まるぞう備忘録(=・3・=)

無題のドキュメント

裸の子供。福を来た子供。

2021-02-21 10:44:48 | 今日のひとり言


世の中には凄いなあと思うことがあります。これはその一つです。今日はそういうお話。

自閉症の息子が「困った行為を繰り返すワケ」を考えて分かった、意外なこと
佐藤 典雅 2021.02.21

ピザを天井に投げる息子

我が家に生まれてきた長男のがっちゃん(楽音・現在19歳)の子育てはかなり大変だ。なぜかというとバリバリの自閉症だからだ。しかもただの自閉症ではなくスーパー多動症で、我が家では奇想天外な日常を繰り広げてくれる。(略)

そんながっちゃんは、普通の人には想像がつかない高度なレベルの「想定外」をしかけてくる。拙書『療育なんかいらない!』にも書いたのだが、7歳の頃のがっちゃんは何か気に食わないことがあるとピザを天井に投げる癖があった。

食事中に何か気にさわること(大抵、がっちゃんの予想できないことが引き金になる)がおきると、ダイニングテーブルからピザをもってリビングルームに走っていく。リビングルームに到着すると、そのまま下から上に向かって「ウォッ!」とまっすぐ両腕を振り上げる。
・・・
叱ったところで逆効果

ほかにもある。9歳の頃には、どういうわけか部屋の真ん中にウンチをするというマイブームが訪れそれが続いた。部屋の真ん中に、しかも白いカーペットの上に、大きくて立派なウンチがデンと構えている。(略)

一般的に言えば、こんな度を超えた「いたずら」は叱られて当然だ。しかし自閉症の子にはそれはかえって逆効果だ。なぜなら、自閉症は大人が怒っているとその反応がおかしくて、同じことを繰り返すようになるからだ。

こういう時はキツく叱っても効果がない。だからこっちは冷静に普通のごとく「ウンチはトイレだよー」と一言だけいってウンチを撤去する。

もちろんこの注意がその場で効くわけもなく、この場面は繰り返される。だからとにかく感情的にならずにさらりと言い続けることが大切だ。

どこかのタイミングで本人が「何回も言われているからそろそろ辞めてやるか」というモードになるのを待つしかない。こんな感じで我が家にはいつも珍騒動があって、それは現在の今日でも続いている。

車中でオシッコをしたワケ

「自閉症」は何かの一つの行動パターンにこだわるのが特徴だ。とにかく儀式が多い。

がっちゃんが幼稚園生の時には、家を出る前にテーブルのまわりをグルグルと何周も回るという「儀式」があった。出がけにこれをやらないと気がすまない。朝、急いでいるので玄関から「はやくー!」と声をかけるのだが、一生懸命テーブルのまわりをグルグルと回りつづける。

しかしこれよりももっと手強い儀式がさらにあった。幼稚園での1日を終えたお迎えの車の中で、必ずオシッコをするのだ。(略)

最初は教室でトイレにいけていなくて我慢できなかったのかな、と思っていた。しかし途中で気づいた。

「これは車の中でオシッコしないと気がすまないんだ…」

多分、がっちゃんにとって幼稚園はかなり我慢の時間だったんだろう。だから帰りの車の中でオシッコをするのが精神的な安定剤になっていたのだ。そんなわけでこの「儀式」もやめさせるのは無理だと悟った。(略)

実はがっちゃんは、下着も嫌いで履くの拒否していた。だから幼稚園に行く時はいつもノーパンにズボンだった。車に乗ったがっちゃんのズボンをすぐに脱がせて、オムツを渡す、を繰り返した。するとなんとかオシッコをベビーシートの上ではなくオムツの中でしてくれるようになった。
・・・
自閉症の「問題行動」は治らない

発達障害の児童の業界では、がっちゃんのような自閉症の特有のこだわり儀式を「問題行動」と呼んでいる。そして「療育」と呼ばれる訓練を施せば、自閉症の問題行動がなくなると思われている。だから福祉施設の療育担当者と親は、この問題行動をつぶそうとして躍起になる。

しかし、これまでの経験から言わせてもらうと、がっちゃん本人はピザを投げたり、車内でオシッコをしたり、体を締め付ける服を脱ぎ捨てることは理由があってのこと、彼にとってはちっとも問題行動ではない。

つまり自閉症の子が「問題行動」を起こしているのではなく、親や先生が問題と思える行動こそが「問題行動」になっているのだ。だから親が神経質であればあるほど、子供の「問題行動」が増えてしまう。

「普通だったらピザを天井に投げるべきではない」なんていうふうに「べき論」が多い親ほど、自閉症の問題行動にこだわる。だから私は保護者にいつもこういっている。

問題と思うのが一番よくない

つまり親から見た「問題行動」をやめさせようと思うのは不毛なのだ。自閉症の儀式はただすものではなく、こっちが付き合うものである。自閉症の子を持った限りは、一生なんらかの儀式に付き合うのだと思っておいた方がよい。(略)

