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ラスト白滝シリーズ・下白滝駅(その1)

2016-01-28 00:00:12 | 2015五能線&道央&カシオペア

 カーナビで確認すると、旧白滝から下白滝までおよそ4キロ。民家らしきものはなく・・・

 下白滝駅到着!!駅前1等地に真新しい民家が建っているのが見えます。しかし、定期的に下白滝駅を利用しないため、今年(2016)年3月25日を以って廃駅。何もない秘境なので、買い物に行くのも不便のはずなんだけど・・・。

 駅の改札口。下白滝駅の歴史は、となりの旧白滝より古く、1929(昭和4)年8月開業。旧白滝は地元の請願により、あとからできた駅なんです。

 開業当時は木製のラッチ、今はスチール製に取り替えられています。いつ頃無人駅になったか、ネットで調べても見つかりませんでしたが、人が多く利用していたころは硬券にパチンと鋏を入れたに違いない??

 左側は切符売り場跡。右側は国鉄手荷物扱い所跡なのかも知れない。今はすっかり寂れた山陰本線の長門二見駅も、国鉄時代は、何人も駅員さんが駐在し、出札窓口のとなりは手荷物取扱所。DD51機関車が客車を牽引し、最後尾は郵便兼荷物室。国鉄、郵政省どちらも国の事業なので、荷物の運送も一緒。昔は駅に荷物を託送することもできました。

 極端に少ない時刻表。

 紫のカーテンで覆われているところは、かつての駅事務室。

 駅事務室からの眺め。本当に何もないところです。目の前にあるものは、そば畑なのかな??

 ここはすれ違いができる、2面2線。手前は下り、遠軽方面。向かい側は上り、旭川方面。

 上り方面から見える駅舎。昭和4(1929)年建築なので、今年で87年目になります。鹿児島県の肥薩線、嘉例川駅は明治36(1903)年建築、113年経ってもバリバリの現役。こちらは87年目で廃駅とは惜しい。

 ここでも新しい駅名票に変わっていました。新しくなったのなら、この先もずっと現役でありたいのに。続きはまだまだ長いです。(取材時は2015年9月)
 
 「長崎県五島市富江町黒島」はなんと!!人口2名の島。島には96歳のお母さんと娘さんの2人暮らし。「富江←→黒島」の定期船は、毎週火曜日、1往復のみ。最盛時の人口は100名近くなのに、次々と島から離れていって、2人が最後だそうです。週に1回、定期船で通院やまとめ買い。秘島と認定したいところですが、住所が「五島市」なので、日本一の秘島は人口166名の青ヶ島村がナンバーワン。青ヶ島は週に数回は定期船が入港しているし、行政の中心、役場や郵便局、生活に欠かせない商店、夜遅くまでにぎやかな居酒屋が2軒もあるのに、黒島は1つもない。夜になると、波以外の音が聞こえないほどの静けさ・・・。
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