国際学どうでしょう

私が気にしている情報のメモ

浅井と太陽

2006-09-17 16:58:23 | 散歩写真
17日、台風接近で雨が降りそうな中、散歩の途中鳴尾浜球場に立ち寄り、阪神-広島戦の後半を見た。この日は一転して広島が優勢。福井選手や甲斐選手の本塁打が見られた。9回には浅井樹選手対太陽投手の対決も見られた。結果は浅井選手がヒット。雨が降り出したので9回裏で退散した(その時点で広島4-0阪神)。




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鳴尾浜球場で阪神-広島

2006-09-16 18:39:53 | 散歩写真
16日午後1時過ぎ、散歩の途上、鳴尾浜球場に立ち寄り、阪神-広島の二軍の試合を一時間ほど観戦して楽しんだ。土曜のお昼ということでスタンドはほぼ満員。ここは観客と選手の距離が近くて良い。試合は阪神が一方的に勝っていた(最終的には17-0)。


打席に立つ筒井和也投手


おばさんから声援を受けていた桜井広大選手


葛西コーチと金澤健人投手


喜田剛選手


ヒットを打った後「そうやって打てばいいんや」と激励されていた上坂太一郎選手


福井敬治選手。ファームにいたんだ。


山崎浩司選手


山内コーチと鈴衛佑規捕手


愛媛マンダリンパイレーツ出身の中谷翼選手。育成選手ということで背番号128が異彩を放っていた。
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苦しむ(5)

2006-09-05 23:21:38 | 雑談
暮らしと直接の関係があるかどうかは分からないが、パンダの話を持ち出そうか。パンダの話をすれば外交ということにつながるからである。手元にパンダ外交関係の資料がなさそうなので、wikipediaに頼ってメモを作ってみよう。

パンダと簡単に言うが、もちろんジャイアントパンダのことである。中国四川省などに生息する、哺乳綱ネコ目(食肉目)クマ科に属する動物である。オスの体重は約100kg、メスは約80kgである。白黒はっきりとした体を持つ。笹が主食である。だがかつては雑食であったと言われている。タレ目のように見え愛らしい風貌であるが、クマである。実は目は鋭く、また歯も牙のように鋭い。また凶暴でもあるらしい。

2004年に発表された調査では、現在、中国四川省、陝西省、甘粛省などに約1,600頭が生息している。中国では40か所のパンダ保護区を設けてジャイアントパンダを保護しているが、最大のものは四川省北部のアーベイ州にある臥竜自然保護区である。まだ海外にパンダが広まって人気が出る以前、人に濫獲されていたため絶滅に瀕している。ワシントン条約で「今すでに絶滅する危険性がある生き物」として指定され、取引が厳しく制限されている。
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苦しむ(4)

2006-09-04 22:07:00 | 雑談
話がずれているが、ズレついでに、よく考えれば気になるニュースを記録しておく。8月中旬に報道されたものであるが、中国において、海外アニメをいわゆるゴールデンタイムに放映することが9月1日から禁止されるというニュースである。(例えば産経新聞「中国、海外アニメはゴールデン放映禁止 日本製規制か」、http://www.sankei.co.jp/news/060813/kok062.htm)

その背景には今までの流れから明らかなように日本製アニメのものすごい人気があると考えられる。そして日本製アニメの人気に対する過剰な懸念がここに現れているのであろう。さらに中国のアニメ産業を保護育成する意図もあるという。

しかしちょっと調べるとこのニュース以前においても、中国のアニメをも含むエンタテイメント市場では規制が強いことが報道されている。しかし「中国エンタメ市場:日本優位も規制厳しく
」(http://mantanweb.mainichi.co.jp/web/2006/07/post_121.html)という記事では、その主たる原因は中国の産業振興のためであるとされる。そのため中国では、文化部の後押しで昨年、「国家アニメ・漫画・ゲーム産業振興センター」までが発足したのである。

中国での、エンターテイメント関連産業の将来の市場規模は400億元(約5600億円)、キャラクター産業を含めれば1000億元とも言われている。日本の企業にとっては、この分野で一日の長があり、是非とも参入したいわけである。しかしいろいろと問題があるようだ。

一つは、規制の厳しさである。たとえばテレビアニメの輸入について、ここ3年で新たに放送を認められた外国アニメは日本の「テニスの王子様」だけ。放送時間帯も限られ、中国のテレビ局はアニメの放送時間の6割を国産アニメで埋めるように決められている。おそらく前述のニュースは、放送時間帯の規制がさらに強まったということなのであろう。

ゲームの分野でも、日本の得意な家庭用、携帯用ゲームの輸入は認められておらず、主流はネット上のオンラインゲームである。

さらに中国の政治制度の問題もつきまとう。すなわち政府の方針が変われば、苦労は一夜にして水の泡となる恐れもある。また、この分野の官庁の管轄も入り組んでおり、許認可を得るのは一苦労である。さらに、規制が強化されているとはいえ、海賊版の心配はついて回るのである。

同趣旨の報道もまた別にある。例えばウェッブ版朝日新聞2006年04月24日の「アニメ国産」中国必死 脱・下請けへ優遇」である。こちらは記事リンクがすでに切れているが、グーグルのキャッシュに残っている。

「中国政府がアニメ産業の育成に躍起だ。手厚い支援策や厳しい放送規制をテコに、日本など外国企業の下請けから脱し、自主作品で勝負できる一本立ちした産業に飛躍することを目指す。中国政府が前のめりになる裏には、アニメを政府の宣伝手段として影響下に置きたいとの思惑がある。」

