ある北の片田舎のおばあちゃん。
テレビ局のディレクターが街の人に声をかけて家についていくという番組があります。あの声掛けはやらせもあるんじゃないの。という声もありますが、でもやはり人にはみなそれぞれ深い人生ドラマがあると思うことも少なくありません。
先日は北海道の片田舎のおばあさんの家でお話を聞く回でした。
そのおばあさんは、今は隠居して一人暮らしでありましたが、ずっとトラック運転手をしていた肝っ玉母さんでありました。
ちょうどインタビュー時も電話がかかって来て、相手は一人息子さんでした。「鮭を送ってくれって。こんな時しか電話寄越さないんだ。」とおばあちゃんはいいます。でも嬉しいのではないかな。
息子さんは東京の蒲田でお医者さんをしているそうです。シングルマザーでトラックの運転手さんをしながら、筑波大学医学部にやった。学費で2500万くらいかかったね。と淡々と肝っ玉おばあちゃんは話します。
その息子さんは実の子供ではありませんでした。
同じトラック稼業の仲間が、5人目の子供が生まれたけど貧乏で育てられないので施設に出す。というのです。
そんな施設に出すぐらいなら、私が育てる。肝っ玉母ちゃんはその子供を引き取って、女で一人でその子供を育てます。
一度運送に出ると一週間は帰って来れません。子供が小さいころは一緒に連れて、仕事をしながら育てたそうです。
子供がある程度大きくなると、運送中の一週間は、社長宅に預ける。戻って来る一週間は子供と一緒。しかし夜は近所の農家の手伝い(ブルトーザー)で、帰って来るのは朝方。そういう時期が続いたようです。
なぜこの女性が養子を引き取ることになったかというと、自分も養女だったから。
本当の母親に育ててもらうことはなく、そしてご自分も結婚はしてもすぐに離婚。本当の子供を授かることはなく。でもとても強い母性と生命力の女性でありました。
今が一番幸せ。
勉強しろと言ったこともない。
ゲームが欲しいと言ったら買ってやる。
子供は親の後ろ姿を見て育つ。そんな子育てだったのでしょう。
息子さんも頭が良いお子さんだったのでしょう。
北海道の片田舎から、筑波大学の医学部に進学。
その時も、この肝っ玉母さんは「いいよ。学費の事は心配すんな」とあっけらかんと言ったのではないでしょうか。
そして現在。
本当は息子さんは東京にお母さんを呼びたかったのじゃないかな。
でも息子の世話になりたくない。息子は息子の人生を歩けばいい。
自分が老後養ってもらうために育てたわけじゃない。見返りが欲しくて育てたわけじゃない。
今は一人で静かに暮らしているのがいい。
今が人生で一番幸せ。
でもこのお母さんは、子育ての一番大切な時。寝ないで働いていた時も「今が一番幸せ」と感じていたと思います。
元トラック運転手!女手ひとつで育てた息子は医者に...引き裂かれた家族...71歳女性が壮絶人生明かす:家、ついて行ってイイですか?
https://www.tv-tokyo.co.jp/plus/lifestyle/entry/2022/025346.html
おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
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まずは私自身が安心して自分を信頼して生きることからはじめたいと思います
→ 私は雪国の育ちなので、春になるとゆっくり根雪が解けて行くのを毎年観て育ちました。春が近くなると本当にゆっくりゆっくり。少しずつ風が柔らかくなり、そして雪がゆっくりゆっくり溶けて生きます。
人の不安な心もこの雪解けと同じ景色。似ています。
心に吹く風がゆっくり柔らかくなり。
そしてゆっくり。不安という根雪が解けていく。
季節の移り変わり。そんな景色ではないでしょうか。
コメントありがとうございます。
==========
使い捨てカイロ、そんな風に使えたんですね!まだ使い道があったなんて。いつも捨ててました~。
→ もちろん新品のカイロです。脱酸素剤と使い捨てカイロは原理は一緒です。中味は同じものです。熱を出す時に周囲の酸素を吸着します。
脱酸素袋に玄米を入れて、使い捨てカイロを揉んで密閉すると、カイロはゆっくり発熱しながら、袋の中の酸素を吸着し「脱酸素状態」となります。
近所の100均だと100円で8袋ほどカイロが買えます。
==========
お米の保存の際、脱酸素剤の代わりに使い捨てカイロとのことですが、カイロは温かくなりますよね。お米に影響はないのでしょうか?熱変性してしまったりしませんか?
