受け入れるという「行動」によって昇華される。
 あれだけ嫌だと思っていた人が、実はいい人だとわかった。とか、職場の異動で苦手な人から離れることができた。
そういう現象で、ああ、この件に関しては因子の昇華が終わったんだ。と知ることができます。おめでとうございます。



 さて意識の視線という内容で、もう一つ考察したいポイントがあります。それはセルフ1(表面意識)のおしゃべりであります。
 いつも同じところをグルグルまわる。このおしゃべりについて。


つづく



おまけ(読者の方の声から)
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ちょっとした文字のうち間違いを、頭の中で訂正して読むと思うんです、普通の方は。
本当にいりませんよ〜訂正屋さん。
・・・って思ってるのは私だけでしょうか?


→私の誤記を頭の中で訂正して読んでくださってありがとうございます。そしてそれとともに手間をかけてその誤記を私に教えてくださる方も本当にありがたいのです。よろしくお願いいたします。

==========
馬の上で声に出さず名前を呼ぶと、耳がピクッと動いたり振り返るので、馬にはテレパシーを感知する繊細さがあると感じました。手綱や拍車で強引に動かそうとしても、気持ちよく動いてはくれません。こちらの意思を、体重(重心)のちょっとした掛け方や脚の内側の圧迫で伝え、相手の動きを邪魔せずに調和できると、馬も認めてくれて、素晴らしい時間が過ごせました。馬への最初のサインである重心の変化は、視線をどこに向けるかで無意識に行われるようです。視線の大切さは馬が教えてくれたのかもしれません

→興味深いお話ありがとうございます。
陰陽因子の貯金が馬力。そして騎手である表面自我の視線の方向に走っていく。そのようにも例えられますね。

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特に、子供たちの顔がパァーっと明るくなった時などは、自分がその言葉を言われる事より、自分の心があたたかくなる事を実感しています。

→良かったです。実験を行った甲斐がありますね。

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私の場合は夫婦生活を抜きにすると、腹を括って宣言したところです。
求めても月に1回程度(少ない)なら、相手のご機嫌伺いをして奴隷のようになってしまうからです。
それより
初めから、夫婦生活がないものとして、言うべきことを言った方がいいのではないかと思ったのです。
まるぞうさんは、そんな下世話なことからはとっくに卒業されていると思います。
羨ましいです。
綺麗なオネエチャン好きから、どうやって変わられたのでしょうか?


→夫婦の性生活の問題は難しい問題だと思います。肉体の本能の話でありますから。
やはりお互い相手を思い遣りながら真正面から話し合うしかないのではないでしょうか。

夫婦とは運命共同体。観えるところ観えないところで陰と陽がお互い補完しているものだと思います。たとえば一見精力が強い方が運気を生み出しているとも言えますし、一見精力が弱い方が昇華するべき因子を掃除しているとも言えます。相手にしてあげている分、相手にしてもらっているのです。どんな夫婦でも。自分が観えないだけ。
お互いのプラスとマイナスが総合的に帳尻があっている関係が夫婦とですから。もともとは赤の他人だったのが、一つの運命共同体の舟であるのは不思議なことですね。

旦那さんには奥さんを心で愛してくださいね。奥さんには旦那さんの悲しいサガの部分も受け入れてあげてくださいね。としか言いようがありませんです。はい。

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以前、まるぞうさんも書いていらした気象兵器ですが、こんな映像がありました。
https://www.youtube.com/watch?v=wwQiKvC6kyI&feature=youtu.be
冒頭の爆音機械にも驚きました。
あと、この中に出てくる夢と魔法の世界を謳うD社が作ったとされる映像は、未来の生活を安全にすごすためのものとして描かれていますが、現実には逆の使い方がされている…かもしれないんですよね。
何十年も前から。


→興味深い動画ありがとうございます。やはり。。。

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何て、冗談ですが、バイク軍団のソレ、今は見なくなりましたが結構好きで車で見に行ってました(まるぞうさんはハーレでお行儀よく、時々、峠で何台かで楽しんでるのを見掛けますがそんなイメージかな(^O^)v)

→私のバイク生活はハーレーというよりどちらかというとこんな感じでした。

出典:http://hobbycom.jp/my/62548dd8fe/photo/products/35036
※写真は私の心の中で美化されたイメージです。

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しかしこの度は、一目散に逃げたい気持ちの優先になりました。退散の仕度中ちらりと浮かびます。許せないとゆうのは逃げなんです。縁をすっぱり切っちゃえばお仕舞いだと信じて。まだ信じているのであります。

