ちかさんの元気日記

辛いことを乗り越えて元気に生きている私“ちかさん”の
涙と怒りと笑いの介護記録。

同級生と昭和を歌う

2015-12-07 00:41:18 | 日記
AKB48劇場が10周年を迎えたんだそうである。
“たかみな”とやらは現役のまま10年間頑張ってきたんだそうである。

ほぅ。もうそんなになるのか。
芸能界がわけのわからないことになってきたぞ
そう溜息をついたのが、ついこの間のことのように思えるのだけれど…。
カラオケでモー娘。が歌えれば時流に乗っている!
そんな愚かな思いも、もはやカビの生えた日記の1ページか…。

さて、きのうは学生時代の仲間たちとの同窓会をかねた忘年会。
思えば彼らとの出会いは、およそ40年前のこととなる。

「○○は△△が好きだったらしいよ」
「××は○○と映画に行ったことがあったって、知ってた?」

しこたま酒を飲んではいるが、会話の内容は中学生。
離婚、子育て、孫の誕生でなんだかまあるくなったS、
若き日のパンチパーマが仇となり額が広くなったM、
加齢による骨のゆがみで足裏に歩行困難な痛みを抱えたI。
もうすぐ還暦を迎える仲間たちが
まるで10代に戻ったかのような話に沸くのである。

そして二次会、カラオケへ。
盛り上がるのは矢沢栄吉と中島みゆき。
誰もいきがって“セカイノオワリ”や“いきものがかり”なんか
歌わない。いや、歌えない。

いいな、いいな、いいな。
この昭和感、たまらんなあ。

20代の息子や姪っ子、30代の仕事仲間なんかと話をするのも面白くはあるが
落ち着くのはやっぱり同じ時代を歩いてきた仲間たち。
(ウチのおっさんもその一人であるが)

このかけがえのない仲間たちと
記憶障害や身体障害により酒を酌み交わすことができなくなる日も
いずれ、やってくる。

年に一度は同窓会を開こう。
楽しい時間の余韻に浸りながらほろ酔い加減で帰る道すがら
そう心に誓った。