京都の長岡京市会議員の小原明大(おはらあきひろ)です。九小・三中・西乙・神戸大卒。ツイッター・FBもお願いします。
おっはー!



わが社で最初にカミングアウトした議員(かな?)の、たてうち孝夫議員のエスコートで、札幌市を視察させていただきました。


札幌市のパートナーシップ宣誓制度は、いずれか又は双方が性的マイノリティーである2人がお互いを人生のパートナーと宣誓し、市は受領証を発行する制度です。

それだけであって、だから何?と言えないこともないですが、実際に提出する様式を見て、誰かと一緒に書き込むことをイメージすると、ちょっと心動くものを感じました。

実際に2人がそろって提出し、その場で受領証の発行を受け、市から「おめでとうございます」と祝福されるのです。

去年6月から34組が制度を利用し、戸籍上は異性のカップルも1組いたそうです。



声としては、
「おめでとうと言ってもらえ嬉しかった」
「このことがニュースになったので、親にカミングアウトできた」
「高校生なのでまだ利用できないが、自分の将来に選択肢ができた気がする」
「もっと早くにこの制度があれば、あいつも死ななくてすんだかもしれない」

法的権限も一切ない紙切れ一枚だけど、人を救うのですね。


ご説明いただいた課長さん、わりと最近までLGBTについて「そう深く考えてなかった」。
市民団体の講演会に参加するなど理解を深めたところ、長年の友達からカミングアウトされ、こんなにも言えないことなのかと愕然。
市民の力強い運動により、制度が実現するまでそう時間はかからなかった。



はっきり言って、婚姻の権利を誰にでも認めるのが当然で、パートナーシップ制度なんて不十分もいいとこだ。
でもこの紙切れ、誰かと書いて出してみたいとは思った。



これ、べつに市区町村でなくてもいいのでは。
四月の京都府知事選。
福山和人さん、パートナーシップ宣誓制度を公約してほしい。


ところで視察終わってから立ち話で、議会事務局の職員さんが、「これ2人でそろって提出なんですよね。市職員が出したいと思っても出せないんじゃ・・。」


たしかに、担当課の職員と知り合いだと、プライバシー保てない。でも、誰か切り開いてほしいですね。

 

札幌市パートナーシップ宣誓制度 http://www.city.sapporo.jp/shimin/danjo/lgbt/seido.html

セットしてくださった舘内孝夫議員、ぶっちゃけトークも交えての札幌市役所の皆さん、ありがとうございました!!




一方、「そんなことより、国へ婚姻の平等の実現を求める意見書を上げるべき。パートナーシップ制度は本来の願いを途中下車させるもの」というご意見もお聞きしています。とてもわかります。

また、「LGBTが夫婦制度に乗っかるなんて滑稽。夫婦を制度で優遇するより、すべての個人を公平に」などのご意見もあると思います。



婚姻の平等の実現を求める意見書を各地で上げていく運動は大事だし僕も本筋だと思います。

ただ、あまり僅差でとか、少数の自治体議会だけで先行すると、反対派のバッシングや逆の立場の意見書運動とかを招くことも考えられます。パートナーシップだけで相当色々あったとも聞きますし。


せっかくの芽を摘ませることのないよう、各地でいっきにバーっと意見書等を上げていく。
そのためにも、パートナーシップ制度を設ける自治体を多数派にして、当事者の利用実績=どの自治体にも当事者がいる無視できない証明 を着実に伸ばしていくことは意義があると思います。


ただ当事者にもいろんな思いがあると思うし、「バス路線維持のため大いに乗りましょう」みたいには単純に言えません・・。

うーん、やっぱり都道府県で風穴開けてほしいな。



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