以前も書きましたが、ウチの合唱団には田部井剛先生(新進気鋭指揮者・ピアニスト)の大ファンがいます(→『親衛隊』)。週末に田部井先生の演奏会に行った親衛隊の一人が、ちょっとしたキッカケ(というか策略)で、田部井先生と写真を撮るという幸運に恵まれたそうです。それはもう大騒ぎ。彼女は帰りの運転もおぼつかなくなる程の動揺ぶりだったそうです。
本当に大好きで、殆どの出演コンサートに足を運び、毎回花束を差し入れし……。そんな彼女の熱狂ぶりを知っていた合唱団の先生が、せっかく楽屋に連れて行って下さると言っているんだから、絶対に逃してはならんよ!と皆で言ったのですが、彼女はコンサート前日、「絶対に行かない!写真なんてとんでもない!」と断言していました。うーん、ファン心理というのは不可解だ、と思っていました。
でも、待てよ。
「ユニコーンのコンサートチケットをくれた人に一緒にお礼に行きましょう」と言われて、連れて行かれた部屋にいきなり奥田民生氏がいて、「じゃあ、一緒に写真撮るか」なんて言われたら……。確かに、ハニワみたいに呆然とした顔か、酔っ払いのプレーリードックみたいに落ち着きの無い顔で写っちゃうだろうなー。
ちょっと理解。
とにもかくにも、そんなに愛せる音楽家に出会えた彼女は、とても幸せ者です。
本当に大好きで、殆どの出演コンサートに足を運び、毎回花束を差し入れし……。そんな彼女の熱狂ぶりを知っていた合唱団の先生が、せっかく楽屋に連れて行って下さると言っているんだから、絶対に逃してはならんよ!と皆で言ったのですが、彼女はコンサート前日、「絶対に行かない!写真なんてとんでもない!」と断言していました。うーん、ファン心理というのは不可解だ、と思っていました。
でも、待てよ。
「ユニコーンのコンサートチケットをくれた人に一緒にお礼に行きましょう」と言われて、連れて行かれた部屋にいきなり奥田民生氏がいて、「じゃあ、一緒に写真撮るか」なんて言われたら……。確かに、ハニワみたいに呆然とした顔か、酔っ払いのプレーリードックみたいに落ち着きの無い顔で写っちゃうだろうなー。
ちょっと理解。
とにもかくにも、そんなに愛せる音楽家に出会えた彼女は、とても幸せ者です。