四季優彩 Annex

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みずほ証券のジェイコム株誤発注問題

2005年12月13日 23時49分03秒 | ニュース
この事件が起こったのは、ジェイコム株が東証マザーズに上場した12月8日のことでした。
みずほ証券の担当者が1株61万円の売り注文を出そうとしたところ、誤って61万株1円の売り注文を出してしまったことに始まります。
みずほ証券は直ぐに誤発注に気付き、訂正をしようとしましたが、システムの不具合により訂正が出来ずに、値幅制限の下限(ストップ安)の57万2000円の売り注文とみなされ、売買が成立しました。
ジェイコムの発行済み株式が1万4500株なのに対して、実に42倍の61万株の取引きが成立して、みずほ証券は400億円損失を出しました。

以前、みずほ銀行が合併直後にATMのシステムをダウンさせて大混乱を招きましたが、みずほグループがまたまた大きなチョンボをやりましたね。
やっぱり、ここのグループって何かがおかしいです。
誤発注をした社員は今どうなってるんでしょうね。
本人はおそらくクビになるでしょうが、上司も重い処分を受けるでしょう。
本当に初歩的な単純ミスですが、とんでもないことをしてしまいましたね。

時間が経つにつれて、またまた東証のシステムにも不具合があったことが分かりました。
11月のシステムダウンに続いてのトラブルですが、この東証のシステムもお粗末です。
だいたい発行株数の42倍もの注文を通してしまうシステムって飽きれますね。
そもそも人間は間違えることがあるのに、それを警告する機能が働かないと言うのもおかしいですし、訂正が出来なかったのも???です。

この東証のシステムを作ったのは、日本を代表するIT関連企業の富士通です。
実は私も富士通のパソコン使ってますが、大丈夫でしょうか?
ちょっと不安になります。

あくまでも個人的見解ですが、この問題で最も罪が重いのは誤発注をした「みずほ証券」ですが、「東京証券取引所」も「富士通」も危機管理を怠ったと言う点では、かなりの重罪だと思います。
今は地合いがいいだけに、市場への影響は1日だけで終わりましたが、一歩間違えたら株式市場を大混乱に陥れる危機的な状況になる可能性もありました。
しっかりして下さいよ!




コメント (3)
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