推理小説が好きでした。どうして過去形かというと、どうやら最近あまり好きではないようなので。
小学生の頃のルパン、シャーロックホームズに始まって、大人になってからも読み出したら止まらない!やめられない!といったタイプの推理小説が時々無性に読みたくなり、手にとっていました。
ところが、最近「このミステリーがすごい大賞」受賞作や、大好きな東野圭吾氏の新作、宮部みゆき氏の長編、みんな読んでいる最中に食傷気味になってしまうのです。もう犯人が誰でもいいや、といった感じに。特に次々と人が殺されていくタイプの小説は、ついに先日途中で読み止めてしまいました(5巻の内の2巻で止める、という推理小説読みにとっては信じられない止め方)。
最近、恐ろしい殺人事件が実際に起き過ぎなのかもな、と自分を分析しています。無力な子供が大人(時には親)に殺されたり、何が目的なのか、どうしてその場所でその時間にそんなに沢山の人を殺すのか、あまりにも信じられない事件が実際の社会で起き過ぎて、小説の中の事件が作り事に見えなくなってきてしまっているのかもしれません。
まぁ、年齢や時代によって、選ぶ本もかなり変化してきたので、またいつか読むようになるのかもしれませんが、暫くは、人間模様を描く本を中心に読んでいたいな、と思っています。
小学生の頃のルパン、シャーロックホームズに始まって、大人になってからも読み出したら止まらない!やめられない!といったタイプの推理小説が時々無性に読みたくなり、手にとっていました。
ところが、最近「このミステリーがすごい大賞」受賞作や、大好きな東野圭吾氏の新作、宮部みゆき氏の長編、みんな読んでいる最中に食傷気味になってしまうのです。もう犯人が誰でもいいや、といった感じに。特に次々と人が殺されていくタイプの小説は、ついに先日途中で読み止めてしまいました(5巻の内の2巻で止める、という推理小説読みにとっては信じられない止め方)。
最近、恐ろしい殺人事件が実際に起き過ぎなのかもな、と自分を分析しています。無力な子供が大人(時には親)に殺されたり、何が目的なのか、どうしてその場所でその時間にそんなに沢山の人を殺すのか、あまりにも信じられない事件が実際の社会で起き過ぎて、小説の中の事件が作り事に見えなくなってきてしまっているのかもしれません。
まぁ、年齢や時代によって、選ぶ本もかなり変化してきたので、またいつか読むようになるのかもしれませんが、暫くは、人間模様を描く本を中心に読んでいたいな、と思っています。
やっぱり小学校の頃、ほんとにドキドキしながら読んだからなあ~。表紙の絵とか、字体とか、ちょっと怖かったし。
今読んで、それがまた味わえるかどうか、ちょっと不安もありますね、確かに。
わたしは昔一度読んだ本を読み直して、年齢や経験を超えて、違った感じ方をする自分を見るのが、結構好きだったりします。
殺人が次々はいやだな~、でも最後に驚きたいな~というのであれば、「イニシエーション・ラブ」(乾くるみ)がイチオシ帯に「必ずもう一度読み返したくなる」とありますが、その通り。最後の数行で驚かせることに成功した珍しい作品じゃないかと私は思っています。
江戸川乱歩賞、大学時代よりも経験を積んだ今、まさに狙える時期かもしれませんよ!