『おもいのたけ』
文:きむらゆういち
絵:田島征三
ある日、動物たちは奇妙な音を耳にする。
「オンドロロン、オンドロロン・・・」
音に誘われて洞窟に入っていくと、そこには不思議なキノコが。
動物たちは、次々と不思議なキノコに向かって、自分が抱えている思いをぶつけます。
すると、キノコはどんどん膨れ上がって。。。
さあ、その後キノコはどうなる!?
今日も蒸し暑い朝でしたが、
子供たちに元気をもらって帰ってきました~
今日の絵本、読み始めてすぐに、どこからともなく「クスクス」と笑い声が
絵もインパクトあったのかな?
でも、それ以上に、動物たちの抱える『思い』が、自分の思いと重なったのかもしれません。
「あー、その気持ちわかるわかる」
「それ、口に出しちゃった」
そんな子供たちの心の声が聞こえてくるようでした。
「言えば良かった」と後悔したり、「言わなければ良かった」と反省したり、恥ずかしかったり。
そんなことを繰り返しながら、『思いのたけ』を上手く伝えられるようになっていくのでしょうか?
大人になっても、思いのたけを伝えるのは難しいと感じる私です。
(マドレーヌ)