若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな毎日』になっていました。

ぱんじゅう

2010-02-10 12:39:40 | 日々雑多
地元の銘菓(?)『ぱんじゅう』は、小さな神社の片隅に小さな屋台があり、その中で狭そうにご夫婦二人(最近は息子さんも入っている時がある)がひたすら焼いているお菓子です。パンとお饅頭の間くらいなモノだということでこのネーミングだと思いますが、素朴な美味しさで、足利で育った子供なら一度は食べたことがあるんじゃないかな。

足利では滅多に見ない行列の出来るお店で、女子高生と背広を着たおじさまと子供と主婦仲間らしき人々が列をなして、寒空の下おじさんの手元を見つめているのは、何だか不思議な光景です。そして、その屋台は大きな通りから丸見えなので、「ぱんじゅう並んでいたでしょー」とバレバレにもなります。

今日、ぱんじゅうを頂きました。昨秋、結婚式を撮影した、とっても仲がよく、温かい雰囲気のお二人からでした。神奈川県からお嫁にきた新婦さんが「偶然見つけて、何だかとっても美味しそうだったから。」と寄ってきてくださったそうです。包み紙と匂いだけで、「あ、ぱんじゅう……」とつぶやいた私に「うわー、有名なんですね!」と笑っていらっしゃいました。とても久しぶりの、ほっかほかのぱんじゅう、美味しかった~。ご馳走様でした~。

子供のころ、「ぱんじゅう屋のおじさんは、宝くじに当たって、屋台を引いてないときはベンツに乗ってるんだ!」と噂があったけど、真意のほどは謎のままです。


バレンタインディの話 2回目

2010-02-08 13:21:05 | 日々雑多
数日前にバレンタインについて書いたブログに対してのコメントで、結構みんな手作りチョコとか告白チョコの経験があるので驚きました。私は全ての行動が基本的に『直情型』なので、告白した経験がないのは意外だと言われたこともありますが、「絶対に喜んでくれる」という確信がないと、怖くて渡せ(告白でき)ないだろうな。みんな勇敢だ~(で、みんな成功したのかな?今度の飲み会で一人ずつ突っ込むことにしよう)。

「世の中のバレンタインって結構ロマンティックなんだなー」と思っていたら、こんな調査結果がネット上に載っていました。グリコの調査で、女性が今年チョコを贈る予定の相手は「女友達」が74.0%で1位。2位が「父親・兄・弟」(55.2%)、3位が「母親・姉・妹」(33.8%)で、「彼氏」(32.0%)は4位。更に、自分への「ご褒美」が19.6%で、注目の「告白したい男性」は11.2%だったそうです。

はれ?そうなんだ。友チョコが人気らしいって知っていたけど、基本的に女子だけの祭りになっちゃったのか?意外と義理チョコの順位が低いのも驚きだったし(まぁ、今年は日曜日だからかも)。ラジオでは『逆チョコ』(男性から女性に告白する)というのもあるとか言ってたな。要するに、もう何でもありなのか、最近のバレンタインは。


何はともあれ、普段は照れて言いにくい「好きです!」や「ありがと~」を言えるチャンスの一日であることに変わりはなく。特に、『本命』が存在する人には、告白チョコ、この際ズバっと行っていただきたい!行け!行っちゃえ!

 

僕たちは間に合ったのだろうか

2010-02-06 15:58:23 | 映画と本
仕事をしながらボヤ~っとラジオを聴いていたら、HYというグループの曲が流れていました。『おばぁ』は好きな人と結ばれることをあきらめ、生きるために戦火の中を逃げのびた……というような内容(全くコトバは合ってません。一回聴いただけなので)。

その曲を聴いていて、本棚を振り返りました。

少し前に本屋さんでつい手にとってしまい「この本を読むのはツライに違いないが、買うのは使命だな」と思って買った本、『最後の言葉』(重松清著)。戦場で書かれて、家族に届いていなかった手紙や手帳を、重松さんが取材し、遺族に届けようと試みた記録のようです(まだ読んでいないので、間違っていたらゴメンなさい)。「僕たちは間に合ったのだろうか」という副題で、逆に日本にもまだ戦争の傷を持った人々が沢山いることを思い知り、その割には、戦争について無関心過ぎる自分を反省したのです。

なのに、本棚の『まだ読んでない棚』で、新しく入ってきた本たちにどんどん先を越されてしまうこの本を、私は一体いつになったら読むのでしょうか。


ライフのスパイス

2010-02-05 10:54:04 | 日々雑多
撮影を終えた二代目を迎えに行き、そのまま夕食へ。爆弾ハンバーグとスパゲティを頼んで、ピリ辛チキンをつまんでいた時、「で、尚美の方の仕事も無事終わったの?」

……「きゃーーーーーー!!!」

7時半に、ある音楽団体さんにお邪魔する約束をすっかり忘れていました。

時刻は9時13分。多分練習は9時半まで。「気をつけろよぉ」という二代目の声を後ろに聞き、すっ飛んでいきました(無事間に合い、「わざわざ、ありがとうねー」という温かいお言葉まで頂きました)。