だから自閉症の問題行動を減らしたかったら、子供を無理に直そうとしないで、親の方が開き直って割り切ってしまうしかない。「それほどの問題じゃないな」と思えれば、問題行動は減る。(略)

奥さんのさっちゃんは、こんな私の考えに「あなた神経図太くてお気楽でいいわね」と言う。でも私は「自閉症の子育ては図太くないと長く持たないよ」と伝えている。

・・・
がっちゃんのイライラのポイントはこうだ。例えばご飯を食べている時にうっかり「これ食べる?」とがっちゃんに聞くとスイッチが入ってしまう。

赤ちゃんの時からそうだ。「美味しい?」とか「ほしい?」と聞くと癇癪がはじまってしまう。なぜそうなるのかの理屈はわからないのだが、多分「そんなあたりまえな質問でボクに干渉したな!」と思っているに違いない。

そう聞かれて突然走り出し、ティッシュの箱を掴んで窓をあけて「エイッ!」と投げてしまう。ティッシュの箱が空中を弧を描いて飛んでいく。5階の窓からなので、紙の箱とはいえ角張っているからさすがに危険だ。

そんなわけで我が家には箱型のティッシュは存在しない。すべてビニールに入っているものを保管している。投げる衝動を抑えられないのであれば、せめて出来る限り安全なものに変えないといけない。

そんながっちゃんも19歳になって少しばかり成長してきた。ティッシュでなく小さくて安全なものを窓から投げるようになったのだ。え、何を投げているのかって? チーズですよ……。

深刻になるより、笑い飛ばそう!

こんな調子だから自閉症の子育ては結構大変である。まともに考えていちいち反応していたら親の方がやられてしまう。だから私たち親の考え方を変えるしかないわけだ。(略)

私とさっちゃんも、がっちゃんの珍プレイをいちいち深刻に捉えないで、笑い話に転換できたところがプラスになった。いちいち一つ一つの出来事に悩んでいたらノイローゼになるだろう。

子育ては何十年と続くものだ。だからあまり力みすぎて、最初の数年で燃え尽きてしまっては元も子もない。

家族に障害者がいることに対して勝手に罪悪感とか恥ずかしいという感覚を持つ必要はない。こっちがオープンになれば相手もオープンになる。こっちが深刻になれば、相手も深刻になる。

だったら深刻に自閉症を悩むよりも、それをお笑いに転換して笑い飛ばせるようになった方が勝ちだと思う。

そんなわけで、今日もがっちゃんは珍騒動を起こしては、私の家族と友達と職場仲間を笑わせてくれている。本人は気ままに生きているだけで、周りにお笑いの福をもってきてくれる

「がっちゃんは、なんてお得な人生なんだろう」と私は今日も思いながらこの原稿を書いている。

発達障害の子育てで奮闘している家族がいたら伝えてあげたい。

「大変と不幸はイコールではないですよ」

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/80002


 密度の濃いお話なので、この密度の濃さをそのままメモとして抜粋して残すことといたします。
 自分の御子様が「自分たちに福を持ってきている」という言葉は本当に達観であり、真実であると思います。




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
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同じ人だと思うのですが、私が読んだ本人の発言では、バイト前の傲慢さや挫折は一切なかったです。インタビュー記事かエッセイか、とにかく本人の一人語りでした。ツイッターでバズってるのを見てその記事にたどりついて.... おかしいなあ!? 最初傲慢だった権力者が挫折して最底辺に旅立ち再生....ってそれ自体テレビ局の演出じゃ?と思っちゃいました。

→ 面白いですね。どちらも本当なのかもしれません。

今回のNHKの番組で興味を持ったのは渡邊さんという女性シェフの方でした。
インタビューで当時のことを話す時はもう感極まって涙ぐんでいましたから、相当ひどいパワハラだったのだと思います。
番組の再現ドラマを観たあとも(そのドラマも結構厳しいパワハラでしたが)「演出として抑えてあるように感じました。本当はもっと凄いです。」と話していました。

ある日とうとう忍耐できなくなった渡邊さんが、オーナーシェフの人に対する扱いについていけませんと辞表を出すと、そのオーナーシェフは謝罪の手紙を書いたそうです。毎日毎日謝罪の手紙を書き、一週間続いたところで、渡邊さんは「この人は自分の気持ちを伝えるのが下手な人なんだ」と思い、許すことにしお店に残ることにしました。

実はそのころオーナーシェフが休日にサイゼリアで働いていたのは、お店の低迷と従業員がどんどん辞めていくことの打開策がここにあるからだ。とそういう目的で働いていたことは全然知りませんでした。と渡邊さんは番組で言っていました。

