コメント
 
 
 
戦争法案という言葉には反対です (ロゼ派)
2015-08-10 22:19:33
私は「戦争法案」という呼び名は、賛成派、反対派双方の冷静な議論を否定しているものと感じるので、使うべきではないと思います。

賛成派は反対派を個別的自衛権まで否定する無防備主義者扱いし、さも安保法案が通らなければ即日本が侵略され国土国民が蹂躙されるかのような極端な論調が目立ちます。

反対派は賛成派を好戦的軍国主義者扱いし、安保法案が通れば徴兵制が復活し日本が侵略戦争を始めるかのような極端な論調が目立ちます。

相手に対する極端な決め付けによって、議論が噛み合わなくなっているのは嘆くべきことです。

今回の法案は、あくまで「集団的自衛権法案」であり、個別的自衛権と集団的自衛権の在り方について深く掘り下げた議論が必要なはずでした。

12年前の有事立法においても「戦争法案」という言葉が盛んに使われていたと記憶しておりますが、「戦争法案」という言葉は、冷静かつ論点を明確にして議論されるべき問題を感情論的にあやふやにし、賛成派、反対派の溝を広げる愚かな名称であると感じております。

ちなみに、「安保法案」という名称も、何を指し示しているか不明瞭なので使うべきではないと考えます。
 
 
 
Unknown (おっはー)
2015-08-10 23:16:47
コメントありがとうございます。
ご意見とてもわかる気がします。最近、つっこんでくる人は全員「戦争法案ちゃうやろ」です。内容で勝負できないのでそこだけしか追及してきません。
安保法制というのはわかりにくいけど今テレビで言っている用語なので、私は話の冒頭ではそれで呼ぶようにしています。
 
 
 
なるほど (ルシア)
2015-11-03 23:56:03
安保法案賛成派が、中国との関係の話を出して共産党の方が論破するという会話形式は色んな方のHP等で見させていただいています。
まぁ、賛成派にしても反対派にしても個別的自衛権と集団的自衛権の違いすら分かっていない方が多いのは気になります。
集団的自衛権は国に対してと言うよりテロへの対策だと私は考えています。国を挙げて武力行使する国なんて無いでしょう。速攻で他の国に叩かれます。一方でテロはどこから飛んでくるかわからない。直近10年で無いからと言って今後ないとも言い切れない、まして今や向上の制御システム等をハッキングすることで遠隔地にいても攻撃できる時代です(いわゆるサイバーテロ)。


実際に集団的自衛権を行使するかどうかは時の総理が決めることですが、「行使する」という選択肢を持っておいても良いと思っています。攻撃されてからでは遅いので、やられるまえに予防しようってことですね。
 
 
 
Unknown (おっはー)
2015-11-04 00:35:05
コメントありがとうございます。
根本的に、いまの政権が国民の利益に立って判断してくれるのか、それともアメリカとか多国籍企業とかの圧力に従ってしまうのか、どう見るかでまったく見解が違ってしまうので、一般論にするのは難しい分野ですね。

私は後者の方なので、集団的自衛権の行使については、アメリカが交戦している相手と日本も戦うはめになるというのが最も起こりそうな想定かなと思っています。

やられる前の予防というと相手から見たら先制攻撃なので、こちらから戦端をひらくということに国民的な合意がどれだけ作れるかも課題だと思います。
 
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