一人で二人分の料理と格闘しているハズの二代目の元に急ぎながら、店員さんに「何名様ですか?」と尋ねられるのを覚悟し、「連れがもう来ているので」の答えを用意して店内に入りました。ところが、わたしに近づいてこようとするフロア係の人を、キッチンスタッフの人が物知り顔で止めました。そして二代目を指差しています。どうやら、関心をもって観察されていた様子。

殆どの料理がカラになったお皿を前に二代目が笑いを噛み殺していました。なんと私が外出した後、見晴らしのよい店内にお客さんは二代目一人。店員さんが何回も「お代わりはいかがですか?」とやってきたとのこと。その誘いを断りきれず、私のスパゲティ大半に加え、ライスのおかわりまで平らげたそうです。

「本当にごめんねー」と謝る私に「いやぁ。面白かったよ。ライフのスパイスだね」と二代目。店員さんの「またお待ちしておりまーす」の言葉が心なしか笑っていたような気がしたのは気のせいかなー。

え?引退!?マジ??

2010-02-04 16:44:21 | 日々雑多
朝青龍、引退するんですか?
本当に?
いま、ブログを書こうと思ってインターネットを開いたら、ニュース欄にそんな風に書いてあるんですが。

あーあ。
せっかく優勝して「復活!」と喜んでいたのに。2タイプの横綱がいて、生真面目だけどチョット弱めな大関がいて、それなりにいい感じの大相撲布陣を気に入っていたのになぁ。悪いヤツ(例えばバイキンマン)が居なくなると、いいヤツ(例えばあんぱんまん)も魅力が半減しちゃうんだよなぁ。

正直なところ、真相がどんな感じなのか分かりませんが、これだけの大騒ぎになってしまったのは事実。相撲界のいいところって「勝ちゃあいいんでしょ、勝ちゃあ!」じゃないところだと思っているので、そういう意味で今回の朝青龍は、負け、なんだろうな。

とはいえ「捜査中ですので、コメントは控えさせていただきます」なんて言わずに、潔く引退を決めたのは、日本の国技のトップ選手として、最後に少しだけ好感(というか同情)を覚えることはできました。

親方になるのかなぁ。次にお相撲を見に行くと、いきなり廊下でバッタリ朝青龍に会ったりするかなぁ(この前バッタリ武蔵丸に会った)。

バレンタインディ

2010-02-03 19:58:49 | 日々雑多
もうすぐバレンタインディです。昔ほど、わくわくどきどきするイベントでもなくなりましたが、マーケットに一人で行った日はそれなりにチョコレート売り場をウロチョロしてしまいます。

バレンタインの日に「好きです!」って『告白チョコ』を渡したことないなぁ。私の場合は「はい、勿論好きでございますよ。いつも何かとご迷惑をおかけして、すまんこって。」の『確認及び懺悔チョコ』って感じ。

先代(義父)が「拓也が中・高校生の頃は、バレンタインにチョコレートを持った女の子がウチの前に並んだですよ。でもその拓也より、お父さんはもっとモテましたよ。」とよく自慢してたなぁ。

それに引き換え、私のバレンタインの思い出って、もう『義理チョコ』の記憶ばかりで、寂しい限り。OL一年生のときに、100個以上のチョコレートを買わなくてはならなくて、激混みソニープラザの中で泣きそうになったとか、「私たちみんなからで~す!」と1個のチョコレートを渡した上司からホワイトディに一人ずつ高級ケーキが配られて、嬉しいような申し訳ないような気持ちになったとか、そんな程度(全く冴えない)。

今年は手作りチョコレートとか作ってみようかなー。

まぁ、間違いなく私が食べるんだけども。

雪だ、雪だ!

2010-02-01 18:32:18 | 日々雑多
♪去年の寒かった夜 雪が降った日のように 何時でもかまわずに僕をゆりおこす君でいて~♪『今年の冬(槇原敬之)』

なんて歌もありましたが、雪が降るとつい「雪だよ、雪だよ」と気付いていなさそうなご近所さんとかにも、知らせたくなります。そのくらい足利で雪は珍しいモノ。都会で過ごした10年余りの間に、雪は大変面倒なことを引き起こす迷惑者だということは分かっているのですが(お陰で地下鉄が大混雑。私の結婚指輪は変形した)、ついハシャイだ気分になってしまう。寒くっても許すか~という感じに。

いま(夕方6時38分)、雪がだんだん雨に変わろうとしています。この後、納品に行かねばならないから雪は怖いんだけど、何だかチョット寂しいなぁ。


しかし、槇原敬之はいつも「女が男にこう言って欲しい」と思うことをかなり的確に言い当ててくる作詞家だと思ってます。数年前に彼がゲイだという噂を耳にして、「だからか……」と深く納得してしまいました。

♪今君がこの雪に気付いてないなら 誰より早く伝えたい 心から思った♪『北風(槇原敬之)』

この人も、雪だ!と人に伝えたいタイプの人らしい。