軽井沢は北海道・富良野の気候に似ているせいか、アウトレットモールの入口にラベンターが咲いていました。
東京では猛暑であっても、ここに来れば涼しいです。
1997(平成9)年の長野行き新幹線開業時に経営分離した、しなの鉄道の軽井沢駅。
もともと群馬県の高崎を起点とした信越本線は軽井沢、長野、直江津、新津を経由して新潟まで至る路線でした。新幹線が開業したのに伴い、信越本線は全区間のあちこち分断されています。
・高崎~横川 JR信越本線 (信越3)
・横川~軽井沢 廃線
・軽井沢~篠ノ井 しなの鉄道しなの鉄道線
・篠ノ井~長野 JR信越本線 (信越2)
・長野~妙高高原 しなの鉄道北しなの線
・妙高高原~直江津 えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン
・直江津~新潟 JR信越本線 (信越1)
( )内はマルス端末で経路を指定する際に表示されるもの)
しなの鉄道線はIC系交通カードが使えない代わりに、クレジットカード対応となっていました。
クレジットカードできっぷ購入。券面の下にクレジットカードで購入したことを示す「C制」印字。C制とは、クレジット(C)で購入した場合は、払い戻しに制限があるという意味で「C制」。払い戻しを申し出たら、駅員はまず、C制の印字の有無を確認します。「C制」の印字がなければ、現金で払戻し。その印字があれば、決済に使ったカードに返金する決まりです。
この乗車券の「軽井沢~佐久平」は乗車せず、しなの鉄道と小諸から佐久平のJR券を使った理由はJRのきっぷは遠くになるほど1キロあたりの単価が安くなる遠距離逓減制が採用されています。別々にして買うより、通しで購入してその中のわずかな区間を別途で購入したほうが安くなります。
軽井沢駅もかつて横川駅で販売されていた名物の「峠の釜めし」が売られています。新幹線開業前の横川駅は峠を上り下りする電気機関車の取り付けや引き離しに時間を要したため、その合間に駅弁を求めるお客さんが多くいらしていたようです。かくいう私も横川駅で購入した「峠の釜めし」を初めて口にしたときの感想はいろんな具材が入っていて美味しかったと。器は陶器になっていて、捨てるのに忍びなく自宅に持ち帰り。1合の米を炊くのに便利なアイテムだったのは記憶に残っています。
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