シンシナテイ大学、レイモンド・ウォルターズ・カレッジの日本語、冬の学期の初日に一年生の教室に入ると、えもいえず嬉しそうな学生の笑顔が迎えてくれた。クリスもトラヴィスもブライアンもゲイリーもスコットもジョーダンも、デレックもみんな、みんなだ。なんとも表現しがたい優しくはにかんだ笑顔がみんな私の視線を待ち、教壇に落ち着く私に自分の視線を移動する。アメリカの大学一年生がこんなに純情だなんて。これらの笑顔は多分一学期の私の教え方や私と学生の関係を物語っているだろうと、心がふんわかとした。教師にとってはこの笑顔は宝石だ。今学期も一層準備に時間をかけ、誠心誠意の指導を心掛けよう!彩の渦輪(Jan.10, 2008)