5日ぶりの離山。ゆっくりと登って、着替えたら一服。眼下に走る新幹線、しなの鉄道や国道の車がジオラマの様。最近買ったHAGLOFSのCORKERサイコーです。使い勝手よりデザインと色で即決。衝動買い、よくある癖。
栗城君、ありがとう。前から彼の事は知っていた。天才、新しい登山スタイル、ニート、まだ経験が少なく無謀との評価。しかしこの本を一気に読み干して、何も知らなかった事に気がついた。こねくり回したヘリクツじゃない本物のメッセージ。「毎日が挑戦、毎日が冒険。」ありがとう、やっぱストレートがいいやね。
一人で山に入ると神経が研ぎ澄まされる。
自分が踏みしめる枯葉の音以外、何も聞こえない様な時はなおさらだ。
思いもかけない「音」。「陰」。
やはり一瞬足が止まり、辺りを見回す。
誰かに、何かに見つめられている感覚は、常にある。
風下に回っているはずだ。保護色なんだろう。
野生の感覚には叶わない。
彼らの領域に少しだけ足を踏み込ませてもらっている。
森の聖者。夕日に輝く梟。
自分が踏みしめる枯葉の音以外、何も聞こえない様な時はなおさらだ。
思いもかけない「音」。「陰」。
やはり一瞬足が止まり、辺りを見回す。
誰かに、何かに見つめられている感覚は、常にある。
風下に回っているはずだ。保護色なんだろう。
野生の感覚には叶わない。
彼らの領域に少しだけ足を踏み込ませてもらっている。
森の聖者。夕日に輝く梟。
「おぉー寒。なんかさぁ、あんた。ここんとこ毎日離山来てない?」
「よく飽きもせず登ってくるよねぇ。最初見かけた時は黒毛和牛かと思って、親近感あったんだよね。よく見るとやっぱ人間じゃん。」
「ポリポリ。最近猿の軍団もいないし、熊のヤツも寝てるんでドングリや栗を独り占め。ポリポリ。」
「おぉ?やらねぇーよ。欲しけりゃ自分で探しな。蹴り入れるぜ。」
「ポリポリ。あんまり、口開けて見てんなよ。ポリポリ。毎日逢ってるあんただから5m位近づいても許してんだぜ。ポリポリ。」
「写真はやめろ。ブログとかにのせんじゃねーぞ。」
「なんだか知らねぇーけど、そのルゥーールゥルルルルゥーってのはやめてくれ。キタキツネじゃあるまいし、、、おっヤベ。鬼嫁だ。」
『ちょっと、あんたぁ!いつまで喰ってんの?いい加減に帰って来なさい!!』
『まったく、出かければ糸の切れた凧のようで、何処で何してるもんだか、知れたもんじゃないわ』
『そこのあんたも!もう夕方でしょ。仕事しなさい。仕事ぉ!!』
「はぁ~い。じゃまた明日ね。常連さん。」
私が所属している「なつかし、正し食堂隊」より久しぶりにミッション。
この隊は昔から続いている正しい食堂及び飲み屋には、それなりの理由があるのだぁ。学ぶのだぁ。というような趣旨の隊。
8トラのカセットに録音された、今年初めてのミッションはこうである。
「おはよう。Ogosso君。今年の冬おごっそうのあんかけラーメンの成功はおみごとである。
君も解った様に冬の軽井沢のニーズというのはその辺りにヒントがあるようだ。
上田市経由新潟県新井市まで行き、任務を遂行してくれたまえ。
尚、食べ過ぎで命を落とそうとも、当局はいっさい責任を持たない。
では健闘を祈る。この8トラはそのままカラオケに移行するものである、、、。」
まずは激戦区長野県上田市の「ぶしもりや めんめん」へ。
ここは新しい店ではあるが、たしか友達の「あってり君」おすすめの店じゃないかな、でもつけめん基本好きじゃないんですけど、、、。
うまいっ。
あつ盛りにしてもコシがある、味がある麺を節ガッツリスープにつけて食す。
あまりにもの空腹に理性を奪われ、デカチャー、角煮それとおつまみ4点盛りも頼んでしまう。
もう「肉」のオンパレード。全部入ってしまう胃袋に疑問符。
しかし、茹で上げ600gはキツかった。
そして晴天の中一路新潟へ。
今年の軽井沢は例年になく雪が降らない。しかし毎日新潟の漁港からの連絡は雪とシケで船が出ないと。
信じられない晴天ボケの私は、口笛と共に妙高のトンネルに突き進む。
トンネルを抜けると、
どひゃ~。なんじゃこりゃぁ~。
一面大きな「雪見だいふく」状態で、信号機も縦置きじゃないと雪の重みで壊れてしまう程。
さっすが雪国っすねぇ等と感心しつつ、北新井駅近くの「オーモリ」へ御入店。
一時間半かけて、一杯550円のラーメンを喰いにくるヤツもなかなかいないんだろうけど、
この店は「絶対ここのとんこつじゃなきゃ」って言う熱狂的なファンがいるらしい。
しかも、地元に愛されている、100席常に満席のランチタイムなのである。
問題はここである。「地元に愛される」がポイントだと隊長のお言葉。
さっそく注文。
「餃子にトンカツ、おつまみ3点盛り。後でラーメン」
冷えきった身体にいきなり本命のラーメンを流し込んだら身体に悪いだろうとの?配慮のオーダー。
いよいよ、本命の「ラーメン」。
運ばれてくると、うう~~ん、綺麗。
後光が射しているのかと思いきや、スープの上のキラキラ油でしたねぇ~。
「・・・・・・・・・・・」
うまぁぁぁぁいぃぃぃぃ~~~~~!
