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「県境」の謎(その3)

2008-02-14 11:19:41 | 日記・エッセイ・コラム

Nisioizumi  非常に珍しい飛び地の「埼玉県の中にある練馬区」の話題はずっと前からありました。 
 ソースネクスト社のデジタルゼンリン全国地図で「練馬区西大泉町(郵便番号 178-0066」をヒットした地図です。
 ずっと昔、都県境ギリギリの埼玉県側に住んでいたころ、あの場所はどうなっているのか見に行きたいと思っていましたが、わざわざ見に行くほどではないと断念。

 ・西東京エリア情報「わが町のハテナ 飛び地のナゾ
 この本でもなぜそのような経緯になったのか、はっきりしないが、江戸時代の幕藩体制にあったらしいです。
 各藩の領地が大名の功績により、私有財産として与えられていたため、藩の飛び地が全国のいたるところにあった。
 明治時代の廃藩置県により、そういった飛び地をなくすように編成作業を行ったはずなのに、西大泉町の一角だけ昭和49年の宅地開発で飛び地であることを判明した。
 埼玉県新座市に編入したほうが行政面にも便利になるはずなので、住民たちに打診したところ、やはり「東京都」ブランドを捨てがたく、現在に至っているとのことでした。

Yomiuri  飛び地は西大泉町だけかと思ったら、もう1つありました。
 神奈川県川崎市多摩区の中に東京都稲城市の飛び地があり、読売巨人軍の室内練習場が都県境を複雑な形でまたいで建っています。
 練習中の選手たちは東京都と神奈川県をひっきりなく往復しているわけですね。

 東京都の部分だけ紹介しましたが、ぜひ本書で日本全国県境の謎をお楽しみください(笑)。

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