もちろんここでも記事をよく読めば、日本に対する懸念がないわけではないことが見て取れる。中国がアニメ産業を育成する動機として次のようなことも挙げられているのである。

「国外からの影響を知らず知らずに受けて『ボクはウルトラマンだ!』などと叫ぶ。よくないことだ」(中国共産党機関紙、人民日報のインタビューから)

しかしこの記事でも示唆されているように、第一に、規制で強くなる産業は少ない。第二に、中国独自の事情がある。「映画を筆頭とする文化産業は、中国政府による大衆への宣伝手段でもあり、大衆に娯楽を与える手段でもある。両者はもともと相いれない。政府宣伝という需要で産業を育成しても発展はおぼつかない」ということである。
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苦しむ(3)

2006-09-03 23:44:03 | 雑談
話がズレ気味だが続ける。中国のホンネとタテマエに関して、加藤徹『貝と羊の中国人』のノートの続きである。

加藤氏は抗日戦争六十周年の2005年8月北京にいた。テレビのゴールデンタイム枠は連日、抗日戦争特集を放映した。生き残りの老人が、日本軍がいかに残虐であったかを涙ながらに証言するようなものである。さらに、日本人の民族性は残虐と野蛮さにある。中国の農村が遅れているのは日本軍の蛮行のせいであると断ずる。

日中関係の未来が絶望的であるように思える。しかし同じ時期でも夕方には「頭文字D」「ドラえもん」等の日本アニメが放映されていた。町の中では「吉野家」や日本風の回転すしの店なども中国人客で繁盛していた。加藤氏は滞在の3週間、日本人という理由で中国人から不快な目に遭わなかった。

北京の大型書店の外国書籍の品揃えから見れば、日本語学習者の層の厚さは、英語よりは少ないが、ロシア語や韓国語に比べるとずっと多い。また日本から輸入したコミックやファッション雑誌が特別の棚に陳列されていた。親日派かはともかく、日本に興味ある人が多いようだ。

中国人がもし全員「反日」で、心の底から日本人を憎んでいるなら、日本語の教科書や、日本のコミックなどが、これほど売れるだろうか。商品経済は、「貝の文化」であり庶民のホンネを示している。

「日本人が中国の表層だけを見て、感情的「嫌中」に走るなら、心のなかで日本に好意を寄せる中国人までをも、「敵」に回してしまう可能性がある。」

要するに感情に走って中国人のホンネを見失うなということである。聞くべき意見であると思う。
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苦しむ(2)

2006-09-02 20:55:10 | 雑談
考えがまとまらないので、他人の説を借りてくるしかない。といっても生活と密着した日中関係についての本はあるのかしら?とにかく切羽詰まっているので、手元にあるものを利用するしかない。加藤徹『貝と羊の中国人』を利用しよう。

私の中国イメージでは、中国人は利を重んじる合理主義者である。しかし同時に中国はイデオロギー的な正義を振りかざす。このあたりを加藤氏は、「羊の文化」と「貝の文化」という形で説明する。

加藤氏の説明はおおよそ次の通りである。

中国人の祖型は、今から3000年前、殷と周という二つの民族集団がぶつかり合ってできた。前者の気質を貝の文化、後者を羊の文化と加藤氏は呼ぶ。

貝の文化の特徴
殷人的・農耕民族的
本拠地は東方・東南の地
多神教的
有形の財を重んじる
老荘的=道教的

羊の文化の特徴
周人的・遊牧民族的
本拠地は西方・西北の内陸部
一神教的
無形の「主義」を重んじる
孔孟的=儒教的

「現代中国人は、太古の二つの祖先から、ホンネとしての貝の文化と、タテマエとしての羊の文化の両方を受け継いでいる。異質の二つの性向が、どちらも彼らの血肉となっている。ここに中国人の強みがある。」

「2005年4月の「反日デモ(反日暴動)」においても、貝と羊の使い分けが見られた。政府の愛国教育は「羊」である。日本との経済関係は維持したいというホンネは「貝」である。反日デモに対する中国政府の対応は、…ある意味で見事だった。政府は頃合いを見計らって「デモ以外にも愛国心を表現する方法はある」と愛国主義の旗を振りつつ、実際には反日デモを封殺した。民衆のほうも心得たもので、風向きが変わったのを感じたとたん、ピタリと反日デモをやめた。三千年にわたって貝と羊の両方を使い分けてきた中国人ならではの、阿吽の呼吸である。」

なるほど中国人はホンネとタテマエを見事に使い分けることが巧みなのか。われわれのように、反日デモにカッカしたり、落胆するよりもたくましいかもしれない。でもホンネとタテマエどちらが重要なのかな?タテマエがホンネを侵食することは可能なのだろうか?
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公開講座のお題をいただき苦しむ

2006-09-01 02:18:58 | 雑談
ちょっと苦しいことがあるので、この場を借りて思いを整理してみたい。苦しいことが何かというと、公開講座に関して「東アジアと日本の暮らし」というお題をいただいたことである。

私の専攻は政治史なので、暮らしを真正面に持ってこられると難しい。「暮らしの中の日中関係」とでもしようか。公開講座の趣旨が、私たちの生活の海外や国際との関わりを考えるということなので許してもらえるかもしれない。日中関係が暮らしの中にどのような関係を持っているかということなのだ。

昭和30年代生まれの私らの年代では、生活に密着した日中関係といえばパンダと卓球なのであるがこの話で持つだろうか。それより世界の工場として中国が台頭していることを話題にしなければならないのであろうか。あるいはもっと卑近な100円ショップの裏を支えている中国とか?考えがまとまらん。(この項目続く)
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