四季優彩 Annex

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鉄道好きが語るリアル無限列車 後編(客車編)

2020年12月20日 00時20分51秒 | うんちく・小ネタ

引き続き、全集中でリアル無限列車について語ります。

今回は客車についてです。

大正時代の客車ですが、当時の状態に近い客車は私の知る限り現存していないと思います。

逆に明治時代の客車は残っていますけど・・・。

大正時代には客車は現在の大きさに近い17m級(現在の主流は20m級です)となっておりましたが、当時の客車は木造客車でした。

大正時代の面影を残している客車と言えば大宮の鉄道博物館にあるオハ31でしょうか。(下の写真はオハ31の車内の風景です)

昭和初期に造られた客車ですが大正時代の姿のまま車体を鋼製化した客車です。

ただ、映画の予告などを見ていると背もたれが板張りでなくモケットになっており、天井はダブルルーフ(明かりとりの窓がない屋根)になっているので、車内の様子は昭和初期の客車がモデルとなっていると思います。

ただし、アニメでは木製の車体になっていたので微妙ですね。

現存する客車ではスハフ32(下の写真)やオハ35がモデルとなっているのでしょうね。

スハフ32はJR東日本のSLぐんま みなかみ・よこかわ号で一部運用されております。(下の写真)

オハ35(オハフ33)は静岡の大井川鐡道で一部の列車で運用されています。(下の写真)

ちなみにJR九州のリアル無限列車の客車はレトロ風にアレンジされた比較的新しい客車です。

鉄道好きが語るリアル無限列車 前編(8620形機関車)

 

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