オーナーシェフの方針転換で彼自身が変わったことでお店の雰囲気も変わりお客さんも増えていきました。というところでコロナ禍。再び売上は激減してしまいます。

そこで先程の渡邊さんが「お店の人気メニューのラビオリを通販で提供しては」と申し出ます。オーナーシェフは駄目だろうと一旦はNGを出したのですが、渡邊さんが押し切る形で、一人で通販用に値段をおさえたラビオリを開発し、それがヒット。コロナ禍でも黒字になる売上を出しました。

・渡邊シェフの涙ぐんだ当時のパワハラの話。
・オーナーシェフが一週間謝罪の手紙を書き続けた話。
・コロナ禍で渡邊さんのラビオリがお店を救った話。

私も一経営者として大変参考になる話でした。

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ゴミを溜めてしまう要因の一つとして、田舎のゴミ捨て場が遠すぎます。
うちの母は車でゴミを捨てにいきます。
ゴミ捨て場は500mくらい離れたところにあります。

→ 部屋の中が散らかったままになっているのではなく、部屋は片付いていて、ゴミがビニール袋で一箇所にまとまった状態にあるのであれば問題はないのではないでしょうか。いかがでしょう。

ちなみに魚をさばいたアラなどは、調理した時点でビニール袋に入れて冷凍庫にいれる。ゴミを出す朝に冷凍庫から出して捨てると部屋の中が臭わないと知り我が家は助かっています。夏場は半日でも(いくらビニール袋で縛っても)魚の腐敗臭が台所に発生していたので。

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朝倉さやさん好きなんです。
デビュー曲の「東京」いいですよ。
山形弁ヴァージョンも是非!

私は山形人じゃなくて九州人ですが、昔、大都会で抱いた切ない感情を思い出します。
中孝介さんとの「木蓮の涙」もどうぞお聞きください。
その他様々なカバー曲も楽しめます。

→ 彼女の声を知って、ますます演歌や民謡っていいなあと思うようになりました。ありがとうございます。

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そして今日、、アメリカ留学中に訓練していた空軍の方が亡くなられたようです。詳細は報道されていません。常に命がけで国防の任務にあたっている方に心から感謝して追悼したいと思います。

→ お知らせありがとうございます。ご冥福をお祈りいたします。

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梅乃さん、随分返り咲いていますね。

→ 私はHraranoさんの考察は興味深く思いました。
https://youtu.be/Ivdcb6psnmk

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mRNAワクチンのシンプルな説明です。
https://www.google.com/url?sa=t&source=web&rct=j&url=https://www.snohd.org/ImageRepository/Document%3FdocumentId%3D6074&ved=2ahUKEwiE64vVrvjuAhXNDaYKHQDGCk4QFjALegQIDBAC&usg=AOvVaw23J1QxmA5CIGMTOimuGdF-

→ このリンクは無効だと表示がされるようです。

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人には皆、試練がありますね。どなた様の試練にも、見えないエールを私から送らせていただきます。
今回は助けていただき、誠にありがとうございました。

→ 旦那様の無事生還おめでとうございます。本当に良かった。ありがとうございます。

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ファミレスで長年仕事していました、私が出会った店長は独裁者のようで、蹴られたし水もかけられました、20年前。今の時代あり得ないです。
怒られすぎて萎縮して自分の行動に自信を持てなくなり、判断を誤りミスをして当然怒鳴られるし、迷って動きが遅くなりスピードアップしろと怒鳴られる。
お叱りが止まらず最終的にお客様から助けられた事もあります。
確かに私の仕事能力にも問題はあったと思います…それはごめんなさい。
店長は、下の立場を経験してきたからこそ、上の立場になりバイトに厳しく育てるのだと言ってました。

→ その店長さんも必ず後悔する時が来ると思います。
今回の番組のシェフさんは、その後悔が早めに来たこと。自分の生の声で相手に謝罪することが出来たことが、とても幸運だったと思います。
そして(その謝罪によって)オーナーシェフを許した女性従業員によってお店が危機を乗り越えることが出来たというのは、本当に象徴的な話だと思いました。

貴重なコメントありがとうございます。

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小悪魔さんとの動画を見て、精霊や神々が宿る日本を心の底から守りたいと思いました。そして精霊を祀る代表である天皇陛下をお守りしたい。昔の日本人が当たり前にやっていたことなんですけどね。私は意味もなく絶望していた時期がありました。それは日本人なのに日本人魂をなくしていたからかもしれません。その自覚さえなく生きてきました。いや自覚がないから苦しかったのだと思います。そして私と同じように漠然とよくわからず生きる力をなくしている人が大勢いるかもしれません。縄文時代のように精霊さんや小さな神々と一緒に生きることが幸せなんじゃないかな、と感じ始めております。

→ ありがとうございます。

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