2014年度の事業がスタートしました。
第1回目(4/27)は『春を探そう』です。
今回の参加者はなんと1組!Mさんご一家だけのプライベートレッスンです


まず、こんな問いかけをしてみました。
『あなたにとっての春はなんですか?』
Tくん…サクラ
Hちゃん…花粉症
(この日もマスクは必須
それでも楽しみにして来てくれました)
他にはどんな春があるだろう?身近な春を探してみよう
ということで、湖畔の湿地に行きました。
ありました! 春を告げる植物が沢山おがって(育って)います。


ミズバショウ

ザゼンソウ

エンレイソウ

こちらはシロバナエンレイソウ。この辺で白いエンレイソウを見つけるなんて…珍しい!
Tくん何やら見つけました


マムシグサです。パッと見るとマムシ
のように見えて一瞬ぞくっ
とします。

キクザキイチリンソウ

冬芽でお馴染みオオカメノキ。
新芽はクシュクシュしていて柔らかそう~。

Tくん、新芽を広げてみたくなりました
興味・関心を抱き、五感で感じようとする子どもたち。
子どもの感性や可能性を感じ、嬉しくなる瞬間です
湖畔から移動し、近くの神社に行きました。ここにはどんな春があるかな?

入口で迎えてくれたのはウメです。少し離れたところにはサクラも咲いています。
ウメとサクラが同時に咲くのは、青森ならではですね

小川に沿って道端に小さな花が咲いていました。

リュウキンカと、

ニリンソウです。
さぁ、今回子どもたちが一番楽しみにしていた“春”さがし。 いるかな~
いました!いました!

トウホクサンショウウオです。
ここは湧水が豊富で、春になると産卵・ふ化し、姿を見せてくれます。

たまご(卵のう)もありました。まだ新しいいのちが誕生しそうです。
ひととおり観察して落ち着いたころ、Hちゃんが一言。
『サンショウウオのおなかってどんな色しているんだろう?見てみたいなぁ。』
自分が見ているものを他の角度から見てみたい。色は? 形は? においは? etc、
そんな疑問を抱けること、それを確かめたいと思えることがすばらしいですね
そうか
そうだね
見てみよう
ということで、水槽に移して下から見てみると・・・

上から見たのとまるで違う色のおなかではありませんか
想像以上にきれいな色です。

さらに横から見てみると、なんてチャーミング
正直なところ、トウホクサンショウウオがこんなにチャーミングな生き物だったとは思いませんでした。
両生類が大好き!というわけではなかったのですが、トウホクサンショウウオが大好きになりました
『おなかの色を見てみたい。』と言ってくれたHちゃんに感謝です


Hちゃんの観察スケッチ。足の動きが細かく、わかりやすく書かれています。
この目の付けどころと観察力に彼女の感性が現れています。
帰り道、もう一つ春を見つけました


これも冬芽でお馴染みのアレです

トチノキの芽は触るとベタベタすることがわかったTくん。
さっそく思いつき
、即、実験

『一緒に撮って!』そう言われて慌てて
シャッターを押したものの、鉛筆は力尽き画面の外に…
しかし…このTくん、一年間で大物になる予感大です
最後は楽校に戻って“ふりかえり”です。

見つけた春を振り返りながら、朝と同じ問いかけをしてみました。
『あなたにとっての春はなんですか?』
Tくん…トウホクサンショウウオ
Hちゃん…繁殖(トウホクサンショウウオのたまご(卵のう)が印象に残ったそうです)
様々な植物を見てきましたが、子どもたちの印象に残ったのはやっぱりこれでしたね
私にとっても今回はトウホクサンショウウオが一番でした
わずか1組でしたが、始まりから終わりまで賑やかで笑いっぱなしの第1回でした
Mさんご一家ありがとうございました。
なんだか今年度も楽しい一年になりそうです。
次回の自然楽校は、5月18日(日)『春のブナ林観察会』です。
新緑のブナの葉や木々の観察&アート作品を作ります


