「国家保安省(シュタージ)局員のヴィースラーは、劇作家のドライマンと舞台女優で
ある恋人のクリスタが反体制的であるという根拠をつかむよう命じられる。
成功すれば出世が待っていた。
しかし予期していなかったのは、彼らの世界に近づくことで監視する側である
自分自身が変えられてしまうということだった。
国家を信じ忠実に仕えてきたヴィースラーだったが、盗聴器を通して知る、
自由、愛、音楽、文学に影響を受け、いつの間にか今まで知ることのなかった
新しい人生に目覚めていく。
二人の男女を通じて、あの壁の向こう側へと世界が開かれていくのだった・・・。」
1989年にベルリンの壁が崩壊したのを幼な心に覚えている。
この映画は崩壊前の旧東ドイツの強固な共産主義体制時代の話だ。
この時代、支配の中枢を担っていたシュタージについての内容を扱う映画は
長い間タブーとされてきたらしい。
この作品は旧東ドイツ、シュタージについて、ほぼ忠実に描かれている。
私自身はこの映画を観るまで、旧東ドイツの共産主義体制というものを
ほとんどわかっていなかった。
北朝鮮の社会主義に比べれば自由なものだと簡単に思っていた。
でも、こうして映画を観てみると、生活は普通に見えても、
思想の自由、表現の自由、芸術、文学の自由等が奪われるということが、
どれほど人間を傷つけ、不安と空虚と与え、醜い争いをさせるものなのか・・・。
とても重いテーマで始まった。
映画は2時間30分近くの長い時間だけれど、長さを感じさせないほどに
非常にすばらしい作品だった。
自分を守るために友人、家族、恋人を密告する。
悲しいけれど、人間とは思うほどに強くない。
でも、弱いけれど優しくあたたかい。
ぜひ、観て頂きたい作品です。
※渋谷シネマライズにて。
ある恋人のクリスタが反体制的であるという根拠をつかむよう命じられる。
成功すれば出世が待っていた。
しかし予期していなかったのは、彼らの世界に近づくことで監視する側である
自分自身が変えられてしまうということだった。
国家を信じ忠実に仕えてきたヴィースラーだったが、盗聴器を通して知る、
自由、愛、音楽、文学に影響を受け、いつの間にか今まで知ることのなかった
新しい人生に目覚めていく。
二人の男女を通じて、あの壁の向こう側へと世界が開かれていくのだった・・・。」
1989年にベルリンの壁が崩壊したのを幼な心に覚えている。
この映画は崩壊前の旧東ドイツの強固な共産主義体制時代の話だ。
この時代、支配の中枢を担っていたシュタージについての内容を扱う映画は
長い間タブーとされてきたらしい。
この作品は旧東ドイツ、シュタージについて、ほぼ忠実に描かれている。
私自身はこの映画を観るまで、旧東ドイツの共産主義体制というものを
ほとんどわかっていなかった。
北朝鮮の社会主義に比べれば自由なものだと簡単に思っていた。
でも、こうして映画を観てみると、生活は普通に見えても、
思想の自由、表現の自由、芸術、文学の自由等が奪われるということが、
どれほど人間を傷つけ、不安と空虚と与え、醜い争いをさせるものなのか・・・。
とても重いテーマで始まった。
映画は2時間30分近くの長い時間だけれど、長さを感じさせないほどに
非常にすばらしい作品だった。
自分を守るために友人、家族、恋人を密告する。
悲しいけれど、人間とは思うほどに強くない。
でも、弱いけれど優しくあたたかい。
ぜひ、観て頂きたい作品です。
※渋谷シネマライズにて。

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