まるぞう備忘録

無題のドキュメント

【コツ】 耳が痛い文句は一旦半分半分に。

2021-02-27 10:38:47 | 今日のひとり言

防災カレンダー
27日。大潮満月。

埼玉県草加市(ねじれる立つ雲)





お店の都合ではなくお客さんの都合で。

 私が面白いなあと思って観ている番組の一つが「カンブリア宮殿」という毎週企業の経営者の話が聴けるものです。
 今週は「外食産業のレジェンド」といわれる横川氏が、ワタミの新しい形態である焼肉屋さんを評価するという内容でした。
 コロナ禍の影響をもっとも深刻に受けた産業の一つが外食の居酒屋でした。そこでワタミは居酒屋を焼肉屋に変更しようとしていたのでした。

 これから急展開していこうとしているワタミ焼き肉屋に横川氏が訪問します。「美味しいけれど、牛タンが薄いね。」とつぶやいています。
 そのあとスタジオで横川氏とワタミ会長渡邉氏の対談です。

「課題はどういう価値をお客さんに提供出来るか。たとえば牛タンは薄いですね。」と横川氏。

 ここで渡邉氏はなぜ牛タンが薄かったかという理由を説明します。ワタミでは牛を一頭買いしている。だから美味しい牛肉を安く提供できるんです。と。(うなづく横川氏)
 そうするとどうしてもタンの先も出てくる。タン元は分厚く切れます。ねえ。タン元は厚くて美味しかったでしょ。(うなづく横川氏)
 でもタン先はどうしても薄くなっちゃうんです。と渡邉氏は説明します。
 「でもね。やはりね。お客さんの視点では薄い。」と横川氏は同じ指摘を繰り返します。



耳の痛い警告を受け止めることが出来る人は。

 以前この番組で、ステーキチェーン社長と横川氏の対談を思い出しました。あの時も横川氏の(耳の痛い)指摘に対して、ステーキ社長は反論して横川氏を説得しようとしていました。

 しかしここで渡邉氏は反論説得をしませんでした。渡邉氏の頭がきれるところでしょう。
 渡邉氏は逆に質問したのでした。
「では。横川さん。どうしたらいいと思います。残ったタン先はどうやってお客さんに出せばいいのでしょう。」

 そこで横川氏は、間髪を入れず「切り方の問題です。タン先は斜めに切るなどして厚みを一定にする。スライサーを使っちゃうとどうしても薄くなっちゃう。」このように回答しました。

 横川氏が「タンが薄いな」と述べた時には、ただの感想ではなく、それは切り方に問題があること。スライサーを使わず、手で斜めに調理すれば改善できる問題であること。ここまで瞬時に見抜いての言葉だったのです。
 渡邉氏はその助言をきいて、すぐに「現場に確認させます。ありがとうございました。」と御礼を言いました。やはり渡邉氏はきれる人であると思いました。

 ネットでは彼はいろいろ言われますが、このやりとりを見ているだけでも、彼は生き残る力が強い方だと思いました。生き残る力とは「自分に耳の痛い警告でもそれが正しいかもと捉えることが出来る能力」です。



それはコツ。まず相手の半分は正しい。自分の半分は間違っている。

 私達の生活の中でも耳の痛い警告ばかりです。実家に住んでいる方は両親からの小言。結婚している方は伴侶からの文句。働いている方は上司からの注意。私達の生活の中はそういう「私への文句」で溢れています。
 しかしひょっとしたらそのうちの何割かは真実かもしれない。私の方が間違っていて、今方向転換するべきタイミングだと教えてくれるのかも。

 私はプライドの高い鼻柱の高い人間でありますから、人からの警告はまず否定から入ります。それは違うんだよ。あなたはわかってないよ。そのように否定から入ります。
 しかしどうもそれは間違いのようだ。数多くの挫折から、私が「余計なお世話」と思っていた「私への文句」は、大切な警告であったことも数多く含まれていることを知っていきます。なるほど〜。

