あけぼの

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1+1=2を願いつつ、合わせて1人前になりにけり:1/2+1/2=1夫婦のボヤキ節

2018-12-16 11:19:59 | 講演・アート・音楽・スピーチ

 来年1月には筆者は米寿になる。役所や銀行など出かけても最近は1回では用事がすまない。身分証明書類など忘れて取に帰るのだ。車に乗れるから良いものの、2往復とは情けない。年齢には勝てなくなったのか、健康でも頭脳がついて行かず2人で1人前だ。いつまでも若くないのは当然だが、夫婦でいてもアメリカ時代と同様、緊張感が必要だろう。

 過去の自信は役に立たない。何事も「自力で行う」よう自覚することから始めなければ。退化・老衰化を念頭に置いて行動することだ。物忘れを前提として行動するよう、注意力Upが必要だ。過去1年間で3回墜落、ようやく体力は復活したが、長い間、歩行時足が重く、他人の足のようだった。使わないと退化の一途を辿るのだ。墜落体験は役立ったが、心身は年なりに鍛えないと駄目ですね。(自悠人)


高齢化シニアの観察眼には「はてな?」が多い~アメリカ合衆国~

2018-12-11 12:54:10 | 講演・アート・音楽・スピーチ

 USの永住権を維持している関係上US経由の海外バックパックの旅が多い。今回はシカゴ経由で旧友と再会、奥様は旧友だがご夫婦での面会は初、50歳前後の働き盛りで二人ともエンジニアだ。業種は車と出版会社、感じの良い夫婦だった。はてな?仕事は技術屋だが楽な暮らしではなさそうだった。アメリカという異文化社会の小ビジネスで生きるのは大変なことだと思う。食事はワゴン車に載せて来て選ばせるヤムチャ方式だった。合理的で店側にも便利だが、レストランのサービス料も20%が常識と変わっていた。我々が住んでいた頃は15%だった。ファースト・フードのサブウェイで見た光景が印象に残った。午後7:30頃、母子家庭らしい母子3人が入ってきた。姉の方の暗く寂しい表情に孤独感を見て心を奪われた。小学5年生ぐらいか。その妹は母に向かってしゃべり続けていた。働いている母が帰宅し、ようやく外出出来たことが嬉しいのだろう。出来上がった1本のサンドイッチをそこでは食べず持ち帰って頂くようだ。はてな?飲み物は家で準備し、母親自身は買ったサンドイッチは食べず、ありあわせの食料を食べるのではないか。続いてシンシナティでシニア夫婦2組と食事交流。1組は20年以上の付き合い、もう1組は最近アンチ・トランプのTシャツを日本まで贈ってくれた友人。いずれも日本の大企業、ベテラン社員だった。彼らの共通点はレキサス愛用、過去のステイタスを維持しているようだ。はてな?会食はビールで乾杯し丼物だけ。我々夫婦と類似の生活が偲ばれた。

 今回食事を共にした2組と観察した1組の3段階年齢層…中年、若い家族、シニア…で感じたことは、それなりに生活は質素ということだった。アメリカの庶民の普段の暮らしは単純で倹約型だ。週末には外食などで賑やかな雰囲気を家族で味わう習慣があるけれど。そういえばアメリカ転勤直後で借家生活だった当時、隣家は週末には必ず旦那がベランダでステーキを焼いていた。

 通常旅と言えば未知の地の世界遺産など人類の歴史や遺跡などを見聞することが多いのだが、私たちのように100か国以上訪問していると静止しているものより現在生きていて行動するものに関心が向く。それは文化によって異なる人間の行動だ。観察だけではなく、人との出会い、付き合いが大切なこと、言うまでもない。(自悠人)


Cincinnatiの日本食レストラン芽生(Mei)で食事、楽しかった!