→次回は水に流せるかどうか実験の機会ではないでしょうか。

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例えばスキーを滑っていて障害物を避けようと思うほどぶつかって行くのですが、今日の内容だと腹をくくってぶつかることを呑み込めば回避できるということなのでしょうか…経験では結果ぶつかり怪我をしてしまいます。ということは
防災用に色んな物を準備していても災害へ目を向けると寄ってくるのでしょうか。


→ご質問ありがとうございます。鋭いご指摘であります。

自分の視線が逃げたいものに釘付けならそれを真正面から受け止める。本当のオートバイではガードレールにぶつかったら大怪我します。スキーなら障害物にぶつかり大怪我をします。それはご指摘の通りです。が、人生の場合は逃げ続けてきたものに対して、敢えてぶつかるという「行為」が昇華に繋がることがあるということです。この部分はたとえが適切ではありませんね。

そして防災の視線。これは視線は「備え」でありますから。大難を小難にする現実を引寄せるわけです。そして実際にお金と時間を費やすという「行為」で災害という因子も代理昇華されている。そのように思います。


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19 コメント

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バリバリの伝説。 (Unknown)
2018-10-11 10:12:34
僕の弟が、顔も性格もそっくりなんです。グリップ何がなんでもの必殺技ですね。自分のサガには諦めモードです。なぁかぁよしは、難しいです。女性のたくましさを見習いたいです。
かっこよさに性別はないですね。僕はスピードは苦手です。
遠くの視点視線は、ゴールに近付くウサギと亀さんのお話しに感じました。
書かせて頂いてありがとうございます。m(__)m。
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敵と味方 (Unknown)
2018-10-11 11:44:50
まるぞうさん、
今日の記事を読んで、亡くなった父と弟を思い出して涙がこぼれました。
人を自分の見方が敵かと見ます。
誰もが自分と同じ考えだと思うから、違う考えの人を敵とみなして切り捨てます。
今日の記事を読んで、可愛そうだなぁ、苦しかっただろうなぁと感じました。
娘なのに、姉なのに、その辛さをわかってあげられませんでした。
北風と太陽のように、私が暖かく包んであげたら、少しはホッと出来たのかもしれません。
あいつは敵だけれど俺は許してると良く言ってました。
言いたい事をずっと我慢して、頑張っていたんだなぁと思います。
真面目で、正直で、優し過ぎて、不器用で、嘘がつけない人でしたから、この世はとても生きにくかったと思います。

女優の原田美枝子さんのトーク番組を観ました。
凛として筋が通った生き方は見習いたいと思うほどでした。
松田優作さんの影響で、座禅を生活の中に自然に取り入れていると聞いて納得しました。
〜せっかく生まれて来た人を生かすんだ〜
という松田さんの言葉を、原田さんはとても大切にされていました。
せっかく生まれて来た命を生かす。
父も弟も、せっかく生まれて来たのに、私は生かす働きが出来ませんでした。
生まれた命を生かす。
その人をまるっと受け入れる感じですね。
その人を変えようとせずに、否定せずに、まるごと抱える、まるごとまるっと抱きしめる。

今日の記事のお陰様で、気持ちが暖かくなりました。
今日も、まるっとお仕事頑張ります。
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Unknown (Unknown)
2018-10-11 11:47:14
>コーナリングの直前に自分の恐怖心に負けてしまうことがあります。ああ、やっぱり曲がれない。もうその時はガードレールから視線を外すことができないのです。わかっていても視線が釘付け。そしてどんどん近づくガードレール。
 えい。その時は「避けるのではない。ぶつかって結構。もう一歩踏み込んでぶつかってやれ。」

人生を振り返ると、親暴力的な父親の顔色を伺いながらの生活だったので、性格が捻くれ、大人が信用できず、否定され続けことで、兆戦することが苦手な人間になってしまいました。恐怖心に支配されているんです。
今日の記事のを読ませていただいて、「ぶつかって結構」精神で生きてこなかったことが悔やまれます・・・。
自分の意見があっても、相手を不快にさせたくない思いが勝って、言葉を飲み込んでしまうのです・・・悪い癖です・・・親に適切な愛情をうけなかったから、何かが、大きく欠けているのだと思います。
良くない考えですが、リセットボタンがあったら押してしまいたいくらいです・・・。

