あけぼの

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琴光喜よ、自己変革して頑張れ!

2010-07-03 13:41:48 | アート・文化

今回の相撲賭博に関し、世界一気弱な男、琴光喜関の懲戒処分(除名か解雇)は悲しい。理事長は短期の謹慎、無理にやらせられていた琴光喜への配慮は無い。伝統ある国技の病巣をえぐりたいなら最高責任者、理事長がまず辞めるべきであろう。琴光喜の初回の「かかわり否定」証言は法治国家のもと、何らかの処罰の対象となることは認めるが、そもそも彼に「身内の賭け」と言い、「自分の名を出さないように」と言ってやらせた大嶽親方を彼は慮った。この気弱な犠牲者を除名し理事長が居座る「トカゲの尻尾切り」は相撲への興味と愛を奪ってしまう。ドロ船の船長は最後でなく最初に去るほうが相応しい。

 私は琴と名のつく力士が好きだった。親方、かつての琴の若が顔から土俵に突っ込んで行った姿は今も脳裏にある。長年の相撲ファンである私だがもう相撲を見たくない。

 琴光喜関に贈る言葉:私もかつて世界一気弱な女だったが30歳で自己変革した。内向的になる原因を分析した。自らが他人に傷つけられるのには耐えられるが、自分の未熟さのゆえに人を傷つける恐怖心から消極的になり、特に否定的発言が出来なかったことが判った。「よし、どう思われようと言うべきことは発言するぞ、いつか分かってもらえればよい」と開き直り、内向性を克服出来た。

 琴光喜よ、この事件を契機として世界一プレッシャーに強い男に自己変革し、力強く生きて行こう。私は相撲観戦を止めても貴方の永遠のファンとして貴方の生き方を見守り、応援していますよ。(彩の渦輪)