毎年、最北端の稚内市立図書館から最西端の沖縄県立図書館八重山分館まで図書館統計・資料、図書館名簿などを収録している「図書館年鑑2007」の寄贈が届き、うちの図書館のデータはどうなっている?気になるあの場所の図書館は・・・??と調べているうちに面白いデータを見つけました。
それは・・・・東京都 青ヶ島村立図書館
奉仕人口 200人
開館日数 358日
所蔵冊数 約6,000冊
登録者数 200人
貸出点数2冊まで
専任司書0名,管理者1名(兼任)
開館時間 8:30~17:00
1年といえば、365日。わずか年末年始の1週間を除き、ほとんど年中無休で開館ということになる。
かつては愛知県北設楽(きたしら)郡富山村のおよそ200名、日本一のミニ自治体の座を競っていたが、2005年11月に隣の豊根村と合併してしまったため、人口192名の青ヶ島村が日本一になっている。
図書館の開館日数がほぼ年中無休になっているのも青ヶ島村が日本一。
登録者数200名の数値が出ているので、青ヶ島村の村民になれば自動的に図書利用カードが発行されている。(というか、無人カウンターなので、カードがなくても借りられそうな気がする)
借りたり、元の位置に戻すのも村民に委ねているみたいですねぇ・・・。
わが街の図書館では受験シーズンになると、奥の静まった独立型の学習机や閲覧席のテーブルが開館直後すぐに満席。
ふだんは使わない部屋を自習室にすることもあり、受験生は1分1秒でも惜しむかように勉学に励んでいました。
自宅だと誘惑に負けてしまい、勉強がなかなか捗らないからでしょうか。
そんなときは・・・・青ヶ島村立図書館がお勧めです!
レジャーなどの誘惑に負けてしまうようなものもなく、断崖絶壁に囲まれた高台に図書館なので、そこから見下ろせる青々しい海が美しく、受験勉強もはかどるに違いない。
しかも、月曜日休館もなく、いつでも利用できます!
(↑ちょうど青ヶ島村役場前から見た風景。その向かいに図書館。2002年夏撮影)