今日も心の糧になる記事を、ありがとうございましたる

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Unknown (Unknown)
2018-10-11 12:07:30
記事の気象兵器の動画を拝見しました。率直な感想は、胸が痛く悲しくなりました。もし兵器を使用して台風や津波ができるとしても、全世界でやっていることなのでしょうけど、なぜに日本がより対象なんでしょうかね?日本のなにをなくしたいのか、もうムー話のような、遺伝子レベルの話になるのですかね笑笑。日常生活をおくっていると、不思議に思うことばかりですね。
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いつも読ませて頂いています (Unknown)
2018-10-11 12:27:13
目線のお話で、興味深いなと思い出した事があります。身体麻痺しているかたの介助をするとき、まず動かしたい方向、又は動こうとする方向に目線を向けていただくと、あら不思議。。
すんなりと身体移動の介助が出来ます。
見る(認識する)事で、瞬時に筋肉に指令が行くのかしらと。。感動します。
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Unknown (Unknown)
2018-10-11 13:04:38
笑えますね、この挿し絵(笑)
(*≧▽≦)σゥケル-!
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「キリンは泣かない」ってセリフがあったよね (Unknown)
2018-10-11 13:46:26
まるぞうさん。今度、スズキから新型カタナが発売されるそうですよ。
私はキリンファンなのでカワサキが好きなのですが、今度はハーレーに乗りたいです。
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ためになります (9992)
2018-10-11 14:21:11
バイクのお姿を写真で分かりやすく、有り難うございます。

ライダー同士すれ違いざま何気に頭をペコリや手を斜めに胸に当てる仕草、2本指でのラジャー的な挨拶がカッコよく観ているのが好きです。

下に※写真は私の心の中で美化されたイメージです。とあり思わず爆笑。分かりやすい説明の他にユーモアのセンスもあり、よく何気な箇所でツボにハマってる私です。

必殺ガードレールキックターンでの一例、繰り返されるパターンに於いて

これがスキーの場合、ぶつかる!と思った時によく言われていたお尻から転びなさいを今も続けている所がありますが、あれは逃げになるのか、、危ないからと思いっきりお尻から転び例え大きな穴が出来ても恥もせず; 両足が上にあげる様にするくらいやる時がありますが、避難準備と似てる?か違うか。分からないとこではあります。

今日も楽しくお勉強を有り難うございました。
皆さま、コメ欄読ませていただきとても勉強になっております。いつも有り難うございます。
返信する
正念場 (神無月)
2018-10-11 14:23:30
目線についてのお話で、記憶に残っているものが有ります。

小学校の卒業式で、来賓の方が挨拶された中のお話しでした。

「グランドに真っ直ぐな線を引く時、足元を見ていると真っ直ぐなつもりでも、右へ左へ曲がってしまいます。真っ直ぐな線を引くときは、遠くにある目標に向かって進めば、真っ直ぐな線が引けますよ。これから君達に・・・・」

小学生に向け、簡略した内容でしたが、親として妙に納得していました。

現実は、足元をしっかりと見つめなければなりません。しかし、足元ばかりに気をとられていても、目標は遠退きます。

足元と遠方。人生、バランスですね。

ガードレールキックは、命を賭けた無謀な極限状態ですから、例えとしては?です。その様な状況にならない心構えを教えて戴ける方が助かります。

儲け話しに乗って多額の出資や借入をし、痛い目をされる方も多いと感じます。特に高齢者さん。

「うまい話にはウラがある」わけで、本当にうまい話は隠されているものです。素人に降りてくる頃は、詐欺モドキ状態でしょう。一部の人は儲かるが、多くは損するお話です。

嫌いな相手も様々です。口論程度の相手も有れば、パワハラの様に権力を傘にした相手もいます。平等の意識が無く、常に上下で接する方々(民族)もいます。もし、サイコパスの様な性格の方が相手では身の危険も生じます。

腹を割って、理解し合える相手ならよいのですが、そうでなければ腹を括るにしても、最悪を想定して置く事も必要かもです。

人間は動物に比べて、優れた面(助け合う)と、劣る面(自我欲望)が有ります。世界の基準は劣る面が優勢ですね。

世界のお手本となるように、守られ残されて来た日本ですが、いよいよ正念場に来ていますね。

真我と自我をバランスよくコントロールできるよう、修練は続きます。
.
返信する
Unknown (Unknown)
2018-10-11 14:55:00
挿し絵に、爆!
通称 バ○伝かぁ。
乗り物やマンガもいろんな分野読んでて詳しそう~
返信する

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