ラーメン食べて泣いた事無いですよ、今迄。
麺をたぐる度に香る良質のとんこつスープ、柔らかくとろける様なチャーシュー、しかし崩れず。
メンマにいたっては甘辛く歯ごたえも充分で、刻みたてのネギもシャキシャキ、油を中和させる。
わざわざ、時間と高速代かけて来て、、、よ、か、っ、た。ポロポロ、ぐすん。
感激をありのままにさらけ出してしまった私を、最初はいぶかし気に見つめていたおばちゃんも、
気持ちのいい喰いっぷりに笑顔で手を振って送り出して下さいました。
ドでかい雪の粒が降りしきるR18をしばしドライブ、消化を助ける。
最後のミッション「ミサ」の味噌ラーメン。玉葱と新潟味噌の甘味が新鮮な細麺。
これも美味い。挽肉ともやしのマッチングが担々麺を思わせる、癖になる味だ。
デザート?にしては少し重めだった本日です。
この次は一番最初に訪れよう。
全てのミッションを遂行し、心安らかに鱒の寿司を小脇に抱え、ノドグロの握りもゲット。
家に帰って二合酒。
この隊は昔から続いている正しい食堂及び飲み屋には、それなりの理由があるのだぁ。学ぶのだぁ。というような趣旨の隊。
8トラのカセットに録音された、今年初めてのミッションはこうである。
「おはよう。Ogosso君。今年の冬おごっそうのあんかけラーメンの成功はおみごとである。
君も解った様に冬の軽井沢のニーズというのはその辺りにヒントがあるようだ。
上田市経由新潟県新井市まで行き、任務を遂行してくれたまえ。
尚、食べ過ぎで命を落とそうとも、当局はいっさい責任を持たない。
では健闘を祈る。この8トラはそのままカラオケに移行するものである、、、。」
まずは激戦区長野県上田市の「ぶしもりや めんめん」へ。
ここは新しい店ではあるが、たしか友達の「あってり君」おすすめの店じゃないかな、でもつけめん基本好きじゃないんですけど、、、。
うまいっ。
あつ盛りにしてもコシがある、味がある麺を節ガッツリスープにつけて食す。
あまりにもの空腹に理性を奪われ、デカチャー、角煮それとおつまみ4点盛りも頼んでしまう。
もう「肉」のオンパレード。全部入ってしまう胃袋に疑問符。
しかし、茹で上げ600gはキツかった。
そして晴天の中一路新潟へ。
今年の軽井沢は例年になく雪が降らない。しかし毎日新潟の漁港からの連絡は雪とシケで船が出ないと。
信じられない晴天ボケの私は、口笛と共に妙高のトンネルに突き進む。
トンネルを抜けると、
どひゃ~。なんじゃこりゃぁ~。
一面大きな「雪見だいふく」状態で、信号機も縦置きじゃないと雪の重みで壊れてしまう程。
さっすが雪国っすねぇ等と感心しつつ、北新井駅近くの「オーモリ」へ御入店。
一時間半かけて、一杯550円のラーメンを喰いにくるヤツもなかなかいないんだろうけど、
この店は「絶対ここのとんこつじゃなきゃ」って言う熱狂的なファンがいるらしい。
しかも、地元に愛されている、100席常に満席のランチタイムなのである。
問題はここである。「地元に愛される」がポイントだと隊長のお言葉。
さっそく注文。
「餃子にトンカツ、おつまみ3点盛り。後でラーメン」
冷えきった身体にいきなり本命のラーメンを流し込んだら身体に悪いだろうとの?配慮のオーダー。
いよいよ、本命の「ラーメン」。
運ばれてくると、うう~~ん、綺麗。
後光が射しているのかと思いきや、スープの上のキラキラ油でしたねぇ~。
「・・・・・・・・・・・」
うまぁぁぁぁいぃぃぃぃ~~~~~!
ラーメン食べて泣いた事無いですよ、今迄。
麺をたぐる度に香る良質のとんこつスープ、柔らかくとろける様なチャーシュー、しかし崩れず。
メンマにいたっては甘辛く歯ごたえも充分で、刻みたてのネギもシャキシャキ、油を中和させる。
わざわざ、時間と高速代かけて来て、、、よ、か、っ、た。ポロポロ、ぐすん。
感激をありのままにさらけ出してしまった私を、最初はいぶかし気に見つめていたおばちゃんも、
気持ちのいい喰いっぷりに笑顔で手を振って送り出して下さいました。
ドでかい雪の粒が降りしきるR18をしばしドライブ、消化を助ける。
最後のミッション「ミサ」の味噌ラーメン。玉葱と新潟味噌の甘味が新鮮な細麺。
これも美味い。挽肉ともやしのマッチングが担々麺を思わせる、癖になる味だ。
デザート?にしては少し重めだった本日です。
この次は一番最初に訪れよう。
全てのミッションを遂行し、心安らかに鱒の寿司を小脇に抱え、ノドグロの握りもゲット。
家に帰って二合酒。