バリアフリー

事務所の最寄り駅、西武国分寺線恋が窪駅が最近ちょっとリニューアルされた。切符売り場の表示などが見やすくなり、ホームへの通路にスロープがつき、跨線橋には両方向のエスカレーターにエレベーター。そしてトイレは多目的トイレになった。通路や表示類もきれいになった。

ずいぶん変わった印象を受けるが、そもそもここは国分寺市役所と国分寺郵便局（本局）の最寄り駅で、「国分寺市の中心」なのだから、これぐらいは普通である。そうそう優秀な社労士事務所の最寄り駅でもあるじゃないか（笑）。これ以上はやめとこう。

現実、最寄り駅はどこですかと聞かれて答えた時に、悲しいかな「恋が窪」を一発で理解してくれる人は少ない。「国分寺の次の駅です」と付け加えねばならないのが少々歯がゆい。

それはさておき、ヨメが妊娠してからというもの、ペースを合わせて歩いてみると、街なかにはずいぶん「障壁」なるものが多いことに気付く。健常者ならちっとも気にならないちょっとした段差なんかも障害者や妊婦やお年寄りにはけっこうな障害であるし、エレベーターもエスカレーターもない場所はかなりの苦労をともなう。買い物に行くなぞそれこそ一大行事みたいになる。

ヨメが電車に乗っても誰も席を譲ってくれないと嘆いていたが、それは他人が冷たいからではなく、ただ単に「気付いていない」だけだと思う。人間、大体は自分の身の回りにコトが起こらないと気付かないものなのだ。

とりあえず私は、今まで以上にいろんなことに「気付きながら」行動してみたいと思う今日この頃である。