四季優彩 Annex

身近な自然を中心とした写真ブログです!

北海道夏紀行 その2

2007年07月24日 00時30分56秒 | 旅行記

今回は函館滞在中の出来事を書きます。

_011_3 午後3時(7月15日)過ぎに函館駅へ到着すると、駅前の停留所から市電で湯の川温泉へ向いました。路面電車に揺られること30分程で湯の川温泉へ到着しました。電車を降りると、その日の夜に泊まる予定だった「湯の川プリンスホテル 松風苑」を目指して歩いて行きました。

ちょうど関東では台風が猛威を振るっていた頃ですが、遠く離れた函館も天気は思わしくなく、ときどき小雨がぱらつく様な天気でした。気温も低く半袖姿の内地者には凄く肌寒い陽気でした。

_012_1 湯の川温泉へ来たのは20年ぶりくらいでしょうか?当時の面影は無く、巨大なホテルが沢山建っています。5分程歩くと「松風苑」と言う看板の付いた古い建物が見えてきました。ネットで探した格安料金で泊まれる宿ですが、料理の評判がとても良かったので「松風苑」に決めたのですが・・・。最初の印象は「ちょっと失敗したか・・・。」という感じでした。内心ケチるのではなかったと少し後悔・・・。しかし、泊まってみて良い意味で大きく期待を裏切られました。

入り口の前まで来ると、支配人らしき男性に笑顔で迎えて頂き、チェックインをしたあとに客室係の女性の案内で部屋に通して貰いました。館内も部屋も昭和の雰囲気が漂う少し時代遅れ(失礼!)の感じがしましたが、何処もきれいに掃除されていていますし、従業員の方も皆さん感じの良い人ばかりで、悪い感じはしませんでした。

_010_3 大浴場はもちろん天然温泉ですが、系列の「湯の川プリンスホテル 渚亭」のお風呂が利用できるので、歩いて2、3分の渚亭のお風呂へ行きました。海岸沿いに建つ渚亭の大浴場は海の見渡せる素晴らしいお風呂でした。露天風呂からは函館山の姿も・・・しかし、その函館山の頂上は雲の中です。夜景を見に行こうと思っていたのですが、これでは駄目です。

天然温泉を堪能した後は「松風苑」に戻って夕食を食べました。この時期に1泊2食つきで1万円程度と言う超格安料金にも関わらず、夕食朝食とも部屋で頂くことができました。しかも、この料理の1つ1つが美味しいこと・・・。刺身の盛り合わせのイカはつるりとしてますし、新鮮な魚介をグラタン風に焼いた料理も熱々のままで美味しかったです。部屋に運ばれて来る料理って冷めている場合が多いのですが、どれも温かいものばかりでした。素材も味付けも良く大満足の食事でした。翌朝の朝食も美味しかったです。この値段でこの料理なら文句のつけようがありません。

夕食の後には今度は「松風苑」のお風呂でも一風呂・・・。お風呂も昭和へタイムスリップしたような趣のあるお風呂でした。

最初は「ちょっと失敗したか?」と思いましたが、宿を出るときには「また泊まりたい!」と思わせるような良い宿でした。(その3へ続く)

コメント
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