 もちろん相手は親心から警告してくれることもありますが、お互い感情的になってぶつけてくることも少なくありません。つい売り言葉に買い言葉。
 でもそういう相手の悪意ある言葉の中にも、私が拾うべき警告の要素があることもだんだんわかって来ました。なるほど〜。

 だから相手が私に文句を言ってきた時、私がカチンと来る言葉を投げつけられた時、まず相手の半分は正しい。という前提で受けてみよう。私も半分は間違っている。という前提で受けてみよう。



災難には必ず予兆がある。耳の痛い警告もその一つ。

 それはコツのようなものです。たとえ相手の言葉の中に悪意や敵意があったとしても、条件反射のように悪意や敵意で返すのではなく、その相手の言葉の半分に正しさがある。逆に私自身自分は正しいと思っているけれど、半分間違っているのではないか。その前提で考えてみる。

 人生で大きな災難に出逢う時、必ず予兆がある。というのが私の人生経験論の教訓です。もちろん自然災害や事故などの場合もそうだろうという仮説ですが、特に人間関係で起きる災難については、必ず事前に警告を発してくれている人「たち」がいたのでした。

 でも私はプライドも鼻っ柱も強かったので、その警告のエッセンス(自分は何を履き違えていたのか)を受け止めることは出来ず、多くの場合相手に反論して説き伏せていたのでした。



結局自分自身で気づくしかないんです。

 この横川氏が出てくる話は毎回私はとても勉強になります。おもしろいな〜。
 この横川氏は言葉は少ないですが、多分彼の中で観えていることがたくさんあるようです。なぜこのお店は低迷しているのか。どうすれば伸びるのか。そしてこのお店の危機はここにある。
 しかし「聴かれなければ自分からは言わない」。なぜか。それはそのお店のオーナーが自分自身で気づかない限り、意味がないから。

 数多くの助言の経験をして、結局は本人がそれに気づくかどうかしかない。それが彼の結論だった。そのように思いました。






おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
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フト思い出したのは、以前職場にいた中国人留学生のバイトの子。
中国人は嫌い(ノートを取っておくよう強要され、断ると逆ギレ。居候している親戚とも折り合いがつかず風呂トイレなし台所共用の下宿に引っ越してました)
でも日本人はみんな優しいから好き。ずっと日本にいたい。と言っていました。見た目もいかにも中華料理の皿に描かれる童みたいなかわいらしい女の子でした。

私の叔父、叔母達は満州で生まれ育ちました。命からがら引き揚げてきたとはいえ、一応故郷なんで、戦争はやだなあと思います。

→ 良いお話ありがとうございます。

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日本政府にしては、珍しくまともなメッセージでした。これを当たり前のことをしたまでと思うか、実は、逼迫した情報を掴んでいるのか。
希望は、核の抑止力のように、にらみ合いのまま、時が過ぎていくということ。戦後から今までのように。
でも、無理なのでしょうね。私は、まるぞうさん書かれている避けては通れないという考えを持っています。なので、安全保障より経済を優先している今の状況が、本当に何とかならないものかと。祈るしかないのですが

→ この問題は、昨日収録した次回の動画(現在さらすさんが編集くださっています)で考察してみましたので、興味があればご覧ください。多分数日以内にアップされると思います。




次回の動画より

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日本人を日本人たらしめるものとして、天皇陛下、お天道様、ご先祖様、と言っているのを聞いて、本当にその通りだなあと思いました。個性の強い人なので是々非々なところがあるんですが、この三つを忘れなければ、たとえ道を外れそうになったとしても、必ず真っ当な道に帰ってこれるんじゃないでしょうか。感謝、畏れ、恥。それらを無くした人間が、日本の土地にこれ以上増えてしまったら、国土の神様が怒るのも仕方ないと思います。日本を日本たらしめるのも、日本でなくしてしまうのも、そこに住む人間次第なのかなと考えさせられます。

→ コメントありがとうございます。そのとおり!

