コメント
 
 
 
Das wohltemperierte Clavier (mb000467)
2007-04-17 14:30:55
 "wohltemperierte" 部分を「平均律」と訳すことは確かに奇妙なことですね。「塩梅よく調整された」ほどの意味でしょうから。上記記事の「平均率」という表記は変換ミスですね(笑)。僕もたまに同様のミスをします。
 "wohltemperierte" が「12等分平均律」を指していたのか、その他の「不等分律」を指していたのかについて、音楽学上の決着はついていません。というより今後もつけられないでしょう。個人的には後者であると考えていますが。
 
 
 
そう!「平均律」です! (ogawa_j)
2007-04-18 17:52:42
mb000467さん、ご指摘ありがとうございました。早速修正しました。
今まで読んだ調律法に関する資料は、主にドイツ語ですが、一部バッハのこの作品を平均律を想定したと主張している人がいますが、総じてwohltemperierte Stimmungは平均律とは異なる調律法と考えています。多くの調性で美しく響く調律法が種々考案されていた当時、バッハもそのような調律法に則ったものを前提としていたと思います。キルンベルガーの調律に対する考えは、師であったバッハの考えを伝えているものと思います。
私はこのwohltemperiertの日本語として、「巧みに調律された」等どうかと考えています。
 
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