ちかさんの元気日記

辛いことを乗り越えて元気に生きている私“ちかさん”の
涙と怒りと笑いの介護記録。

インソール

2016-07-03 00:04:55 | 日記
椎間板ヘルニアを診てくれている整形外科で
担当医師が私の足の裏に異常なまでの興味を示す。

「アーチが崩れまくってるし魚の目もすごい。
こりゃあ痛い。かわいそうだ。なんとかしてあげないと…」

肝心な椎間板ヘルニアに関しては
淡々と検査結果を伝えてくれただけなのに
アーチの崩れと魚の目には並々ならぬ意欲と情熱を見せ
魚の目は「僕が削ってあげるから」と翌週の通院を指示。
アーチの崩れは「インソールを作った方がいい」と
同じ病院の装具外来を予約するよう提案してきたのだった。

椎間板-で受診したこっちとしては予期せぬ展開だが
まあそこまで心配してくれるのはありがたい。
では、お世話になるとするか。

さっそく魚の目治療をお願いする一方
アーチを矯正するためのインソールを作るべく
装具外来とやらに行ってきた。

ここは診療が月2回の土曜日しかないので
わざわざ仕事の休みを取って予約を入れなければならない。
面倒だが仕方ない。足のためだ。

ところがそこまでして通院し、しかも1時間以上待たされて
何をしてもらったかというと…

「はい、では足をここに乗せてください」

ここ、と示したのは何の変哲もない白いコピー用紙。
私がそこに足を乗せると
これまた何の変哲もない鉛筆を足の形に沿って滑らせ
「はい、これで足形ができました。また来月来て下さい」。

そーいうこと?
コピー用紙に足型を描くためだけに
私は仕事を休み予約を取って、ここに来たのか?

この病院、大丈夫だろうか…