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国家情報法の3日後に施行された国防動員法も日本にとっては脅威となる法律ですね~。

→ はい。諸刃の剣です。

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今日は嬉しい事がありました。勤め先関係の保護者の方がいろいろ協力して頂けるそうで、有りがたかったです。クレームばかり言って来る方もいますが、何事も全部良いことばかりではなく、クレーマーの方のおかげでバランスがとれているのかも知れないと考えていました。振り子が行ったり来たりで本当に面白いですね。

→ 面白いです。ありがとうございます。

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11 コメント

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Unknown (kikehi)
2021-02-27 11:59:11
まるぞうさん
いつも拝読しております。
耳が痛い文句というのは、組織を預かる立場になればなるほど、その器量、周りに発言してもらえる雰囲気作りと、普段から大事だと実感します。人間は、IQより、EQが、結局は、大事というとも、この痛い話をとらえる力かもなと個人的に思います。偉そうに言ってますが、実践出来ているかと問われれば、そんなことはないということですが。
コメントありがとうございました。動画を楽しみに拝見させて頂きます。この数ヶ月の出来事、数日の馬渕さんが出ている動画を見て、以前、馬渕さんが、仰っていた、グローバリストたち、トランプさんのナショナリストたち、そして、中国共産党のナショナリストたち、たった今はざっくり言ってこの3つの勢力の駆け引きが、起きているという気が段々、個人的にしてきました。
グローバリストたちは、全ての事を中国共産党に押し付けようとしている気がするし、米国の状況も。
そんななか、日本は、右往左往。
日本が、グローバリストたちの手に落ちたら、中国共産党の手に落ちたら、日本が日本を大事にする真の独立国に回帰するという3つのケースを妄想すること。どれも、衝突は、避けられない。そんななか、小難にしていく道筋の妄想なのではないのか?
勿論、あくまでも個人的妄想で、明日には、前言撤回しているかもしれません(笑)。
Unknown (たま♪)
2021-02-27 12:05:40
今はコロナ様の御蔭で、とっても余裕のある生活をしていますが、残業三昧で人手も足りず、風邪をひいていても隠して出勤・土日は平日用の食事の下準備と家事だけで終わる生活をしていたころに、「○○の勉強をするといいよ」みたいな事を言われると、くそウザいと思ってしまっていました。
いや、そんな暇があればとっくにしている、自分が倒れてからしかモノを考えられない、とにかく今は倒れないために生きることが最重要、そのために家事でさえ最低限の事さえできない日も多い、、、みたいな事って、理解されませんもんね。そういうのは耳が痛いとはまた別の問題なのかもしれませんが。
Unknown (Unknown)
2021-02-27 12:13:14
現実はもっとシビアでないかと思います。まだ、ここをこうしてなど言われるなら対応できて能力的なものはあっても、それに沿おうとしても昨日まで期待してるからとニコニコ笑顔で翌日解雇など???なままで、どうすればよかったか解れないという状況の人が多のでないかと…。解り易い何かがあればともかく、ニコニコしながら、人間ってだから怖い…というような事に当たる事のほうが多い気がします。それはどこで見てるか解れない会った事も無い上の予算上の話やら、知らない間に行われてた見えない会議の中での決定、命令であったりもする時もあるが本当にそれこそ解れない。理由も解れない。注意したりしてくれたりする人や周囲の対応から分かる時もある所はまだマシには感じます。それでも仕事そのものを渡さないやら度を超えたものもありますが、勤怠やら仕事のミスは自身でも自覚できるようことだろうが実際はもっと。「・・・」で本当に本人も分からない、解れない。気づきようもないケースも「現実」にはかなりあると思います。だからいつどうなってもいい覚悟で、明日は解らないと期待しない気持ちが大事なのでしょうが、そういった気持ちでいれば本来なら強くなれるはずが、それほどはやはり強くなれなくて、心の落としどころ、拠り所を求めて、どうしたらいい、どうすればよかったと迷いばかり強くなり指針が無さすぎて逆に精神的に病んだり不安定になり更なる穴に入ってしまうのだろうと思います。
Unknown (Aー11。)
2021-02-27 13:28:34
俺も、7万円のご飯🍴食べたいよ。
Unknown (Unknown)
2021-02-27 13:32:27
耳の痛い忠告をされると、悔しいっ!分かってない!という自我の気持ちと共に心の奥では言ってもらえてよかった、、。と我に帰るというかホッとする気持ちになります。
ほんとは人に言わせちゃいけない、自分で気付かなくちゃいけないんですけどね。
言ってくれる方は逆恨みされるリスクもありながら、そしてもしかすると命を削りながらかもしれませんから。