入校は随時受け付けています。お気軽にご連絡ください
≪入校募集案内≫
HP
小川原湖自然楽校HP
ブログ
小川原湖自然楽校だより 『2014年度小川原湖自然楽校 入校募集』
第1回目(4/27)は『春を探そう』です。
今回の参加者はなんと1組!Mさんご一家だけのプライベートレッスンです



まず、こんな問いかけをしてみました。
『あなたにとっての春はなんですか?』
Tくん…サクラ

Hちゃん…花粉症


他にはどんな春があるだろう?身近な春を探してみよう

ありました! 春を告げる植物が沢山おがって(育って)います。


ミズバショウ

ザゼンソウ

エンレイソウ

こちらはシロバナエンレイソウ。この辺で白いエンレイソウを見つけるなんて…珍しい!
Tくん何やら見つけました



マムシグサです。パッと見るとマムシ



キクザキイチリンソウ

冬芽でお馴染みオオカメノキ。
新芽はクシュクシュしていて柔らかそう~。

Tくん、新芽を広げてみたくなりました

興味・関心を抱き、五感で感じようとする子どもたち。
子どもの感性や可能性を感じ、嬉しくなる瞬間です

湖畔から移動し、近くの神社に行きました。ここにはどんな春があるかな?

入口で迎えてくれたのはウメです。少し離れたところにはサクラも咲いています。
ウメとサクラが同時に咲くのは、青森ならではですね


小川に沿って道端に小さな花が咲いていました。

リュウキンカと、

ニリンソウです。
さぁ、今回子どもたちが一番楽しみにしていた“春”さがし。 いるかな~

いました!いました!

トウホクサンショウウオです。
ここは湧水が豊富で、春になると産卵・ふ化し、姿を見せてくれます。

たまご(卵のう)もありました。まだ新しいいのちが誕生しそうです。
ひととおり観察して落ち着いたころ、Hちゃんが一言。
『サンショウウオのおなかってどんな色しているんだろう?見てみたいなぁ。』
自分が見ているものを他の角度から見てみたい。色は? 形は? においは? etc、
そんな疑問を抱けること、それを確かめたいと思えることがすばらしいですね


そうか



ということで、水槽に移して下から見てみると・・・

上から見たのとまるで違う色のおなかではありませんか

想像以上にきれいな色です。

さらに横から見てみると、なんてチャーミング

正直なところ、トウホクサンショウウオがこんなにチャーミングな生き物だったとは思いませんでした。
両生類が大好き!というわけではなかったのですが、トウホクサンショウウオが大好きになりました

『おなかの色を見てみたい。』と言ってくれたHちゃんに感謝です



Hちゃんの観察スケッチ。足の動きが細かく、わかりやすく書かれています。
この目の付けどころと観察力に彼女の感性が現れています。
帰り道、もう一つ春を見つけました



これも冬芽でお馴染みのアレです


トチノキの芽は触るとベタベタすることがわかったTくん。
さっそく思いつき



『一緒に撮って!』そう言われて慌てて



しかし…このTくん、一年間で大物になる予感大です

最後は楽校に戻って“ふりかえり”です。

見つけた春を振り返りながら、朝と同じ問いかけをしてみました。
『あなたにとっての春はなんですか?』
Tくん…トウホクサンショウウオ
Hちゃん…繁殖(トウホクサンショウウオのたまご(卵のう)が印象に残ったそうです)
様々な植物を見てきましたが、子どもたちの印象に残ったのはやっぱりこれでしたね

私にとっても今回はトウホクサンショウウオが一番でした

わずか1組でしたが、始まりから終わりまで賑やかで笑いっぱなしの第1回でした

Mさんご一家ありがとうございました。
なんだか今年度も楽しい一年になりそうです。
次回の自然楽校は、5月18日(日)『春のブナ林観察会』です。
新緑のブナの葉や木々の観察&アート作品を作ります



入校は随時受け付けています。お気軽にご連絡ください

≪入校募集案内≫
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