2018-12-10 13:43:55 | 講演・アート・音楽・スピーチ

  電話の国で電話通じず:今回の渡米でも多くの友人に会う予定だった。博士課程で研究中会ったUCの新聞記者Dawnは有能な女性で今ではTV局勤務、その後も仲良しだ。筆者はホテルから毎日電話し、彼女の声を確認して留守電にメッセージを残したが滞米中返事は無かった。かつての隣人Paulにも下宿していたEnaにもメッセージを入れたが返事無し。彼らは高齢の所為か留守電のメッセージを聞かないようだ。Paul には彼の好きな寿司を持参して一緒に食べ、Enaとはレストランで食事した。教えていた大学、UCBAの学部長、Dr. Howellと懐かしの大学訪問を約束し、待ち合わせの大学ロビーで待ったが彼は現れず、後で尋ねたらUCのMain Campus で待っていたと。彼も年ですね。電話した友人の皆さん留守電ばかりでメッセージを入れても返事を得られないことが多かった。 Cincinnatiの日本食レストラン芽生(Mei): Kentuckyに住む2組の素敵なご夫妻、広紀・弘子夫妻、和也・Betsy夫妻、と我ら夫婦3カップル、計6人で日本食レストラン、芽生で食事した。往路、高速の出口を間違え、迷い、車から降りて散歩中のアメリカ人中年夫婦に道を聞いたらにこやかに「この道を真っ直ぐ行き突き当りを右へ」と教えてくれたので、「Thank you so much!」とお礼を言い、直角に腰を曲げ最敬礼したら、相手夫婦もにこやかに直角お辞儀の最敬礼を返してくれた。ユーモアと笑顔の素敵なアメリカ人にホンワカ。芽生到着。外面も内面も魅力的な広紀・弘子夫妻や和也さん・Betsy先生夫妻と食事。和也さんとBetsy先生は日本のICU、修士課程で出会い結婚してアメリカへ。Betsy先生はその後博士号を取得、UCの教授となり、筆者がUC の博士課程の時の恩師だ。この6人のDinnerもホンワカと素敵、Cincinnatiに戻ったら再現したい楽しい食事会でした。(彩の渦輪)

  写真3:Cincinnati空港も11月中旬にはもうクリスマス・ムード


車のトランクにキーを置いて蓋をした!

2018-12-09 10:22:14 | 講演・アート・音楽・スピーチ

  車のトランクにキーを置いて蓋をした!: Krogerというスーパーの前で車のトランクの中を見た際夫が車のキーを置いたまま蓋をした。夫は焦って助けを求めようとKroger店内へ。妻の筆者は車の傍に立ち、駐車場の買い物カートを回収する従業員に声をかけた。彼は車の運転席下部のペダルの1つをポンッと押し、トランクを開けた。筆者は満面の笑みで夫に伝えに店内へ。夫は店内で誰にも頼めず、「友人Enaかポリさんにでも助けを求めるしかない」と考えて店から出るところだった。夫がついでに思い出した。28年前、同じ事件があったことを。キーを車内に置き、エンジンかけっぱなしでドアを閉めてしまったのだ。その時ポリさんを呼んだらパトカーが3台もやってきた。キー閉じ込め事件が結構あったのだろうが、その対応道具を持っていたパトカーは1台だけ。その道具を持ったパトカーのポリさんは他の2台のポリさんに、「お前ら何しに来た?!」と笑いながら聞いていた、と。(彩の渦輪)

写真:1. Kroger店内にはクリスマス・セールの鉢植えが溢れ、2.CincinnatiのKenwood Mallは11月中旬にはもうクリスマス・ムードだった。


2回試みやっと目的を達するシニアになりにけり

2018-12-08 15:00:23 | 講演・アート・音楽・スピーチ

  2回試みやっと目的を達するシニア:アメリカへは年に1度は行くが今年は今回が3回目だった。2回目の目的…銀行関連…でミスをし、やり直しの往復だった。2回試みやっと目的を達するシニアになりにけり。だが良いことからスタート。成田から先ずシカゴに着き1泊してシンシナティへ、という三角切符。シカゴに住む夫婦に夕食と朝食をご馳走するだけのためにシカゴ経由の切符を買ったのだ。筆者夫婦は過去11年間アメリカにいる日本人が読む情報誌、J-Angleに旅行記を書き続けているが、その編集者が忍さんで大変な美人。ご夫君共々空港まで来てくれ近くで食事をしたのだが、エネルギーを頂ける素敵な若夫婦だった。デポジット社会:シンシナティ空港でレンタカーを借り、デポジット100ドル、大急ぎで5時に締まる銀行に直行、これは正解だった。いつも世話をしてくれるキースさんは都合でこの日と我々が帰国する前日しか出てこないという。彼に予約し、日本から予約したラマダ・ホテルへ。ここもチェックイン時にデポジット75ドル。デポジットは車を返したりホテルをチェックアウトした後、かなり経なければ戻ってこないので口座の見張りが必要だ。

 シカゴの大きなホットケーキ&アメリカならではのハーシュブラウン。これが朝食です。