たいした責任もなく生きている人間でも耳の痛い忠告は辛いのに、自力で道を切り開いてきた経営者の方が謙虚に受け止められるのはすごいことだなと思います。



今日もありがとうございます。 (Unknown)
2021-02-27 14:56:54
昨夜、一つ星イタリアンレストランシェフの方のお話が再放送されていましたので、拝見いたしました。シェフご本人、従業員の皆さん、私たちの心の奥深くは、繋がっているのではないでしょうか。
(皆さん、そういう世界を再現したい・・・。) 感動しました。そして、色々な危機に関して、「知る」「受けとる」「備える」人が多いほど小難になるのだと、まるぞうさんの記事を読んで理解しております。
Unknown (神無月)
2021-02-27 21:39:08
尖閣の主権について、バイデン政権は早速訂正のようですね。
「尖閣諸島における日本の主権を支持する」から「修正したい。尖閣諸島の主権をめぐる米政府の方針に変わりはない」と修正です。
昨日の拙コメントでは「一応バイデン政権は」としておきましたので、バイデン政権のブレは様子見ですね。

「商売は、自分の価値より、お客様の価値を」
半分正解でしょうか?  
「自分の価値を売らなければ、お客様に買ってもらえない」
こちらも半分だと思います。

薄い牛タンを好む、お客もいらっしゃいます。

まるぞうさんが、プライドの高い鼻柱の高い人間で有ることは、文から伺えます。
まるぞうさん視点での決めつけが、それを物語っていますね。
故に、このような番組から得るものが多いのかも知れません。

私は、まるぞうさんの逆でしょうか。
プライドは半分で、鼻っ柱はペチャンコです。
.
Unknown (Unknown)
2021-02-28 01:35:55
朝倉さやさん、つべのオススメに出てきたので、「天穂のサクナヒメ」テーマ曲、「ヤナト田植唄」を聞いてみました。聞き惚れてしまいました。変な言い方ですけど、深呼吸しやすいです、あの唄。

ヲタクな私にはゲームの主題歌をプレゼンしてきたつべ。他の方には違う歌をオススメししてるのかしら。ゆっくり動画を見た方には、たぶん勧めているだろうと思うのですけど。
Unknown (Unknown)
2021-02-28 11:45:51
犯罪行為を情報で隠蔽してしまい、誰にもいえないところに追い込んで、そのうえで当事者を盾に広告棟だけに使う行為はいまだに悪と思ってます。地震は微震だけれど島根も関西も西側にもきたなです。
ただ先立つものの関係や家族の権限の問題んもあり備えるのにも限界があり。その時は覚悟するしかない。ただあまりもの無念は我死すとも復讐なせり…みたいな気持ちとして時期にもよるが、少なくとも「今」は残るかもしれないなと思います。
本当の事は本人にしか結局わかれないですね。
Unknown (Unknown)
2021-02-28 13:57:57
頭がキレるその社長が経営する居酒屋で短期バイトしてたことがあります。毎月ビデオレターが送られてきて社員もアルバイトもその内容について感想を書かされていました。何も考えていない子でしたので話の内容は覚えていません。その当時九州で売上一位の店舗でしたので忙しく、社員さんの睡眠時間は数時間だったと思います。タイムカードの切り方もブラックでしたが今となっては雇って戴けたことは有難いと思います。

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