→ おそらく袋の密閉で酸素が少ないので、反応はゆっくり進むと思います。だから発熱温度もじんわり温かい程度。それも数時間ぐらいなので大丈夫だと思います。
==========
Yahoo!で見つけた記事です。
研究を発表した国立研究開発法人・科学技術振興機構(JST)のアドレスを張っておきます。
JSTは[THE MAKING]というものができるまでの動画を昔はテレビで放送していて、今はYouTubeに上げています。
・悪玉脂質をつくる腸内細菌が肥満や高血糖を悪化 理研が仕組み解明、新たな治療に道
https://scienceportal.jst.go.jp/gateway/clip/20230125_g01/
→ 情報ありがとうございます。
腸内の絶妙なバランスで、なぜ悪玉菌が増えるのか。が重要だと思います。たとえ良い菌を服用しても数日で腸内から排出されてしまいます。しかしその悪玉菌は腸内に常駐し続ける。
本当はその悪玉菌は、身体が出す悪いものを分解する役割があるのではないでしょうか。腐海の植物たちと同じ。という空想小説です。
==========
・南海トラフ地震の1週間以内に別の巨大地震、最大で「平常時の3600倍起きやすい」 東北大などが試算
https://scienceportal.jst.go.jp/gateway/clip/20230117_g01/
→ ありがとうございます。参考になります。
==========
偏差値なんか無かったし、先生は清貧で聖職、日本の為になる良い子を育てると言う気概をお持ちでした。
変な教師ももちろんいましたけれどね。
学校は聖域。
母の頃は教室にも体育館にも神棚が御座いましたし、
男の子女の子の特性を考慮配慮した実に見事な面が有りました。
今はもう、ボーダーフリーでメチャクチャ。
なんでも有り。
孫たちが可哀想になります。
あれでまた、ちゃんと育つのだから、日本人は凄いと感じます。🤗
→ また元に戻る振り子の時代があると思います。
昭和の私たちの頃より、魂の知恵を一回り身につけた子供たちの世代が来ると思います。
==========
子育てについて、なるほどと思う反面、この方が書かれたもう一つの記事、「反抗期がないのはおかしい、家に帰ったら何でもいいから反抗しなさい」と大学生に勧めているのを読んで、ありゃと思いました。親に感謝してる子に、反抗を勧めなくても〜。反抗期とは、親が自然の在り方に反しているときに現れる現象ではないかなと私は感じています。縄文時代に反抗期はあったのかな〜。
→ 一人の方の書く記事は「全部が正しい」こともなく「全部が間違い」なこともなく。それぞれの中で共鳴できるところを参考にするのが良いのではないでしょうか。
一部の人に真実でも全員に真実ではない。そういう記事が必要な背景もあったかもしれません。
==========
北海道在住なのですが、いよいよ百年記念塔の解体が始まった報道を少し前に知りました。
まさかの厳冬期に行うのが意図的なら、ただの市民個人ではなにも敵わないような思いになります。
→ お知らせありがとうございます。静かに見守りたいです。
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まずは私自身が安心して自分を信頼して生きることからはじめたいと思います
→ 私は雪国の育ちなので、春になるとゆっくり根雪が解けて行くのを毎年観て育ちました。春が近くなると本当にゆっくりゆっくり。少しずつ風が柔らかくなり、そして雪がゆっくりゆっくり溶けて生きます。
人の不安な心もこの雪解けと同じ景色。似ています。
心に吹く風がゆっくり柔らかくなり。
そしてゆっくり。不安という根雪が解けていく。
季節の移り変わり。そんな景色ではないでしょうか。
コメントありがとうございます。
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使い捨てカイロ、そんな風に使えたんですね!まだ使い道があったなんて。いつも捨ててました~。
→ もちろん新品のカイロです。脱酸素剤と使い捨てカイロは原理は一緒です。中味は同じものです。熱を出す時に周囲の酸素を吸着します。
脱酸素袋に玄米を入れて、使い捨てカイロを揉んで密閉すると、カイロはゆっくり発熱しながら、袋の中の酸素を吸着し「脱酸素状態」となります。
近所の100均だと100円で8袋ほどカイロが買えます。
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お米の保存の際、脱酸素剤の代わりに使い捨てカイロとのことですが、カイロは温かくなりますよね。お米に影響はないのでしょうか?熱変性してしまったりしませんか?
→ おそらく袋の密閉で酸素が少ないので、反応はゆっくり進むと思います。だから発熱温度もじんわり温かい程度。それも数時間ぐらいなので大丈夫だと思います。
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Yahoo!で見つけた記事です。
研究を発表した国立研究開発法人・科学技術振興機構(JST)のアドレスを張っておきます。
JSTは[THE MAKING]というものができるまでの動画を昔はテレビで放送していて、今はYouTubeに上げています。
・悪玉脂質をつくる腸内細菌が肥満や高血糖を悪化 理研が仕組み解明、新たな治療に道
https://scienceportal.jst.go.jp/gateway/clip/20230125_g01/
→ 情報ありがとうございます。
腸内の絶妙なバランスで、なぜ悪玉菌が増えるのか。が重要だと思います。たとえ良い菌を服用しても数日で腸内から排出されてしまいます。しかしその悪玉菌は腸内に常駐し続ける。
本当はその悪玉菌は、身体が出す悪いものを分解する役割があるのではないでしょうか。腐海の植物たちと同じ。という空想小説です。
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・南海トラフ地震の1週間以内に別の巨大地震、最大で「平常時の3600倍起きやすい」 東北大などが試算
https://scienceportal.jst.go.jp/gateway/clip/20230117_g01/
→ ありがとうございます。参考になります。
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偏差値なんか無かったし、先生は清貧で聖職、日本の為になる良い子を育てると言う気概をお持ちでした。
変な教師ももちろんいましたけれどね。
学校は聖域。
母の頃は教室にも体育館にも神棚が御座いましたし、
男の子女の子の特性を考慮配慮した実に見事な面が有りました。
今はもう、ボーダーフリーでメチャクチャ。
なんでも有り。
孫たちが可哀想になります。
あれでまた、ちゃんと育つのだから、日本人は凄いと感じます。🤗
→ また元に戻る振り子の時代があると思います。
昭和の私たちの頃より、魂の知恵を一回り身につけた子供たちの世代が来ると思います。
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子育てについて、なるほどと思う反面、この方が書かれたもう一つの記事、「反抗期がないのはおかしい、家に帰ったら何でもいいから反抗しなさい」と大学生に勧めているのを読んで、ありゃと思いました。親に感謝してる子に、反抗を勧めなくても〜。反抗期とは、親が自然の在り方に反しているときに現れる現象ではないかなと私は感じています。縄文時代に反抗期はあったのかな〜。
→ 一人の方の書く記事は「全部が正しい」こともなく「全部が間違い」なこともなく。それぞれの中で共鳴できるところを参考にするのが良いのではないでしょうか。
一部の人に真実でも全員に真実ではない。そういう記事が必要な背景もあったかもしれません。
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→ お知らせありがとうございます。静かに見守りたいです。
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