ねむいねむいねずみのクリスマス/ささき まき・作・絵/PHP研究所/1982年初版
クリスマスの時期に読みたい絵本で検索すると、ずいぶんと知らない絵本がありました。
クリスマスは、テーマとして取り上げられやすいのかもしれません。
雪の中をずっとあるいてきたねずみくん。からだはひえきってとてもねむい。このままこごえてしにそうとおもったとき、目の前にそりが。
そりは、サンタクロースのそり。ふくろのなかにもぐりこんだねずみくんが目をさますと、知らない家の靴下の中。
どうらやサンタさん、クリスマスプレゼントで、靴下にいれてしまったようです、
でもそこには天敵のねこがいて、ねずみくんは必至で逃げ出します。
なんとか逃げ出したねずみに声をかけたのは、ゆきだるま。
昼頃にはとけてしまうと、鼻のニンジンをプレゼントしてくれたのでした。
ねずみくんは、ふくろのなかでお母さんの夢をみるのですが、お母さんとなにかあったのでしょうか。
一人で旅をするのにもわけがありそうです。
ねむいねむいねずみくんの旅はまだまだ続きます。
ねずみくんの目が印象に残りました。